第四局目は芝野虎丸十段の勝利!
これで2勝2敗となって、全くの五分となりました。
第五局はどちらが勝っても3勝2敗になるので、最後の勝負所は第六局ということになりますね。
うーん、本当に面白くなってきました。
黒・一力 遼 棋聖
白・芝野 虎丸 十段
封じ手の答え合わせ
封じ手は▲のツギでした。
私の予想は下記でした。
>「うーん、黒もただ受けるだけでは腹が立つので、黒1、3のように精一杯大きく生きようとするのが私の封じ手予想です。」
適当なことばっかり言って申し訳ありませんでした(笑)
>「ツギで受けるか、これの二択だと思っています!」
でも、これは合ってましたね!
第四局・最終局面
白が△とオキを打ったときに、黒番の一力棋聖は投了しました。
左上隅の黒は死ぬことはないのですが、場合によってはセキになったり、右側の黒三子が取られたりするかもしれません。
ただでさえ、黒地が足りないところにさらに良くないことが起きるとなると…。
盤面的にも心理的にも、投了はやむを得ずというところですね。
ー
第五局は3月11日(水)に宮城県にて行われます。
一力棋聖が地元での反撃なるか!
注目です!
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一力棋聖が89手目を封じて1日目終了【第50期棋聖戦挑戦手合七番勝負 第4局】
一局目は一力遼棋聖が勝ち。
二局目は一力棋聖の大石を仕留めながらも、猛烈な追い上げを喰らいながらも半目勝ちした芝野虎丸十段。
三局目は芝野十段が優勢に打ち進めながらも、大石が頓死して一力棋聖の逆転勝ち。
流れ的には芝野十段が四局目を落とすとかなり苦しい展開になります。
芝野十段の踏ん張りどころです!
黒・一力 遼 棋聖
白・芝野 虎丸 十段
棋聖戦第四局・一日目終了時点
白が△と左下のコウ絡みでコウダテを打ったところです。
黒は素直に受けるなら、その一路左でしょう。
一力棋聖の封じ手はどこなのか…??
棋聖戦第四局・封じ手予想
うーん、黒もただ受けるだけでは腹が立つので、黒1、3のように精一杯大きく生きようとするのが私の封じ手予想です。
ツギで受けるか、これの二択だと思っています!
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白・一力 遼 棋聖
黒・芝野 虎丸 十段
封じ手答え合わせ
封じ手はスベリでした。
とりあえず地を稼ぎながら、黒を攻めようということでしょうか。
スベリとはいえ、大ゲイマスベリよりも一歩進んでいるので大々ゲイマスベリ?
形勢が良くないと見ての頑張りでしょうか。
一力遼棋聖の気迫が垣間見られます。
黒が中央でコウを抜いたところ
この時点では黒がリード。
場合によっては最後の仕上げに入ろうかというところです。
白もこのコウを使って形勢を巻き返したいところ。
勝負所です。
白1のコウダテからの進行
白1のコウダテに黒2とぶち抜きました。
結果的にはこれが形勢逆転の原因となったようです。
さらには…。
封じ手予想「第三局」
続いて当然の白3。
そして、ここで衝撃の事件が…。
黒4と攻め合いの手数を伸ばすために、コウ絡みで粘りの一手を放ちました。
しかし、白5打たれて芝野十段は顔面蒼白になったのではないでしょうか…。
すでに攻め合いに負けていて、右辺の黒が全滅しているのです。
これはさすがの芝野十段でもどうすることもできません。
これで一力遼棋聖の2勝1敗となりました。
芝野十段が順調に打ち進めていて、ゴール目前かというところでの大ポカとも言えるような失着。
この一局がこのシリーズにどのような影響を及ぼすのでしょうか。
第4局目がこのシリーズで一番大事な一局になる予感がします。
一力遼棋聖が先勝!「棋聖戦第一局」
芝野十段、薄氷の半目勝利「棋聖戦第二局」
まさかの頓死…「棋聖戦第三局」
芝野虎丸十段が勝ってタイへ「棋聖戦第四局」
一力棋聖が98手目を封じて1日目終了【第50期棋聖戦挑戦手合七番勝負 第3局】
白・一力 遼 棋聖
黒・芝野 虎丸 十段
棋聖戦第三局
黒の芝野虎丸十段がしっかりと白二子を取り切ったところです。
ここで白番の一力遼棋聖の封じ手となります。
形勢は、左下の白五子を取った黒が少し良さそうです。
封じ手予想「第三局」
白1しか考えつかないですね。
封じ手予想はこれにします。
前回に続き、二回連続ヒットよろしくお願いします!

封じ手予想ですが、黒1で見事に大当たり!
まぁ、今回は二択くらいしかないので、けっこう当たるかなとは思っていました。
良かった、良かった。
黒・一力 遼 棋聖
白・芝野 虎丸 十段

いやー、すごいことになりましたね。
黒は中央の黒13子を取られたものの、猛烈に追い上げて半目勝負となりました…。
結局は白の半目勝ち。
芝野十段はぎりぎり逃げ切って、薄氷の勝利でしたね。
それでは終局図を見てみましょう。
棋譜のうえではここで終わりです。
でも、なんだか不思議ですよね。
まだ打つところが残っているように見えます。

実際に終局して整地するときには、白1で黒13子を取り上げることが必要です。
ほっておくと下辺白との攻め合いで、黒からホウリ込みが炸裂して一番下の白七子が取られてしまいます。
それは大逆転!(笑)
黒2については、すぐにアタリになるので必要ですね。
そして、白3がややこしいところです。
実戦はどちらからも打たずに終局してますよね。
これを説明します。

黒から2へ打つと、一見して黒地が1目増えたように思いますよね。
しかし、あとから全てのダメがつまると、黒は両アタリが待っているのです。
結局は黒が手入れをするので、トータルでは同じということです。
ここはお互いに打っても打たなくても同じ、ということで放置していた理由になります。

さて、ではなぜこれで棋譜を終わりにするようになったかと言いますと…。
個人的な見解ですが、昔の日本では囲碁は勝負というよりも文化の意味合いのほうが強かったからだと思っています。
両対局者が実力を見せ合って、お互いに美しい碁を打とうという精神ですね。
なので、せっかく綺麗に打った一局なのに、整地のために手入れやダメづめをして棋譜がゴチャゴチャになるのは許せないのでしょう。
これはもう完璧なる美学です。
実際は級位者にこの終局図を見せても「これで終わってるの?」という反応が返ってきそうです。
いや、有段者でも怪しいか…。
さらに問題なのが、ここで棋譜をつけるのを辞めたけど、ダメづめのときに思わぬアクシデントがあったりもします。
手が残っていることに気づかず、手入れをせずに終局しようとしたら手を付けられて逆転…。
まあ、碁会所ではよくある光景です。
こういうときは文化的な要素が強いところでは、終局前に手を付けるのはなし!ということで手が残っていても相手に教えてあげて、手入れを促すことになります。
「黙って相手の地中に手を付けにいかない」という文化ですね。
しかし、さすがにプロの世界ではこんなことは起こりません。
だからこそ、ここで棋譜が終わるのです…。
……。
いや、プロの世界でもありました…(笑)
この話をすると長くなるので割愛しますが、こういうふうにあちらを立てればこちらが立たず…というような状況が生まれています。
何を優先するかは時代によりけりかもしれませんが、このような文化的な美学があるということはお伝えしておこうかと思います。
一力遼棋聖が先勝!「棋聖戦第一局」
芝野十段、薄氷の半目勝利「棋聖戦第二局」
まさかの頓死…「棋聖戦第三局」
芝野虎丸十段が勝ってタイへ「棋聖戦第四局」
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一力棋聖が111手目を封じて1日目が終了【第50期棋聖戦挑戦手合七番勝負 第2局】
ハワイでの開幕局ですが、対局している二人は浮かれることはないと思いますが、周りの皆さまはだいぶウキウキされていたように見受けられます…(笑)
そんな中で心機一転!
一力遼棋聖の先勝のあとの二局目!
芝野虎丸十段がどう反撃するかが注目です。
黒・一力 遼 棋聖
白・芝野 虎丸 十段
棋聖戦二局目・一日目終了時点
何度も伝えていることかと思いますが、平田八段の「一力はいつも自分の石が死ぬわけがないと思って打っている」という証言があります。
しかし、今回はさすがにどうでしょうか。
一日目終了時点で真ん中黒の12子には一眼もありません。
しかも、封鎖されていて脱出は難しそうな気も…。
ここで封じ手となりましたが、ここから一力棋聖の妙手が飛び出すのでしょうか…。
棋聖戦第二局・封じ手予想
うーん、白の包囲網を脱出するこは不可能なので、逆に白の包囲網を破壊するしかありません。
ということで黒1のツケコシを封じ手予想にしたいと思います。
中央の切りと二択だと思うのですが、ツケコシにしてみます。
この黒が脱出できれば、左上の白が死に残りです。
白も一歩間違えば全滅してしまう局面ですね。
いずれにしてもハラハラドキドキしすぎる展開となっています。
こわーい!!!
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1図、私の封じ手予想は左上白をしっかりと取り切る一手でした。
しかし、実際の封じ手は黒1のノビ!
うーん、当たらない。
碁盤の左半分に打つなら取り切る一手、碁盤の右半分としたら全く予想できないですね(笑)

2図、封じ手からまだそう手数が進んでいない129手目です。
黒1が勝率を90%から40%まで下げてしまいました。
白2と左上の白を助けられて以降は、黒の形勢がよくなることはなかったようです。
このあとの白はこのまま黒に隙を見せることなく、押し切りました。
この流れだけでいうと、この黒1が敗着ということになりそうです。
結果的には封じ手で左上の白を取る手が良かったということでした。
囲碁って難しい…。
ハワイでの開幕局は一力棋聖の勝利となりました。
注目の第二局は1月30日に広島県尾道市 「Ryokan尾道西山」で行われます。
第一局の一日目は一力棋聖が不調かなと思いましたが、二日目はさすがの内容でしたね。
二局目以降はどうなるか。
勢いそのままに一力棋聖が突っ走るのか、それとも芝野虎丸十段が反撃するのか。
まだまだ楽しみですね。
一力遼棋聖が先勝!「棋聖戦第一局」
芝野十段、薄氷の半目勝利「棋聖戦第二局」
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プリンス ワイキキで開幕【第50期棋聖戦挑戦手合七番勝負 第1局】
一力棋聖は十段戦の本戦トーナメントで敗退してしまい、今年中の七冠達成は不可能になりました。
とはいえ、タイトル戦として一年の始まりを告げる棋聖戦から、七冠へ向けて再始動となります。
一力棋聖としては、ここを落とすわけにはいきません。
対する芝野十段は、ここ最近は一力棋聖にやられ気味なだけに、ここらで反撃の狼煙をあげたいところ。
その舞台がこの棋聖戦というのは、まさに絶好のチャンスでしょう。
そして何より、日本囲碁界の序列1位である「棋聖」の座を奪い取りたいという気持ちも、強く持っているはずです。
さあ、シリーズの行方はどうなるか。
今回の棋聖戦の開幕局は、ハワイでの開催となっています。
前日の検分まではアロハな雰囲気も伝わってきましたが、本日はさすがに空気も変わるはず。
ハワイの熱気に負けない一局になることは、間違いないでしょう。
黒・芝野 虎丸 十段
白・一力 遼 棋聖
1図
1図、一力棋聖が白40手目で勢いよくボウシで攻めた場面です。
気合いが入りすぎていたのか、これは少し急所を外していたようです。
すかさず、芝野十段は黒2と反撃。白の眼を奪いつつ、黒の眼形を増やします。
さらに黒は両ノゾキを狙っているので、白5の守りは必須。
白は何の得にもならない一手を打たされてしまって、後手に回ったことから形勢を損じてしまいました。
2図
2図、白40で正しくは白1が急所だったようです。
たしかに、白1のところが黒か白かを比べると景色が段違いですね。
お互いの眼形の急所だということが分かります。
白40は気合いの入った一手でしたが、結果的には気負いすぎな一手となったのかもしれません。
3図
3図、黒1、3(黒77)とハネツギをしました。
これに対して白が左下を手抜くと、地も眼形を奪われて危なくなってしまいそうですよね。
白4の受けは当然の一手に見えます。
しかし、黒はすかさず黒9までとして、黒の二眼生きを確保しながら、白の眼形を奪いました。
現時点では白には半眼(白があと一手打てば一眼) しかありません。
ここで、黒が一気に攻勢に立ちました。
4図
4図、白1を決めてから白3で黒一子を抜くのが良かったようです。
これで左下隅白の眼形を奪われても、下辺の黒三子を制しておけば問題ありません。
こちらのほうが地も大きく、精一杯に頑張れるところでした。
先ほどは気合いの入れすぎだったのに対し、今度は守りすぎました。
少しバランスが崩れているようで、一力さんの勝率がなかなか伸びません。
最近の一力さんにしては少し珍しいかなと思う展開です。
ハワイ対局ということで日本時間とはかなり時差がありました。
朝起きたらかなりの手数が進んでいて夢でも見ているのかなと思ったのですが、ハワイ対局ということを思い出して、自分が寝ぼけていることに気付きました(笑)
さて、封じ手の局面です。
黒の封じ手予想
黒1の出る手しか分かりません!
目数にすると25目くらいでしょうか。
うーん、大きい。
他の手は当てるのが難しそうなので、とりあえず黒1にしておきます!
皆さんの予想はどこでしょう?
『 週刊永代囲碁塾 』毎週水曜に配信中!
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勝者が棋聖への挑戦決定という大一番!
勝ったのは芝野虎丸十段でした。
許家元九段は第1局に勝ちましたが、あと一歩届かず。
無念の敗退となりました。
芝野十段は先日の名人戦七番勝負で負けた一力遼棋聖へ再挑戦です。
リベンジなるか!
1図
立ち上がりは黒が下辺を制して、やや黒が優勢。
その下辺を白が少し利かそうと思ったのが1図の白1(50手目)。
黒は受けているくらいでしたが、黒2と緩まずに反発したのは、囲碁棋士らしい精神だと思います。
しかし、これが裏目に。
白3へ打たれると、取っていたはずの白三子に活力が戻ってしまいました。
2図
そして、少し進んで右辺の白は壊滅してしまいましたが、代わりに2図、白1、3(60手目)の厳しい反撃が!
これで、逆に下辺は白地となってしまう結果に。
ここから白が息を吹き返し、反撃の糸口をつかんだようです。
この先はあれよ、あれよと黒のほうが弱くなり、白が攻勢に。
勢いそのままに押し切り、白が勝ちました。
なんと、今回の開幕戦はハワイで開催!
芝野十段は初のアメリカだということです。
(ハワイがアメリカという感じは少し薄いけれど)
前にアムステルダムで開幕局があったのをリアルタイムでテレビ観戦した記憶があります。
記憶が曖昧ですが、海外での囲碁棋戦は珍しいですよね。
気持ちを新たに良い碁が見られることを期待してます!
10月29日(水)に第二号が配信されました。
次回は11月5日(水)となります。
来年からは有料配信にする予定なので、今が有料級記事を無料でお試しするチャンス!
コンテンツは下記となります。
・囲碁界ダイジェスト
・永代囲碁塾ダイジェスト
・アマ囲碁界特集 「 第46回 少年少女囲碁大会全国大会(個人戦) 」
・海外囲碁通信 「 ブラジル編 」
・業界人インタビュー 「 宇佐美太郎インストラクター 」
・Q&Aコーナー 「 質問募集中! 」
・今週の永代家創作詰碁
・今週の囲碁講座 「 陣地は家づくり 」
・コラム・永代和盛の囲碁人生
・編集後記
ぜひ、無料会員登録をしてご覧ください。
永代囲碁塾では「技術面」だけでなく「基礎的な考え方」を中心に指導しています。
基礎がしっかりしていないと、技術面の勉強をしても効果を発揮しにくいでしょう。
まずは永代囲碁塾で基礎から学ぶことをおすすめします。
永代囲碁塾
2025年10月30日(木)、日本棋院東京本院で第50期棋聖戦の「挑戦者決定戦 変則三番勝負」第1局が行われた。
対局者は、Sリーグ1位の芝野十段と、Sリーグ2位の許九段。
挑戦者決定戦はSリーグ上位2名による変則三番勝負。
Sリーグ1位(芝野十段)にアドバンテージ1勝が与えられる方式。
先番6目半コミ出し、持ち時間各5時間、秒読みは残り5分前より。
注目の第一局の結果は、許九段の白番中押し勝ち。
これでシリーズはタイとなり、決着は第2局へ持ち越しとなった。
序盤から小競り合いをしながらも、お互いにしっかりとまとめて一進一退の攻防が続いた。
黒109手目で左下の白三子を取った場面では、やや黒がリードか。
その後も黒は順調に打ち回していたが、左上で最後に急戦が起きた。
1図しっかりと生きれば黒が勝利をものにしていた黒だったが、黒157手目では1図の黒1、3と寄り道。
特に黒3は白へ響かない手を打ってしまい、これが敗着となった。
2図正しくは2図の黒3とオサえて、左上の白にプレッシャーを与えないといけなかった。
白6と眼を奪いにくれば、黒7からカウンターが入る。
これなら黒が勝勢だっただろう。
実戦は黒がモタついている間に中央の黒が崩壊してしまった。
芝野十段としては痛恨の逆転劇だった。
第2局は11月3日(月・祝)、日本棋院東京本院で行われる。
一力棋聖への挑戦者を決める、運命の一局となる。
10月29日(水)に第二号が配信されました。
次回は11月5日(水)となります。
来年からは有料配信にする予定なので、今が有料級記事を無料でお試しするチャンス!
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