7月24日に行われた第50期名人戦挑戦者決定プレーオフで、芝野虎丸十段が井山裕太王座を破り、名人挑戦権を獲得しました。
会場は東京・市ヶ谷の日本棋院本院。
白番の芝野十段が230手で中押し勝ちでした。
名人戦リーグの最終ラウンド(第8回戦)終了時点で、芝野、井山、許家元、福岡の4名が6勝2敗で並ぶ大混戦。
規定により、リーグ順位上位2名(芝野・井山)がプレーオフに進出することとなりました。
結果だけ見ると大混戦ですが、実はこうなる前までにドラマがありました。
井山王座はリーグ開幕戦から6連勝。
その時点では他に1敗者すらおらず、残りの2局を一勝するだけで挑戦確定でした。
そんな中で余正麒プロと広瀬優一プロに二連敗。
さらには芝野十段とのプレーオフにも負けて三連敗。
どこか一つでも勝てば挑戦だったのに・・・という井山王座にとっては悔しい結末となりました。
芝野十段にとっては、昨年に名人を奪われた因縁の一力名人へのリターンマッチ。
名人位を再び取り返すことができるのか。
ファンにとっては待望の再戦となります。
注目の名人戦七番勝負は、8月26日・27日に鹿児島市の「城山ホテル鹿児島」で幕を開けます。
ここから1ヶ月強にわたる大勝負が続きます。
一力名人の三連覇なるか。
芝野十段の奪還なるか。
決戦が始まります!
永代囲碁塾では「技術面」だけでなく「基礎的な考え方」を中心に指導しています。
基礎がしっかりしていないと、技術面の勉強をしても効果を発揮しにくいでしょう。
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三重県鳥羽市・旧旅館「戸田家」を舞台に行われた本因坊戦第四局。
挑戦者の芝野虎丸十段が白番、236手で中押し勝ちして、シリーズ成績を2勝2敗のタイに戻しました。
消費時間は・・・ 一力本因坊=2時間58分 芝野十段=2時間57分
勝負の行方は、ついに最終局に持ち越されました。
決着をつける第五局は、2025年7月2日(水)、神奈川県箱根町「ホテル花月園」にて対局予定です。
一力本因坊の三連覇か、あるいは芝野十段による本因坊奪取か。
どんな碁になるのか、とても楽しみです。
ちなみに、次局の会場「ホテル花月園」は、古くから多くのタイトル戦を誘致しており、囲碁や将棋に対する理解が深いことで知られています。
永代囲碁塾でも、これまで何度か囲碁旅行会を企画し、お世話になってきました。
さらにさかのぼると、私の師匠が主宰している岩田会でも、この場所で数十回にわたり囲碁旅行会を開催しています。
私自身もたくさんの思い出のあるホテルで懐かしく思います。
決着の舞台となるこの地で、どんな物語が生まれるのか・・・。
注目です。
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本因坊戦も、ついに第四局を迎えました。
あれ、もうカド番?と思った方もいるかもしれませんが、そうです。
今の本因坊戦は五番勝負!
かつての七番勝負から縮小されて、持ち時間も「各8時間 → 各3時間」に短縮されています。
時代の流れを感じますね…。
今回は三重県・鳥羽市の戸田家という老舗旅館が舞台。
窓の外には穏やかな鳥羽湾が広がり、潮の香りがほんのりと漂ってくるような落ち着いた空間で、今日の大一番が始まりました。
今回のおやつタイムは…
虎丸十段は甘党らしいチョイスですね。
一力本因坊はアイスティーだけですか・・・。
気合いが入っているときは、あまりお腹に食べ物を入れないという人が棋士では多いのですが、今回はそんな感じかもしれません。
鳥羽の会場は、海も山も見えるとても素敵な場所。
対局室は畳敷きで、障子越しに自然光が入る柔らかな雰囲気。
タイトル戦を戦う棋士にとっては馴染みのある対局場かもしれません。
先日の福岡で開催した虎丸子ども囲碁大会でも虎丸十段は「対局場は落ち着ける空間が良い」と話しておりました。
虎丸十段にはぴったりの会場かもしれませんね。
ちなみに、鳥羽市では今回の対局にあわせて観戦と一緒に観光キャンペーンも実施中。
囲碁を楽しみながら、現地の観光を楽しむというのは囲碁イベントあるあるの醍醐味ですよね。
現在の戦績は一力本因坊が2勝1敗で防衛に王手です!
芝野十段には後がない状況です。
ただ、前局では虎丸十段が勝っているので、勢いを保てば…という期待も十分。
本局を取って2勝2敗のタイに戻せれば、最終局は7月の新潟「赤倉観光ホテル」で決着という展開になります。
この一局は見逃せません!
