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| 佐田篤史七段 | 大西竜平七段 | 大竹優七段 |
| 福岡航太朗七段 | 上野愛咲美六段 | 酒井佑規六段 |
| 田中康湧五段 | 伊了四段 | 池本遼太四段 |
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| 高雄茉莉二段 |
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永代囲碁塾
囲碁を習いたいけれど「忙しくて通えない」「近くに教室がない」など…そんな声をよく耳にします。
たしかに囲碁界はこれまで「リアルの交流こそ楽しい!」「碁盤と碁石の感触と音が最高!」という文化が根強く、オンラインレッスンはあまり浸透してきませんでした。
ところが、コロナ禍をきっかけに状況が変化してきました。
忙しい社会人の方や、地方で囲碁教室が遠い方、そしてデジタルネイティブ世代の方たちから「オンラインで気軽に習えるのって便利!」という声が増えてきています。
今では、オンラインレッスンもごく自然な勉強方法になりつつありますね。
永代囲碁塾では「楽しく棋力アップ」をモットーに、ビデオ通話で碁盤を共有しながらレッスンしています。
よくある「指導碁をして軽く検討して、はい終わり」という形ではありません。
事前に課題を聞いて「テーマ別の講義」をしたり、「詰碁の解き方」を教えたり、のちに「指導碁の棋譜添削」もお送りします。
さらに、レッスンとレッスンの間の対局についても棋譜添削しますし、気になる疑問があればいつでも相談できます。
まるで「自分だけの囲碁の師匠がつく」ような感覚で続けられるのが特徴です。
講師は永代和盛、小田彩子など「囲碁歴30年以上・指導歴20年以上・アマ全国優勝経験あり」の安心感たっぷりの講師陣。
自分のペースでしっかり上達したい方にはぴったりの環境です。
ご質問やご要望はサイト内の「お問い合わせ」や下記メールよりお気軽にどうぞ。
nagayojyuku@gmail.com
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一力遼棋聖 VS 井山裕太王座の王座戦で現れた黒1の打ち込み。
これは白が大々ゲイマでヒラキをしているところへの打ち込みです。
プロの実戦では基本定石がなかなか現れないので、基本定石だけを説明しておきたいと思います。
プロはこれを基にして、色々と変化を考えているということを感じていただければと思います。
黒1から13まで黒が実利、白が厚みというワカレになるのが一般的です。
黒13が好手で、次に黒はaとbを見合いにできているので、ツナがることができています。
プロの碁としては、これは少し黒がカラい(=白が甘い)定石となっています。
白は打ち込みに対して手も足も出ないわけではありません。
白1のツケが返し技です。
これを完璧にマスターするのは難しいので狙いだけを説明しましょう。
白1に黒2と受けてくれたら白3が手筋です。
次に白は「aのツキ破る手」と「bの両アタリ」を見合いにしています。
これはハマり形となり、黒は整形する術がありません。
よって白1には黒2とハマリを回避しますが、白5のツキ抜きが気持ちの良いところです。
ここの変化図はいろいろあって難しいところです。
とりあえず、こういう手筋があるということも織り込み済みで、黒がカラい基本定石ということはお伝えしておきます。
黒1の打ち込みのときに白2と一回だけツケを打つ(ツケ一本と言う)対策方法があります。
それから白4と何事もなかったかのように普通の定石を目指します。
白4に対して黒5と変化してくる分には白6くらいでも十分でしょう。
形勢はともかく、黒1の打ち込みを華麗にかわした感じはあります。
黒の思惑を外したという点で合格点でしょう。
白4以降で普通の定石のように打ったらどうでしょうか。
違いが現れるのは黒15のときです。
白2があることにより、白16で黒がハマり形になってしまいました。
これで黒はツナがることができずに、白の作戦勝ちです。
白2のツケ一本はこういう目的があったのです。
実戦はこれらのことを踏まえて、手順などを工夫してたら大乱戦となりました(笑)
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王座戦挑戦手合・第三局は11月14日(金)、大阪市の「ウェスティンホテル大阪」で行われました。
シリーズはここまで1勝1敗。
勝ったほうが一歩前に出る天王山の一局です。
1図
中央で競り合いが始まり、まだ互角の形勢。
そこで、一力棋聖は白1、3とツケコシ切りを炸裂させました!
戦いの激しさがより一層増した局面です。
井山王座の受けやいかに・・・。
2図
黒は4のブツカリで最強の頑張りを選びました。
井山王座らしい妥協のない厳しい一着です。
しかし、結果的に白の反撃を喰らい、これが敗着となってしまいました。
黒は横に引いて繋がりを確かめておくくらいで、互角の形勢のようでした。
一力棋聖の、一瞬の隙も見逃さず一気に勝負を決める嗅覚はさすがとしか言いようがありません。
白番の一力棋聖が中押し勝ち。
これでシリーズの成績は井山王座の1勝2敗となりました。
一力棋聖は王座獲得まで残り1勝。
井山王座はもう一局も負けられない、あとがない状況となりました。
第四局は11月28日(金)、石川県金沢市で開催予定。
最終局(第五局)は12月12日(金)、東京都内で予定されています。
一力棋聖が五冠達成まであと一勝となりました。
次局で井山王座が踏ん張るか。
歴史が生まれる一局になるかもしれません。
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囲碁教室&出張レッスン
永代囲碁塾では棋力向上に最も大事な「基礎の考え方」を中心に指導しています。
各種囲碁教室、出張個人レッスンなど実施中。初心者〜県代表レベルまで可能です。
永代囲碁塾
先週は16人でしたが、今回は少し減りました。
街中ではインフルエンザなども流行っており、体調不良の子もいるようです。
体調にはお気を付けてお過ごしください。
毎回いろいろと教えるのですが、今回は上級者がよく使うフェイントについて。
囲碁の格言に「取りたいほうの反対側を切れ」というのがあります。
言葉だけで考えるとただのフェイントですね。
「そんなのすぐにバレるに決まってるじゃん」と思いますよね。
まぁ、けっこう意外とバレないものでもあるのですが・・・(笑)
実はこの格言はただのフェイントではなく、使い方に深い意味があるのですが、ここで説明すると長いことになるので別の機会に。
この格言を使いこなせたら間違いなく有段者以上です。
しかしちょうど、長女がやるくらいの「反対側を切れ」というのはただのフェイントのことが多いですけどね(笑)
今回はそのことについて少し教えました。
まぁフェイントに限らずに、ついつい相手の意図を考えずにお付き合いして、本当の狙いに気づかないことが多いんですよね。
囲碁はこのあたりの訓練ができるゲームなので「本当の狙いを読む」、「全体を見る」など、人生にもいろいろと役立つ習慣が身につきます。
そのほかにもここで挙げるには大変なくらいにたくさんありますが、囲碁という文化が長い間続いているのも、このあたりに理由がありそうです。
11月12日(水)に第4号が配信されました。
次回の第5号配信は11月19日(水)となります。
来年からは有料配信にする予定なので、今が有料級記事を無料でお試しするチャンス!
コンテンツは下記となります。
・囲碁界ダイジェスト
・永代囲碁塾ダイジェスト
・アマ囲碁界特集 「 第8回 SGW杯 中庸戦 大盤解説会 」
・囲碁棋士ピックアップ 「 山下敬吾九段 」
・Q&Aコーナー 「 質問募集中! 」
・今週の永代家創作詰碁
・今週の囲碁講座 「 陣地は家づくり(2) 」
・コラム・永代和盛の囲碁人生(4)
・編集後記
ぜひ、無料会員登録をしてご覧ください。
永代囲碁塾では「技術面」だけでなく「基礎的な考え方」を中心に指導しています。
基礎がしっかりしていないと、技術面の勉強をしても効果を発揮しにくいでしょう。
まずは永代囲碁塾で基礎から学ぶことをおすすめします。

永代囲碁塾
【 目次 】各コンテンツをクリックでご覧いただけます
・ アマ囲碁界特集「 第8回 SGW杯 中庸戦 大盤解説会 」
・ 海外囲碁通信 ※今回はお休み
永代囲碁塾
囲碁シルの紹介記事 ←囲碁シルの説明はこちら
囲碁普及が期待されている囲碁アプリ囲碁シル。
プレイヤー同士が戦う対人戦モードで、少し話題が広がっています。
もともとは囲碁入門のその後あたりのライト層をターゲットにしているはずのアプリなのですが、
実際には棋士やアマ強豪といったガチ勢が参戦し、初心者や級位者を相手に連勝を重ねるという展開になりました。
「初心者や級位者をボコボコにして何をしているのか」という声も、あちこちで聞かれるようになっています。
そこで、Xでこんなアンケートを取ってみました。
囲碁シルをプレイしている級位者の方に質問です。
— 永代和盛(永代囲碁塾) (@nagayojyuku) November 9, 2025
対人戦で囲碁棋士やインストラクターとマッチングしたら…#囲碁シル
対人戦で棋士やインストラクターとマッチングしたらどう思うか。
結果は意外にも、嬉しいと嬉しくないがそう変わらないという形になりました。
私の予想は「嬉しいが50%」「嬉しくないが25%」「何とも思わないが25%」くらいでした。
予想よりも、嬉しくないが少し多かったですね。
つまり、有名な人と打てて嬉しいという人もいれば、実力差がありすぎると面白くないという人も同じくらいいるということです。
さすがにこれはちょっと問題ですね。
おそらくガチ勢の多くは、悪気があって参戦したわけではなく「新しい囲碁アプリが出たから少し触ってみよう」→「面白かったからちょっと続けてやってみよう」という軽い気持ちだったはずです。
それでも、ライト層にとっては厳しい現実になってしまいました。
囲碁界には、それぞれの居場所があります。
たとえば野狐やタイゼム、幽玄の間などのオンライン対局場は、ガチ勢が腕を競う場です。
囲碁シルは、入門者や級位者が安心して囲碁を楽しめる場所として期待されています。
だからこそ、利用層に合った環境づくりが大切になってきます。
これは私の野狐のアカウントなのですが、申請としての最高段は三段なので、そこからスタートしています。相当なことをやらかさない限り、負けることはあまりないと思います。
ただ、打つのが少し面倒になってしまい、このあたりでストップしてはや数年・・・(笑)
野狐はこうやって直近の成績が○と×の数で見やすいですし、棋譜も見られるので実力がすぐに伝わります。この人は始めたばかりの強い人だなと、すぐに判断できるわけです。勝ち星によって段級位が決まるので、そのうちちょうど良いところに落ち着きます。
そのほかの場所ではポイントとしてレーティングが採用されているところもありますね。
一方で、現状の囲碁シルでは、そうした情報が十分に可視化されていません。(Pマークつけるとかどうでしょう?)
連勝中のプレイヤーが、実はプロだったという状況も起こりやすくなっています。
もし戦績や強さが、もう少し分かりやすい形で表示されていれば、今回のような混乱は少なかったかもしれません。
とはいえ、まだリリースから一週間ほど。
運営側も、対人戦のマッチングに関する問題点についてすぐにメッセージを出しており、その対応はとても早くて良かったと感じました。
今後のアップデートで、より安心して遊べる環境が整っていくことを期待しています。
やはり囲碁シルは、入門から級位者(二桁級)を中心に楽しんでもらう囲碁アプリです。
ガチのオンライン対局場とは一足違った、ライトな方向性があるので、この方向性を大事にしながら、誰もが気持ちよく楽しめる囲碁アプリとして育っていくと嬉しいですね。
11月5日(水)に第三号が配信されました。
次回の第4号配信は11月12日(水)となります。
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コンテンツは下記となります。
・囲碁界ダイジェスト
・永代囲碁塾ダイジェスト
・アマ囲碁界特集 「 第46回 少年少女囲碁大会全国大会(個人戦) 」
・海外囲碁通信 「 ブラジル編 」
・業界人インタビュー 「 宇佐美太郎インストラクター 」
・Q&Aコーナー 「 質問募集中! 」
・今週の永代家創作詰碁
・今週の囲碁講座 「 陣地は家づくり 」
・コラム・永代和盛の囲碁人生
・編集後記
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第51期天元戦挑戦手合五番勝負の第3局が、11月9日(土)に佐賀県唐津市「おんくり唐津」で行われました。
挑戦者は志田達哉八段。迎え撃つのは一力遼天元です。
一力天元は現在、棋聖・名人・本因坊・天元の四冠を保持。
志田八段にとっては初の七大タイトル挑戦という注目のシリーズでした。
今回の開催場所は佐賀県の唐津です。
九州にトップ棋士がくる機会はそうそうありません。
対局会場では多くの囲碁ファンが集まり、解説会など観戦イベントも行われたようです。
私も長崎に住んでいるころに開催されていたら、見にいきたかったところでした。
序盤早々でびっくりの一手が飛び出しました。
△のツケです。
実はこれは右上の白1子のシチョウアタリなんです。
少し遠くて、油断していると気付かなさそうですよね。
AIの候補手もツケだったようです。
棋士にとっては当たり前の一着なのかもしれません。
そうこうして、結果は一力天元の気合いが志田八段を圧倒して勝利。
見事に3連勝で防衛となりました。
これで天元3連覇、通算4期の獲得。
シリーズを通じて圧巻の強さを見せた一力天元は四冠を堅持し、次のタイトル戦へ弾みをつける結果となりました。
志田八段は惜しくもタイトル奪取ならずでしたが、堂々たる戦いぶりで存在感を示しました。
持ち味のいぶし銀で、再挑戦してほしいですね。
何にしても一力天元、3連覇おめでとうございました!
次は棋聖防衛戦かな?
タイトル戦が続きますね〜!
11月5日(水)に第三号が配信されました。
次回の第4号配信は11月12日(水)となります。
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永代囲碁塾では「技術面」だけでなく「基礎的な考え方」を中心に指導しています。
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女子囲碁リーグ(Li LEAGUE)特設サイト公開のお知らせ ←(日本棋院)
前回の第1回は日本女子囲碁リーグとして開催されていましたが、今回からは「 LI LEAGUE(リーリーグ) 」という名称でスタートするようです。
ちょっと呼びにくい感がありますが、そのうち慣れていくでしょう。
さっそく、第2回のドラフト会議もありました。
このドラフト会議で5チームの各4名の選手が決まりましたね。
詳しくはこちら
【第2回 日本女子囲碁リーグ(Li LEAGUE)】
— 日本女子囲碁リーグ/Li LEAGUE(リーリーグ)【公式】 (@li_league) November 7, 2025
✨各チームの選手が決定しました✨
🧡チーム囲碁・将棋チャンネル:鈴木伸二監督
・藤沢里菜女流本因坊
・謝依旻七段
・茂呂有紗三段
・高山希々花初段
💚チームセンコーグループ:吉原由香里監督
・上野愛咲美女流名人
・向井千瑛六段
・辻華三段… pic.twitter.com/CWcEJBa3i5
今回は第1回の経験を生かして、色々と改善されているようです。
スポンサーの都合で継続されるのかな?などと心配もありましたが、何とか無事に女流棋士の熱き戦いが継続されるということで、今後の展開が楽しみです。
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