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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・

月別: 2020年1月

久しぶりの更新です。
今回は小林泉美プロです。
張栩プロも少しだけ。

 

クリック↓↓

永代和盛の囲碁人生 Vol.27
(中学一年・3学期、仁風会編2)

黒・河野臨九段

白・井山裕太棋聖

封じ手の局面

黒の河野九段が▲で浅く踏み込んだ場面です。

白の井山棋聖が封じる局面です。

受けなら黒が勝ちそう

素直に白1と受けるのは黒が勝ちそうです。受けられて負けるようなら、もっと踏み込むはずということがあります。河野さんを信じるなら、これは黒が勝つはずです。

白の利き

白1を決めてから、白3が利きです。

そこから白9まで一気に封鎖して、黒を撲殺できれば白の中押し勝ちですが、さすがに撲殺はできないと思われます。

永代の封じ手予想

白1から様子をみて、展開しだいで上辺中央にぽつんといる黒一子の処遇を決めます。様子見の一着です。捉えどころがない場面では、様子見というのはよくあります。かなり自信がない一手ですが、一応は予想しておきます。

先日の公開対局の棋譜です。

つぶや棋譜にて

下記をクリックするとネット上で動かせる棋譜がご覧になれます。

大須賀聖良プロVS永代和盛 ←クリック

棋譜

黒 大須賀聖良プロ

白 永代和盛    131手以下略 白3目半勝ち

 

大須賀聖良プロVS永代和盛 2

 

解説・・・首藤瞬プロ

聞き手・・・大沢摩耶インストラクター

さて、だいぶ遅れてしまいましたが、囲碁研究という雑誌の八月号から女流アマによる勝ち抜き戦の企画に小田彩子が出ていました。
そして、なんと…。
無傷の6連勝でそのまま一月号で企画終了となりました…。
別に勝ち過ぎて終了になったわけではなく、元々の規定路線だったようですのでご安心くだはい(笑)
どちらかがツブれるような激しい碁もあれば、半目勝負の細かい碁もあり。有望な若手を相手にしたりと。出場選手はなかなかの顔ぶれです。
相変わらずの安定感!やるなぁ。
ちょっと報告が遅くなりましたが、皆さま見てね。永代塾囲碁サロンにもバックナンバーありますよ。

日時:4月5 日()14時半~17時半

場所:永代塾囲碁サロン

指導棋士:首藤瞬 七段

料金:会員/5,500円 ビジター/6,600円

スケジュール

13:00~14:30 公開対局大盤解説会

【茂呂有紗プロ VS 永代和盛】

解説 首藤瞬プロ

14:30〜16:00 多面打ち①(最高4面)

16:00〜17:30 多面打ち②(最高4面)

お祝い

大須賀プロの入段のお祝い、公開対局を観戦、指導碁に。

たくさんの方に来ていただきました。25人ほど来てくれたので部屋はパンパンです。スペースを心配しないといけないくらいに来ていただいて、本当にありがとうございました。

部屋全体がお祝いムードで本当に温かく、とても幸せな気分になりました。お祝い事って本当に良いですよね。

大須賀聖良プロVS永代和盛インの公開対局

因縁の対決再び

公開対局の解説は首藤瞬プロ、聞き手を大沢摩耶インストラクターが務めました。

パッションが縁で始まった因縁の対決も、いよいよ最終章に差し掛かってきています。

大須賀新初段は9月にプロになり、最近は研究会でも好成績を挙げてメキメキと頭角を表してきているようです。

今回、解説を務めた首藤プロも最近の研究会でやられたとか何とか…。さらにその後すぐに同レベルの棋士を連破したとか…。

これを対局前に聞いてしまって「そんな情報は聞かなきゃよかったな」と思ったり…。

それでも対局開始はもうすぐです。肝心の手合い割りは…。パッションの三局は六子→四子→四子。その後、韓国修行から帰ってきて院生に入る前に二子。

そして今回はパッションから始まった因縁の対決も卒業試験というつもりで互先でやることにしました。

ニギリをして大須賀プロの黒番、永代の白番となりました。

対局開始

対局のすぐ横の大盤で解説をしているので、すべて丸聞こえ。

聞いていないふりをするだけで一生懸命です(笑)

それでも、色々と補足説明するためについついしゃべってしまったり(笑)

大沢イン「首藤さんはどちらを応援していますか?」

首藤プロ「永代くんは弟弟子(おとうとでし)ではありますが、最近は私が聖良ちゃんに負けたので、永代くんに勝たれるのもちょっと…。」

と、もっともらしい理由で明言を避けていました。なかなかうまい。

大沢イン「観ている皆さまはどちらの応援ですか?聖良の応援の方は手を上げてください。……。永代さんは後ろ向きで良かったですね(笑)」

こういうやりとりに僕は笑いをこらえるのが精一杯ですよ(笑)

あー、これを書いたらばっちり聞いてたことがばれてしまうか…。ま、いっか。

それでも、大盤解説の声が聞こえるのは途中までで勝負どころに差し掛かってきたあたりから盤上に集中できていたように思えます。今になって考えるとコンディションは良い感じだったのかもしれません。

結果は…。

僕が戦いを避けに避け…。

地合いの勝負を目指し続け…。

時間攻めをして…。

コミにかけて…。

永代の白番3目半勝ちでした!

あー!公開対局なのに渋い碁を打ってしまってごめんなさい。
でもですね、勝ちたかったんですよ。執念の勝利なんですね。
これが一番勝率が高いと思ったんですよ。
大須賀プロ相手に戦いで挑むなんて自殺行為なんですよ。うん。

最後に

指導碁写真、棋譜は後ほどアップしたいと思います。

ビデオも撮っていたので、うまくいけばYouTubeにでも。(ビデオは大盤解説だけですが)

ちなみに持ち時間は40分の切れ負け。
院生やプロの手合いでは持ち時間のあとに秒読みがあります。
切れ負けというのはアマの大会特有の持ち時間なのです。

局後に首藤プロ「僕だったらその持ち時間では、やりたくないと言ってたと思います。もう本当にゲームが違うようなものですからね。

永代「サッカーとフットサルくらいの違いがありますよね」

自分の中ではうまい切り返しが決まった気がしましたが、反応はどうだったでしょうか。
よく覚えてません(笑)

永代「秒読みをつけてしまうと、終局までに何時間かかるか分かりませんからね。仕方なく切れ負けにしたんですよ!運営上の都合なんですよ!本当に!うん!」

と苦しい説明を(笑)

大沢イン「では次は秒読みをつけてやりましょうか…」

永代「30分と秒読み30秒くらいですか?それだと長くなるか。」

大沢イン「そんなに長くなくていいんじゃない?」

永代(あれ…?よく考えたら何か変な流れだぞ…?)

永代「なぜ、いつの間にか相手の土俵で戦うことになってるんですか?」

永代の必死の抵抗に、観戦者からも笑みがこぼれます。

首藤プロ「では、事前に持ち時間を発表しておけばいいのでは?」

ということで落ち着きました。

この流れは…。

リベンジマッチがあるかも!?

……。

どうしよう?

このまま勝ち逃げしたいなぁ〜(笑)

大須賀聖良女流棋聖とかになったら、このままのほうが自慢できるしな〜。

でも、とりあえず二段に昇段したらまた何かやりましょう!ということになりました。

今後の展開をお楽しみに!

2020年1月12日

公開対局に備えて

By igosalon
昨日の夜に、大須賀聖良初段との公開対局に備えて、簡単めな詰碁をやってみました。しかし、3分くらいで気を失いました(笑)
3分やっただけで30 分は寝れたな。
詰碁という睡眠剤の効果はすごい。
12月のペア碁選手権世界大会前ですら勉強しなかったので、この3分でどれくらいやる気があるか伝わりますか?(笑)

宇佐美インストラクター主催の有段者研究会「U研」
俵インストラクター、矢野インストラクターも参加します。

持ち時間40分のリーグ戦を2局。 真剣に検討も行います。
仲間と切磋琢磨しながら、棋力アップを目指しましょう!

〈日時〉
毎月最終土曜日 18時~21時

〈参加資格〉初段~六段ぐらい(大まか)

〈参加費〉
・1回/2,500円(学生2,000円)
・3ヶ月定期/6,000円(学生4,500円)                                                                   使えなかった3ヶ月定期は、+500円で当日券として使えます。

〈ルール〉1日2局、ハンデ戦 持ち時間40分

〈講師〉宇佐美太郎、俵友祐希、矢野瑞季

 

予約お問い合わせ↓
(宇佐美PCメールアドレス)

sakinohaka0520@yahoo.co.jp

前回までの記事はこちら↓↓

大須賀聖良プロとの因縁とは【1】

大須賀聖良プロとの因縁とは【2】

 

「パッション」認定対局の2戦目

永代の懇願でリベンジマッチが実現しました。前回のど完勝で四段から一気に六段となった聖良ちゃん。

2戦目は四子となりました。

前回の六子から二子減ったとはいえ、内容的には四子でも負けていたでしょう。私の心に怠慢があったことは否定できません。「相手はいつか間違えるだろうと…。」

今回は心を入れ替えて、勝負に徹しようと思いました。観ている人には申し訳ないけれど、もう負けるわけにはいかない。「連敗は実力」というのが勝負の世界の通説です。うわ手にこのように思わせる時点で、聖良ちゃんは勝負の世界を意識させる相手ということです。

永代(今回は勝つ…)

永代の作戦

 

当時で私の囲碁歴は25年弱ありました。小学生時代の田舎の碁会所から始まり、修行時代の院生や棋士を相手にして、その後はアマの大会に出場して、さらにインストラクターとして、入門者から高段者まで指導しています。

とにかく色んな方と対局している経験から、最初の30手くらいの打ち筋と対局姿勢、心構えなどを考慮して、大体の人の棋風が分かります。これは指導経験が豊富なインストラクターであれば、同感してくれることでしょう。

このあたりの駆け引きは私の得意分野です。中盤くらいになると、ここではこう打ってくるなとか、こう打てば間違えてくれるなというのがある程度分かります。これは、した手がうわ手にやられる理由としては多いのではないでしょうか。

そして、聖良ちゃんをどう分析するか。ここまで詳しく書きましたが、実はそんなものは必要ありません。誰がどう見ても攻め一本の子供です(笑)

対策としてはただ白が守っておけばいいのです。そうすれば白の強いところでも戦いを起こしてくるので、そこにカウンターを合わせればいいだけ。実に簡単なのです。

第2戦目は全く予想どおりの展開で、黒がボロボロになりました。

永代(ニヤリ)

これで一勝一敗。

またまた再戦の雰囲気

認定対局のチャレンジは月に1回で合計6回(インストラクターには5回)しかありません。
ここで終わりになりそうなものですが、誰が言い出したかは分からないですが「決勝戦をやらないとね」という空気になりました。

ということで、5回中の3回を聖良ちゃんVS永代の為に使ってくれるという異例の事態です。

さすがに次はパッション内での最終決戦です。

勝つだけなら、2戦目のような作戦を採用すれば95%くらい勝ちます。
でも、さすがにそんなことは誰も求めていないでしょう。
次は打ち合いでも何でも受けて立つぞと決めました。

打ち勝ってノックアウトする!
内容でも勝負でも勝つ!

前回の記事はこちら↓↓

大須賀聖良プロとの因縁とは【1】

 

六子局での認定試験

前回の記事でもあったように、普通の四段では六子では黒が少し苦しい手合いです。
のはずです。そうなんです。

対局が始まりました。
大須賀聖良プロは背筋がピンとしていて小学生ながらに凛々しく、すでに大物感が漂うようなオーラを持っています。
置き石を打つ手つきですぐに伝わります。
こういうところが囲碁の面白いところだと思ってます。

とはいえ、まだ小学生の四段。

戦ってくればツブしてあげるし、守ってばかりいたらリードをジリジリと詰めて、終盤でひっくり返します。
ヨセは私の専売特許です。

永代(まずはいつもどおりに、黒から見て上辺カカリからの大ゲイマビラキだ)

その後は下辺に舞台が移り、激しい戦いが始まりました。死闘開始。

聖良ちゃんの棋風は纏っているオーラのとおりで戦いオンリー。

永代「ほほう。うわ手相手に戦いを挑んでくるか。頭をなでなでしてあげながら、いなしてあげるか、それとも思い残すことなく一刀両断にしてあげようか。」

(ヒカ碁の佐為VS塔矢アキラのパクリ風)

戦いはどんどんと激しくなっていきます。

永代(なかなかやるな。ここまでは置き碁に関係なく互角に戦っている。でも、これは最後まで続くわけがない。相手は四段だ。一回でもミスをしたらツブレコースだぞ。うっしっし。)

その後も聖良ちゃんは厳しく戦ってきます。

永代(ほう、まだこんなに戦ってくるか。そう大したミスも見当たらない。置き碁だし、かなり苦しくなってきたな…。指導碁ならここで聖良ちゃんを褒めながら投了しても良いくらいだ。

でも、一回でも間違えれば…。ここはとりあえず「セキ」にして勝負を長引かせておくか。
勝負が長引けば、ミスも出てくるだろう。
しかし、碁盤の上半分は全く関係のない戦いになってるから、体感としては四子くらいで戦っている感じだぞ。
なかなかやるな。
そろそろ勝負手を放たねばなるまい。
大体は勝負手を放てば、間違うんだよな。)

白は粘りに粘って勝負手の連発!

永代(聖良ちゃんの着手も早くて的確だからここで投了しても良いくらい。
でも、ここで投了したら放送時間が余る…。まだ間違える余地もあるし、最後まで粘ってみるか。)

そして、最後は…。

勝負手はことごとく不発に終わり、返り討ちに。
さらに「要石」を取られたことで、その前にできた「セキ」も「セキ崩れ」となり、全滅…。

盤上で息をしているのは白の初手と三手目である、カカリと大ゲイマビラキだけのようなもの。
本当に全滅したといっても過言ではないツブれっぷりです。

白が。

そして、局後には司会の稲葉禄子さん

「ながよっちは耳を真っ赤にして、身体を前に乗り出してたのに対して、聖良ちゃんは背筋をピンとして、まだ打つの?って表情だったよー。どっちがインストラクターか分からなかったね(笑)」

と言われる始末。

しかし、ここまで綺麗に叩き潰されてしまっては「わが生涯に一片の悔いなし!」

と、なりそうですが…。

永代(いやいや、待てよ。このまま終わるわけにはいかんだろ。恥をしのんで…。くぅ〜)

永代「もう一度、対局させてください…。」

つづく