日本棋院、29年度にも運営資金確保困難に 棋士関連経費が経営圧迫 https://t.co/gPPJY3O21R
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) October 28, 2025
最近は毎年のように1億円超えの赤字を叩き出し、あと4年ほどで運営資金の確保が困難になるようです。
これを回避するには、何らかの痛みを伴う大改革が必要になることでしょう。
給与、ボーナス、年金、対局料、新入段枠の削減。
さまざまなことがこれから起きてくるのでしょう。
頭の痛い話ばかりですが、どのようにこの危機を脱するのかという話は、今回は置いておきます。
現在の日本棋院を経営しているのは主に囲碁棋士です。
経営のプロがアドバイザーに入ったりはしていますが、メインとしては日本棋院の常務理事が経営をしています。
その常務理事ですが、歴代を見ても囲碁棋士で大半を占めることがほとんどです。
実際に現在も常務理事は囲碁棋士で独占しています。
日本棋院は囲碁棋士が経営していると言っても過言ではないのです。
人生のほとんどで囲碁棋士を間近で見てきた、元院生の私が分析してみます。
まず、大まかにいうと囲碁棋士という人たちはとても頭が良いです。
私の中の「 頭の良さ 」というのは、頭の回転の速さのことを表現しているのですが、これは間違いないです。
そして、タイプ的には理路整然としている方が多い印象ですが、発想力が豊かだったり、びっくりするほどの記憶力の良さなど多岐の分野に渡ります。
学校の勉強ができないという鉄板の自虐ネタをお持ちの方は多いですが、これも興味が沸かないものには関わらないという人が多いというだけのこと。
囲碁というゲームに没頭してしまって、他へ興味が湧かなかった人が多いのが囲碁棋士ですね。
もしくは囲碁より面白いものはない!ということで囲碁しかやらないか。
とはいえ、実際に二刀流で名門大学に入っている棋士もかなりいます。
要するに頭の基礎的なところが賢いので、興味さえ湧けば何でもやれる種族と考えています。
私が個人的に思うのは、囲碁棋士には宇宙探検ということでロケット開発などをさせたら世界の進歩は早まるのではないかと感じているくらいです。
それほどの高等な頭脳集団だと思っています。
これまでの説明でそろそろお分かりかとは思いますが、はっきりといって囲碁棋士は「 狂人 」なんです。
良い意味でも悪い意味でも、狂っていないと棋士にはなれない。
変人と言われたら褒め言葉と感じる人たちですからね。
まぁ、普通ではありません。
「一般人最強」がトップアマ
「変人」がプロ
「変人最強」がトッププロ
「宇宙人」がタイトルホルダー
というようなイメージです(笑)
まぁ、一般的には変わっていると思われる私でも、よくて一般人最強です(笑)
棋士たちがどれだけ変人か分かってもらえたでしょう!
「 囲碁棋士と経営編 」につづく
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