長男を碁会所に連れていった初日。
会長から翌日の指導碁を頼まれました。
昔からお世話になっている碁会所なのでもちろんOK。
仕事納めをしたような気がしますが、またお仕事をすることになりました(笑)
二面打ちで三回転。
30年前にお世話になった方々をしごいて・・・。
というのは冗談で(笑)
最後の対局は昔の感覚でほいほいと打っていたら、普段やらないようなミスをしてしまい・・・。まぁ、それも馴染みの碁会所で気が緩んでいたのかもしれません。
みんなで、あーやこーや言いながら指導碁をさせてもらいました。一年の最後に、思いがけないとても楽しい時間を過ごさせていただき、ありがとうございました。
今後とも、父親と私と長男と三世代にわたってお世話になります。
長男は長崎に帰ってきてから毎日、碁会所に行っています。
島原囲碁連盟の会長さんに指導してもらってます。うまくご指導いただきました(笑)
長男が碁会所に通う理由の順序は以下のとおりだそうです。
1. お菓子がもらえるから
2. ぱっちん(囲碁)ができるから
お菓子に釣られて碁会所に行くのは、血は争えませんね…。親子で似たもの同士です。2の囲碁ができるからも碁会所だから当たり前(笑)
単純にお菓子が欲しいだけですね。
これで島原囲碁連盟には、父親→私→長男まで三世代でお世話になりました。
自分が子供の頃にお世話になった「席亭のおばちゃん」は、長男からしてみると「席亭のおばあちゃん」だそうです。
私が囲碁を始めてから丸30年が経つので当たり前のことか(笑)
つづく
長男と保育園出身の小学生兄弟。
小学生団体戦の部で全国大会にも出ました。
長男はお兄ちゃんに9子でやられてました(笑)
仕事納めをしても囲碁ばっかりですね。
永代主催で年末最後のイベントでした。
円田秀樹プロをお迎えして、指導碁会&忘年会(という名のただの飲み会)でした(笑)
指導碁を受けた方「円田先生は囲碁フォーカスの雰囲気そのままの方でした」
とあるように、柔らかい語り口調で明快に指導してくれました。
稲葉かりんプロを永代塾囲碁サロンに呼んでおいて、円田プロをお呼びしないわけにはいかないですよね・・・(笑)
無事に責務を果たせて良かったです(笑)
忘年会
忘年会では、円田プロに色々とお話を伺いました。
関西総本部に所属の棋士について色々と教えてくれました。やはり、一番の話題は仲邑菫プロの親子ですね。
研究会で親子対決したときの様子や、お父さんの仲邑信也プロのことなど。
そして、円田プロは何歳からヒゲを生やしていたか(笑)
色々と面白い時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました!!
IGOAMIGOって?
20代や30代を中心に活動している囲碁サークルのようなものです。もうかれこれ10年以上のお付き合いです。詳しくはこちら↓
毎年恒例のクリスマスパーティー
普段の活動にはなかなか顔を出せていませんが、クリスマスパーティーには顔を出すようにしています。一年に一回の顔見せのような感じで(笑)
このクリスマスパーティーではスタッフの皆様が参加者を楽しませるべく、毎年色んな企画をしてくれます。
今回は利きポテチだったり、連想ゲームだったり。とても楽しい会です。
美人すぎる女流棋士
今回のゲストは昼のワークショップも含めて「兆乾プロ」でした。
兆プロは美人すぎる女流棋士(!)という紹介をされていますが…。うん。間違いない。
さらに話してみると、ほんわかとした口調で品もある感じ。性格のほうはあくまで永代個人の予想ですが、ほんわかとした天然な感じと見た!(笑)
永代塾囲碁サロンに来てくれないかなー。
問題はこちら↓
『正解』一石三鳥を目指す
白24までが問題図でした。
そして、正解は黒25の二間ビラキのようなツメ。正確には囲碁用語を使うときに意味がダブったときには接近戦を優先して使う傾向があります。
ですので「正解の黒25はツメ」とします。
なぜここが正解か。
先程、意味がダブったところとありました。ここにかなりのヒントがあります。
まずはツメの意味から。言葉のとおりで詰め寄る意味合いが強いので、相手に迫る目的です。次に白が手を抜くと黒Aの打ち込みを狙っています。なかなか良い狙いですね。
変化図1
もし、黒25に対して白26などと受けてきたら黒27の三々がピッタリです。白がわざわざ守った場所を荒らしにいくという、何とも性格の悪い手です。これには白もシビれます。
白26の受け方が難しいのも、黒25の魅力の一つです。
渋い二間ビラキ
黒25に当てはまるもう一つの囲碁用語は「二間ビラキ」です。
黒の確定地を増やしながら、白に二間ビラキをされるのを防いでいます。この出入りを考えると、少ないながらも確実にバカにはできない実利を稼いでいます。
地味ながらも好手のことを「渋い」と表現します。褒め言葉です。
同じ二間ビラキでも悪手だと「甘い」など表現されます。
今回は「渋い二間ビラキ」ですね。
三つの意味
そして、その他には右辺の黒模様を拡大するという魅力たっぷりの意味もあります。
まとめ
①ツメで次に打ち込みを狙う。受けてくれるなら、黒のほうがお得な場所という保険付き
②二間ビラキで少ないながらも確実に確定地を増やす。相手の二間ビラキを防ぐ
③右辺の黒模様を拡大する
個人的にはこの③がいちばん大好きなのですが、実際には簡単に確定地にはさせてはくれないので難しいところでしょう。
でも、これで一石三鳥の完成です。
失敗や変化図はまた次回に。
毎週金曜の13時から行われている金曜教室は講義のあとに指導碁をしています。
来週は年末でお休みなので、本日が年内の最終日でした。
折角なので講義したものをご紹介しましょう。
黒番でどこに打つ?
「一石三鳥を目指して」
黒番です。
右辺の黒模様が雄大です。
上辺の空き具合も気になります。
下辺白の薄さも気になります。
一石◯鳥
強い人は、一手に二つも三つも意味を込めます。一石二鳥、一石三鳥を狙うのです。
初段を目指すなら「一石一鳥」をしっかりとやりましょう。
高段者を目指すなら「一石二鳥」を常に考えましょう。
県代表を目指すなら「一石三鳥」以上です。
4月〜9月までNHK囲碁フォーカスの講師を務めた円田秀樹プロが永代囲碁塾に初登場!指導碁会終了後はそのまま忘年会を行います。皆様のお越しをお待ちしております。
詳細
日時:12月22日(日)13時~17時半
場所:永代塾囲碁サロン
指導棋士: 円田秀樹 九段
インストラクター : 永代和盛イン
料金:会員/1,100円 ビジター/2,200円
棋士指導料 : 4,400円
イン指導碁 : 2,200円
スケジュール
13:00~14:30 多面打ち①(最高4面)
14:30~16:00 多面打ち②(最高4面)
16:30~17:30 イベント
18:00〜 忘年会(料金別途)
芝野龍之介プロ
表彰式などのパーティーが終わり、帰るところ。
次男を抱えて、長男と歩いていると玄関で芝野プロと遭遇。
永代「ほら、ぱっちん(囲碁)のプロだよ」
長男(ぽかーん)
永代「(長男に)ごにょごにょごにょ…」
…
………
………………
芝野プロに向かって
長男「来年までには勝ちます」
ぶぶ(笑)
これには芝野プロも苦笑い(笑)
来年までにって、来年中なのか年が変わる前の本年中のことなのか。本年中ならもう3週間しかないね!
芝野プロ、失礼いたしました〜!
王銘琬プロ
玄関を出ると王プロがいました。
純碁イベントなどでもお世話になったのでご挨拶。
永代「ほら、ぱっちんの先生だよ。ご挨拶」
長男「こんにちはー!」
王プロ「こんにちは」(笑顔)
すると…。
長男「今度勝つからねー!」
こらこら(笑)
今回は長男の意思ですよ(笑)
この無礼者に対して…。
王プロ「うん、今度負けちゃう!」(笑顔)
あー、気を遣わせてしまってごめんなさいm(_ _)m
でも、王プロの優しさにほっこりしながらの帰宅となりました。