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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・

永代家の囲碁日記・名人への道

前回の続きから

前回と同じ碁から取り上げます。

「二子にして捨てよ」←前回はこちら

ツケノビ定石とは

初級者が19路で対局するようになってから覚える3大定石の一つに「ツケノビ定石」があります。

【永代塾の勝手に3大定石】

①三々定石

②二段ビラキ定石

③ツケノビ定石

黒1の星に白2とカカリを打たれたあとのことです。

黒3のツケ、黒5のノビを組み合わせたらツケノビとなります。

これがツケノビ定石のスタートですね。

その後は黒13までお互いに自分の構えをしっかりさせるワカレになります。

ツケノビ定石はお互いに形がしっかりとして、扱いやすいことから初級者に人気の定石なのでしょう。

【問題・黒番】ツケノビ定石その後

左下と右下でツケノビ定石が打たれていますね。

状況としては白の勢力(下辺と右辺)に対して、黒の打ち込みは少し無理気味かと思われます。

そんな時は上から(中央側)から圧迫して、白の勢力拡大を防ぎましょう。

しかも、先手で。

『失敗』何も考えなければ…

黒1が先手で利きます。

そして、黒3も同じく先手で利きますね。

先手で白の勢力を制限したので、黒は満足!!

………。

とはなりません。

逆に白に喜んで受けられているという現状があります。

それは正解図と比較していただければ分かります。

『正解』最大限に利かす

黒1のハサミツケが手筋です。

白は2と受けるよりなく、黒3が先手で利きます。

そして、これ以上は先手で利かないので手抜きをして他へ回る、というのが最善の正解です。

失敗図よりは白をへこませていますね。

手割りで検証

別の角度から比較してみます。

黒1に対して、白2と受けるのは明らかにへこんでいます。

黒1には白3と受けますよね。

黒1に白3と受けたのが失敗図です。

ただ、正解図は手順こそ違えど黒1に白2と打たせたことに変わりないのです。

正解図で手順を駆使したことにより、この図を実現することができたのです。

このように、他の手順で比較することで効率を測ることを「手割り」と呼びます。

『正解変化』白の反撃は無理

ちなみに黒1のハサミツケに白2と反撃するのは無理手です。

黒7まで左右に分断して、黒が攻勢です。

下手すると、どちらかの白が取られてしまう事態にまで発展するかもしれません。

普段なら黒1や5は黒の裂かれ形を作ってしまうので悪い手とされています。

ただし、今回の場合はツケノビ定石の要である▲があるので、左下の黒は鉄壁のように強くなっています。

見方を変えると、黒の鉄壁に白を押し付けている考え方にもなるのです。

使いやすい手筋

前回の「二子にして捨てよ」と今回の「ツケノビ定石その後」はいかがだったでしょうか。

実戦でよく使える手筋なので、覚えて損はありませんよ!

というよりも、実戦から取り上げたので実戦で出てくるのは当たり前ですね(笑)

2021年2月28日

【次男】コウが分からない

By igosalon

9路・第52〜53局

次男にはルールをほぼ教えずに対局しているので、細かいことは分かっていません。

それでもたくさん対局してると終局の感覚はついてきました。

なので、そろそろ9路なら大会に出せるかなぁと考え始めたのですが、大事なことに気付きました。

次男はコウが分からない

囲碁のルールは基本的に簡単ですが、唯一コウというものだけは少しハードルが高いですよね。

教えてすぐに身につくものだろうか。

しつこく教えると囲碁は難しいというイメージを持ってしまわないだろうか。

長男のときはどうだったかなあ?

悩みどころですね。

多面打ち指導碁から

子供教室で送迎をしてくれていたYさん(生徒のおじいちゃん)が、金曜教室に通い始めてくれました。

どこで縁が始まるか分からないものですねぇ。

【問題・黒番】最大限に利かす

そのYさんとの指導碁です。

白37とカカえたところです。

これで黒26の一子は取られてしまいました。

しかし、この黒26にはまだ利用価値があります。

最大限にこの黒26を利用しましょう。

『失敗』味の良いポン抜き

黒1が自然に見えますが、これは淡白な利かし方です。

続いて白Aとポン抜かれると、それ以上の利きがありません。

これでは取られた石を最大限に利用したとは言えません。

『正解』二子にして捨てる

まずは取られている黒一子をあえて黒1と逃げるのがスタートです。

白2と打たれて無駄に取られているように見えますが…。

黒1と一回逃げたことによって、ダメの数(×)が二つに増えました。

このダメの数が増えたことが、取られた石を最大限に利用するためのポイントです。

続いて黒3から利かすのが手順です。

そして、黒5、7も先手で利かせます。

ダメが二つに増えたことにより、利きが2回になったのです。

失敗図よりも利きが増えましたね。

これで白Aと抜かせてから、黒はまた先手で他へ向かうことができます。

二子にして捨てるのは地が少し損ですが、それ以上に2回の利きのほうが利益は大きいのです。

金曜教室(永代塾囲碁サロン)

毎週金曜日の13時から16時ごろまで、武蔵小杉の永代塾囲碁サロンにて教室をしています。
内容は下記のとおりです。
①講義(約30分)
テーマ別での問題形式が中心です。
少ない言葉で分かりやすく説明するをモットーに教えています。
②多面打ち指導碁
希望者には棋譜を採っておき、メールにて棋譜添削もしています。
③宿題
希望者には詰碁などもメールで送らせていただいています。
上記のようにサービスは本当に充実していると思います。
是非、一度遊びにきてみませんか?
明るくアットホームな雰囲気の教室ですので、お気軽にお問い合わせください。

長男は歯ぐきが痛いらしい

昨日あたりから、長男が口の中が痛いと訴えてきたので見てみると、下の前歯の手前の歯ぐきがもっこりとしていました。

お父ちゃんの見立てでは…。

お父ちゃん「これは大人の歯(永久歯)が出てくるな…。」

そして早速、歯医者さんに連れていきました。

先生「これは手前から歯が出てきますね。普通は真下から乳歯を溶かしながら永久歯が出てくるのですが、今回のは少し変な角度です。」

と言われて予想どおり。

なぜ、予想できたかと言うと…。

お父ちゃんは子供の頃から歯が強くて乳歯はなかなか抜けませんでした。

小学6年の頃には長崎から単身で、千葉の院生の寮へ入ったのですが、その時にはまだ乳歯が5本くらい残っていたんですよね。

永代少年は全く気にしていなかったのですが、この事実を知った寮母さんにとても心配されました。

(ここは普通なら小学5年までに母親が気にするところだろう…。さすがのん気な永代母)

寮母さんはすぐに仲良しになっていた歯医者さんのところへ連れていってくれました。

千葉の歯医者さん「これはすぐ抜かないと間に合いませんね」

ということで2週間に1本くらいのペースで、麻酔注射を歯に打ち込まれながら乳歯を抜いていったような記憶があります。(記憶は曖昧ですが1ヶ月に一本くらいかな?)

永代少年が良いペースで乳歯を抜いていったのですが、なぜか大人になった今でも1本だけ乳歯が残っているのはここだけの秘密です。

こういう経験があるので、最近は長男の歯のことを気にしていました。

長男の乳歯はお父ちゃんに似て強そうなんですよね…。

このエピソードを長男の診察の時に話したら、

歯医者さん「そんなところはお父さんの真似をしなくていいのに…。でも最近はそういう子供が増えてきているんですよ。そこまで心配することではないです」

と言われたので一安心。

永代(最近の子供は…?私は25年前の話だけれども…(笑))

とか無駄に考えているときに

歯医者さん「すぐに永久歯が歯ぐきを破ってくると思います。歯ぐきをやぶって2週間で乳歯が抜けない場合は乳歯を抜くことも検討しましょう」

と言われてしまって少しドキドキです。

長男なんかは「いやだー!!」とか叫んでます。家で(笑)

今後の進展は、皆さまに随時報告していきます。

同世代の子供を持っている親も、これからの世代も、まだ乳歯を持っている大人も、単純に好奇心があるだけの方などは必見です(笑)

ところで、囲碁日記なのになぜ歯の話をしたかと言いますと…。

ただ、診察までの間の時間を使って一緒に詰碁をしていただけなんですけどね。

詰碁はいつでもスキマ時間で、どこでもできるので、お勧めの勉強方法です。

教室生やレッスンを受けている方々に、詰碁の重要性を伝えたらたくさんの人が詰碁に取り組むようになりました。

これを見ている人には伝えたいです。

「詰碁は裏切らない」

NHKで流行ったマッチョの皆様が言っていそうな言葉ですね。

2021年2月26日

【長男】大石を仕留めるも…

By igosalon

ガチンコ八子局・第10局

最近のお父ちゃんの具合の悪さは花粉症が始まっただけでなく、さらにグレードアップして副鼻腔炎になっていたようです…。

原因不明の頭痛が二日続いて、何だろうと思っていたら、その後によくある副鼻腔炎の症状が…。

花粉症からの副鼻腔炎には何度かなっていますが、頭痛は初めてです。

副鼻腔炎がパワーアップしているのか、私が弱体化しているのか…。

後者の可能性が高い今日この頃です。

副鼻腔炎も落ち着いてきて、久しぶりに一局!

序盤で白の大石を仕留める

最近の長男は積極的に戦うようになってきて、本来のスタイルを取り戻しつつあります。

今回は序盤から25子くらいの白を召し取って、大優勢。

普通なら投了ですよ。

八子のうえに、大損害ですからね。

しかし、ガチンコ対決である以上は投了しない限りは逆転を狙い続けます。

白のラストチャンス

黒のミスが2回ほど続いて、かなり白も追い上げてきたところです。

最後の決戦で良い感じにごちゃごちゃしてきました。

【問題・黒先】白の猛追を振り切れるか

さぁ、黒番です。

手筋を使って、白を仕留めてください。

仕留めきれないと、逆に右上の黒が取られてしまって大逆転になってしまいます。

『正解』両押す手なしに誘導

まずは黒1のコスミが粘り強い手です。

白2なら黒3から5と外からダメをつめるのが手順です。

そして、白6と愚形にさせてからの黒7でフィニッシュ!

白は黒のダメをどちらからもつめることができずに「両押す手なし」の格好です。

『正解変化』やはり外からつめてダメヅマリ

黒1に白2と打つのも少ししぶといところです。

これにはまず黒3と白のダメをつめておくのが大事になります。

白4の交換をしてから、やはり黒5、7と外からダメをつめていきます。

これで、しろはアタリをツグことができずに「オイオトシ」になっていますね。

白は最後までダメヅマリが響いています。

『失敗』手順前後

黒1を先に決めてしまうと、黒3と打っても先に白4でアタリにされてしまいます。

手順が悪くて、黒のほうが先にダメヅマリになってしまいました。

『失敗』実戦は勝手読み

長男は実戦で黒1と打ってしまいました。

これには「敵の急所は我が急所」ということで白2が好手。

白のダメを全然つめられていません。

カス石の白一子をアタリにしても仕方がないですよね。

長男は黒1のアタリに白がツイでくれると勝手読みをしていたのでしょう。

それなら正解図に似たような感じに戻ります。

黒1と打った瞬間は生き生きとした表情をしていました。

「やったぜ!この勝負はもらった!」

と言わんばかりに…。

しかし、白2と打たれて気分は「天国から地獄」へ…。

勝負が決まる瞬間というのは、丁寧に読み直しをしなければいけません。

長男には苦い経験となりました。

2021年2月24日

【次男】50局越えました!

By igosalon

9路・第48〜51局

次男との対局を数えているのは、何局くらい打ったら一人で碁が打てるのかなぁという検証でもあります。

(もちろん、対局数=連勝数は続いております)

ある程度対局数を重ねてきたことから、最近は何となく終局の雰囲気も分かってきたような気がします。

自分から終局にするところまではいきませんが、相手から終わり?と尋ねられると何となく終わりにしています。

(ただ、相手に言われたから頷いてるだけかも?)

そして、びっくりしたのが!!

終局のときに自分の陣地を1、2、3…と数えていって、20まで数え切ったのです。

19と20の違いはすごいですよ!

いやー、うちの子は天才だと思いますね!

ただ、これなら他にも天才続出になるかもしれませんけどね(笑)

その場合はみんな天才でOKです!

子供の才能を伸ばすには、まず親が子供の可能性を信じてあげることが一番だと思います!

小田のおじいちゃんとの打ち込み碁

小田彩子のお父さんである、小田のおじいちゃんは町の碁会所で言うと、六段ではほぼ負けないくらいです。

長男はそんなおじいちゃんと、二番手直りの打ち込み碁(二連勝か二連敗でハンデが移動する)を行なっています。

最近は四子で頑張っていたのですが、とうとう二連敗をして五子にされてしまいました。

さらにその後は五子で負けてからの勝ちで1勝1敗。

なかなか簡単には連勝させてもらえないようです。

野狐(中国のネット碁サイト)

最近はお父ちゃんが花粉症から副鼻腔炎というコンボ技を食らってしまったこともあり、思うようにガチンコ対局ができていません。

そこで、困ったときの神頼み。

「野狐」さまで打たせてみました。

ネット碁は雑な碁になることが多いので、できる限りはリアル碁盤で打たせたいとは思っているのですが…。

まぁ、仕方ありません。

久しぶりにログインしたので、前の棋力のままで4級でした。

相手も4級で、結果は白で勝ち。

野狐の4級は、町の碁会所で言えば初段くらいありそうな感じです。

もう少しは勝てそうな感じがしますね。

父ちゃんの時間がないときはネット碁もいいですね。

とにかくこの時期は囲碁に触れてさえいれば、強くなっていきます。

あの手、この手で騙し騙しやっています(笑)

2021年2月22日

【長男】日曜日は洪道場

By igosalon

最近は四時間コースなので、たくさん対局できているようです。

たくさん打てば、たまには勝てる?

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるの精神で、4局打って1局だけ勝てたようです。

しかも、格上のお兄ちゃんに勝てたようなので評価できることでしょう。

囲碁は格下がとても勝ちにくいゲームです。

勝負強さや逆転力でギリギリのところの勝負が決まります。

なかなか良い傾向ですね。

詰碁も引き続き、頑張っています。

洪道場からもらった詰碁を山ほど…(笑)

先生の丸付けも大変でしょうね。

いつもありがとうございます。

2021年2月21日

【長男】久しぶりの対局

By igosalon

ガチンコ八子局・第9局

最近はお父ちゃんが花粉症まっしぐらなので、体調が悪かったり眠かったりと、なかなか対局できていませんでした。

1週間ぶりくらいの対局です。

長男の最近のテーマは「厳しく戦う」です。

最近はすぐに守りに入りますからね。

【問題(黒番)】※5分で五段

▲一子がぽつんとしていますが、私にはとても輝いている石に見えます。

地合いは白が40目ほどリードしていて圧倒的ですが、黒にもラストチャンスがあります。

かなりの読みが必要です。

長男の碁を取り上げるときは大体が詰碁になってますね(笑)

『失敗』惜しい実戦

長男は実戦で黒1とナナメに動きました。

これはダメヅマリを狙ったなかなかの手で、普段から詰碁を頑張っている成果が出ている感じが見受けられます。

ただ、惜しい。

白の冷静な応手で手にならず

黒3には白4と冷静に相手の狙いの筋を消すことで、事件を防ぐことができます。

白が対応を間違えると…

黒3に白4と黒一子を抜くのが良さそうに見えますが、これは黒からの好手を誘発してしまいます。

黒5のホウリ込みが手筋!

続きは白の四子がオイオトシで取られることになります。

しっかりと読んで確認してみてください。

ちなみに実戦はこれで、白の四子を取らせてあげました。

勿論、形勢がかなり良いので負けないことを前提にしてのことですが…。

『正解』厳しくダメヅマリをつく

黒1とダイレクトにダメをつめていくのが、次に厳しい狙いを秘めています。

白2が普通の受け方ですが、これには黒3のホウリ込みがぴったりです。

続いて白Aの抜きは、黒Bのアタリで白の四子は助かりません。

もし、白が全部を捨てないで頑張ろうとしてきたら、逆転コースもあるかもしれませんね!

『正解・変化図』

黒1に白2はどうでしょうか?

これには黒3を決めてからの黒5で、全部の白が御用です。

これも大逆転コース!

『正解・変化図2』

黒5のときに、白6と打ってくるのにも注意が必要です。

黒7とアタリしてオイオトシにすることができます。

少し気付きにくいので、ご注意くださいね。

検討

局後の検討はとても大事です。

続けてもう一局打つよりも検討をしたほうが、何倍も効率良く強くなりますね。

長男も実戦では正解図は気付けませんでしたが、検討のときにはきちんと正解することができました。

これだけ読めれば立派なものです。

ウォーミングアップの詰碁

↓↓

対局

↓↓

検討

この繰り返しで、めちゃくちゃ強くなりますよ!

日課の詰碁

長男は毎日、詰碁をやっています。

というよりも、家に帰ってきたらまずは詰碁を終わらせないと、その他のことができないのです。

まぁ、学校の宿題のようなものですね(笑)

リビング詰碁

これまで、詰碁はリビングでやっていました。

しかし、リビングには邪魔者がいっぱいいます。

次男がiPadで囲碁関係をやってても、全く違う本を読んでても気になるし…。

長女(0歳10ヶ月)はお兄ちゃんたちがやってることなら、何でも奪いにくるし…。

誰かが何かの音でも出そうものなら、振り向いて集中力はぷっつん…。

まぁ、まだまだリビングで集中して詰碁をすることは無理だということです。

東大生になるような子はリビングでも集中して勉強ができるという話を聞いたことがあるのですが、年長の長男には無理だったようです(笑)

というよりも、大きくなってもそれは厳しいタイプかな?(笑)

悲報!詰碁は別室で

ということで今後、詰碁は誰もいない別室でやることになりました。

もちろん全くの一人では可哀想なので、私が横にいることにしましたが…。

それでも、私がちょっと目を離したりすると何かとソワソワしています(笑)

まぁ、この年齢から完璧に詰碁をできていたら、逆に恐ろしくなりますのでこんなものでしょう。

ぼちぼちやっていきましょう。