日時:2025年4月6日
場所:QTnet将棋センター(福岡)
会場のQTnet将棋センター
今回のイベントでは、多彩な企画が行われました。
子どもたちも保護者の皆さんも、イベントを通じて充実したひとときを過ごされていました。
今回の参加者は19名と、当初の予想よりやや少なめでしたが
「本当は参加したかったけれど、予定が合わず断念した」という声も多く聞かれ、あらためて虎丸プロの人気の高さを実感しました。
また、保護者の方々もイベントに積極的に参加されており(有料参加)、親子で囲碁を楽しむ様子がとても印象的でした。
春の桜に負けない、笑顔満開な一日となりました。
それぞれのクラスでリーグ戦
囲碁大会では、2つのクラスに分かれてリーグ戦が行われました。
いずれの対局も、子どもたちの真剣な眼差しと集中力が光る熱戦ばかりで、会場は静かな熱気に包まれていました。
芝野虎丸プロの指導碁
芝野龍之介プロの指導碁
当初は、リーグ戦の途中で選抜された10名による「くるくる指導碁」を予定していました。
これは、虎丸プロと龍之介プロが中央に立って、周囲の子どもたちと一斉に対局を行うというものです。
ところが、参加者が19名であることを踏まえ、
永代「もしよければ全員と打ちませんか?終局までやらなくても、良い記念になるかと思いまして」という提案に、両プロは「いいですよ」と即答。
サービス精神が最高なお二人です。
しかし、子どもたちの着手のテンポが予想以上に速かったこともあり、すべてが終局までいくという思いがけない展開に。
もともと大会がメインで、指導碁は「当たればラッキー」な企画だったはずが、いつの間にか指導碁がメインイベントのようになっていました。
ちなみに、指導碁の進行については前日にこんなやりとりがありました。
永代「無差別は7名なので午前中に4面と3面で。ハンデ戦は12名ですが、6面ずつ45分くらいで一斉にいくか、3面ずつ30分くらいで2回に分けるか、どちらが良いでしょう?」
虎丸プロ「時間を決めていただけるなら、座って3面打ちを2回に分けたほうが良さそうですね」
トップ棋士と対面で囲碁を打つ機会はとても貴重です。
効率よりも、参加者の満足度を優先してくださるお心遣いに、あらためて感銘を受けました。
(番外編)
子どもたちの対局があまりにも早く終わってしまうので、私(永代)も指導碁3面打ちをさせてもらいました。
さらにはすべての対局を局後に並べ直すこともできました。
本当に打つのが早いですね(笑)