『黒番』どちらにトブ?

白1とツメられたところですが、黒はAとBのどちらの一間トビが良いでしょうか?石の強弱判断や、次の狙いを考えてみましょう。
余裕があれば、黒がAやBと受けなかったら白からどのような攻めがあるかも考えてみましょう。
『失敗』白に響かない

白1に黒2(A)と打つのは利かされです。
右辺からは手を抜かれて、白3と上辺から攻めながら白模様を広げられてしまいます。
黒としては黒2と打っても、右下の白には全く響いていません。ただ、何気なく打った一手となってしまうでしょう。
『失敗変化』受けてくれるならラッキーですが

黒2(B)に白3と受けてくれれば、今度は逆に黒が利かしました。
黒Aにしっかりと備えても良いですし、上辺の打ち込みや、右下の三々へ手を抜くのも良いでしょう。
黒の失敗に白もお付き合いしてくれました。
『正解』次に狙いを持つ

黒2(A)と上辺に寄せてのトビが正解です。これなら白3の受けは自然です。
これである程度強化されたので黒4などと手を抜くことができます。
あとで白Aと攻撃されても、今度は黒Bと反撃することができます。
右辺の黒はそこまで弱い石ではなくなっています。
白3で上辺から手を抜いてきたら、黒は打ち込んでいっても楽な展開ですね。
黒2(A)がしっかりと役に立ってきます。
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9路・第26〜29局
長男のほうは前から「対局するかー?」と誘っても、やる気がないときは空返事です。
そこで、最近になって使っている技は…。
「次男、打とうか〜?」です。
そうすると、なぜか長男がいきなり「自分が打つ!」と張り合ってきます(笑)
しかし、そうは問屋がおろしません。
対局の選択権は、もうすでに次男に移っているのです。
最近はここを厳しくしていて、一回断ったら順番が後回しになるということを植え付けています。
チャンスがいつでもあるものと思うなよ!ということです(笑)
これまでは次男も囲碁ができなかったので、この作戦は使えませんでしたが、最近はとても有効な技として成立しています。
いつまで持つか分かりませんが、しばらくはこれでいけますね。
ということで次男に選択権がいくのですが、次男は大体が喜んで対局をします。
次男のやる気の元は…?
まず、次男には絶対に勝たせてあげます。
これまで囲碁インストラクターとして培ってきた技術を総動員して勝たせてあげます!
題名にある局数=勝ち星数だと思ってくれてかまいません(笑)
ちなみに長男のときも初段近くになるまでは負け続けてあげて、500連敗くらいしました。
(この話はまた後日にでも)
そして、次男が喜ぶ最大の理由は、勝てることではありません。
実はご褒美シールをもらうことです。
これはご褒美でシールをもらうということではありません。(それだけでも子どもなら嬉しいかも?)
数字がふってある台紙を壁に貼ってあるのですが、これが決まった数に到達するとご褒美がもらえるのです(笑)
単純な次男はこれで次々と対局していき、いつの間にか棋力が上達していくわけです。
仲邑菫ちゃんのように自分から囲碁をやりたい!と言える3才児はほぼいません。
もしいるなら、絶対にプロを目指したほうがいいです。
うちの子たちにはそんな才能はありませんので、何とか気分良く囲碁をやってもらって、そのうちに囲碁の楽しさに気付いてもらえればと思います。
子どもによって性格が違うので、何が良いかというのはそれぞれかとは思います。
それは子どもの一番の理解者である親が考えれば良いことです。
自分も正解は分からずに手探りで模索する日々ですが、ぼちぼちやっていこうと思います。
ということで午前中に3局打って、夜にもう1局打ちました。
これで次男は4枚のシールをゲット!!
まぁ、碁盤上の話はまた今度にでも(笑)
今月から洪道場での勉強時間を2時間から4時間に増やした長男。
あ、正確には4時間に増やされたというのが正しいですね(笑)
しかし、これは洪先生のご提案なので仕方がないんですよ…。
うん?
こちらから洪先生に勉強時間を増やすか、通う回数を増やすかの二択で尋ねたんだった。
意図的に洪先生に選んでもらって時間を増やしただけですね(笑)
長男は、道場では周りのお兄ちゃん達が強くてなかなか勝てません。
級のときはどちらかというと成長株で、勝ち星のほうが多かったので、こんなにボコボコにされた経験はありません。
どちらの気持ちも経験できるなんて、なんと素晴らしいことでしょう。
洪道場から帰るときに様子を聞くのですが、大体が全敗です。
表面的には「お兄ちゃん達は強いから仕方ないよなー」、「あと一年くらいすれば追いつくよ」と励ましていますが…。
心の中ではうっしっしっし、と笑っています。
この流れは長崎で期待されてた少年が、日本棋院の院生に入った瞬間にビリ争いしてたような感じに似てます。
誰のことやら…(笑)
ねぇ、お父さん?(笑)
9路・第24〜25局
3歳5か月の次男は囲碁歴が5ヶ月。
ちびっこいわりになかなかの歴の長さです。
5ヶ月やっているものの、ようやく石取りがなんとなく分かってきたレベルです。
終局までやらないので、13路でやっても19路でやっても大差はありません。
しかし、そろそろ終局の感覚をつかんでもらおうかなと、9路で打つことにしました。

次男が黒1と打ってきたところです。
白は何も考えなければあそこに打ちますよね?
そうです。あそこですよ?
しかし、永代が打ったのは…。

白1から3です。
何とかして、次男に白石を取ってもらおうと必死です(笑)
ここまでしないとなかなか気分良く終局までいかないです。
白3でアタリだよ〜と言いながら打つのですが…。

少し前まではアタリという言葉に反応して、黒1と打ってました。
まぁ、これでも立派な一手なんですけどね。
しかし!今回は!

きちんと▲で白二子を取ってきたのです。
囲碁入門では、このような僅かな成長を喜びながら、囲碁を教えています。
九子は卒業したので、本局から八子となりました。
九子も八子も大して変わらないように思えますが、天元があるかないかでは大違い。
長男は、それが大違いと言えるくらいのレベルになってきているということですね。
では、実際のポイントとなった局面を見てみましょう。

黒1のケイマに白2とツケコシをしていきました。
白10までとなったところで、この白の形には弱点があります。
ここはピンときてほしいところです。
それでは正解にいきましょう。

黒1の切りから始まりますが、黒3のアテが大事な手続きです。
そして、黒5から7がコウ粘りの手筋です。
見事に黒3のアテが働いていますね。
序盤でこんなに花見コウになっては、白は苦しいでしょう。
長男はこの絶好のチャンスを逃して、逆に丸々と隅を白地にされてしまいました。
ここの戦いが響いて、記念すべき八子の第一局目は永代の勝利となりました。
置き石が減ったからには簡単には負けんぞよ。
前回は中央を封鎖されて完敗したので、今回は少し中央も意識して打ちました。
しかし、そうすると隅への侵入が遅れて、三々入っても丸取られ…。
形勢も圧倒的に不利だ…。
敗勢だ…。
いつ投げようか。
最後にここだけ試してみよう…。
圧倒的に不利な状況に陥ったので、勝負手という無理手の連発。
黒の確定地の中に打ち込んでみました。
黒は多分、10回くらいは潰せていたけど、ことごとく逃します。
そして最後はなぜか大石どうしの攻め合いになって、黒は取られてしまうという…。
最後は白が勝ってしまいましたが、内容がもう九子の碁ではありません。
ということで九子局は10局目にて卒業ということにしました。
次からは八子です。
町の碁会所で言えば二段くらいかな。
地にカラく打ったら、中央をしっかりと封鎖されてなす術なし…。
ど完敗を食らいました。
置き碁で中央をツナがらせたらダメなんですよ…。
分断していかないと、置き石が効率よく働いてきます。
次はガチンコ九子卒業を懸けて、背水の陣で臨むことになりそうです。
7戦目にして2回も負けたあとの8戦目。
序盤で軽く黒の石を取って、長男が号泣。
その後、落ち着いて対局再開。
そして、終局直前のダメ詰めで手が生じて黒地が大荒れ。
長男も大荒れで大号泣。
その後10分は落ち着かず…。
泣く子は強くなるんだぞ。
うん…。
結局は母親に慰められてきちんと「負けました」と言うことができました。
そして、母親からは「勝負が決まってるのに、ダメ押しするなんてひどいことするね」と言われました…。
これはガチンコ勝負なのだよ。
そうなんだよ…。
対局中に大号泣されると、囲碁の先生としては「投了してから泣きなさい」と叱りたくなります。
しかし、親としては「可哀想に…」となるので複雑な気分です。
その結果が10分放置でした。
二重人格だな、こりゃ。
こういうところが身内の指導は難しい。
13路・第3〜4局
今日は3歳4ヶ月の次男と13路で2局打ちました。
石を取るときも10子程度ならポンポンと気付いて取り上げていくし、二線の切り取りも炸裂させていきます。
調子いいときにはシチョウまで。
何より二局も座って打ち続けられるのは才能があるんだと思う。
これは親バカではなく、本物かも…(笑)
正直なところ、長男よりスタートダッシュができているでしょうね。もちろん、長男がやっているところを横から見ていた恩恵だとは思いますけれども。
【永代家 家族構成】
父親…永代和盛
母親…小田彩子
長男…2014年8月19日生
次男…2017年8月1日生
長女…2020年4月6日生