教室では毎週、大盤講義を30分〜1時間ほど。
その後に指導碁を2時間ほどというスケジュールです。
今回はたまたま生徒さんが少なかったので、実際の碁盤で向かい合いながら解説しました。
大盤だと多人数には見やすいのですが、少し労力がアップするので、少人数のときは実際の碁盤でやるほうが良いです。
今回は「井山五冠VS仲邑菫新初段」の一局を取り上げました。
この碁は月曜教室でも取り上げたのですが、その後に芝野龍之介プロの解説を聞いて、内容がパワーアップ。
私の持論や実戦心理、まつわるエピソードなどを紹介しながらやりました。
長時間の講義で生徒さんに飽きさせずに楽しませるのはかなり苦労します。
エピソードは大事です(笑)
今回の講義では「二子にして捨てる」が出てきました。
「捨てる」と「取られる」の違いなどもあります。
皆様は正しい「捨て方」をできているでしょうか。
二子にして捨てる時にはとても簡単な法則があります。
気を付けてくださいね。
黒先白死
今回は正解がどこだというよりも、正解になるまでの手順を解説しました。
なぜこのような流れになるのか。
この流れは他にも応用できるのか。
これは初段クラスまでの殺す問題であれば、なかなかの高確率で当てはまる法則です。(65%~70%くらいかな)
読みのサポート
読まなくていいとは絶対に言いませんが、級位者で詰碁が苦手な方のサポートにはなると思います。
私は「楽に初段!」とか「読みをいれなくても簡単に詰碁が解ける!」という類の楽な方面へ誘う言葉は嫌いです。有り得ないとは言いませんが、詰碁の分野に関しては幅広いケースで考えると確率は悪いからです。
そして、さらに実戦さながらの損得まで考えられてしまいます。
詰碁の問題だけなら、失敗したときのリスクなどは考えなくてもいいですからね。
実戦での勝率を上げるサポートです。
この法則を見つけるのに、初段までの詰碁の本をずーと、ずーと眺めていました(笑)
何冊見たかなぁ。一時期は電車の中など移動時間は、ずーとこればかり考えてました(笑)
詰碁の全ての解決策にはなりませんが、サポートにはなると思いますよー。
内容は教室に聞きに来てね(笑)
記:永代和盛
永代塾囲碁サロン、月曜教室に小田が何ヶ月ぶりかに登場!
講義の聞き手と、指導碁を担当しました。
前回の講義は、二年以上ぶりに一緒に講義をしたのですが…。
小田「なんかキレがなくなったんじゃない?」
と辛口コメントを残してくれた小田です。
今回はマスター(アルファ碁)の対局を講義で解説したのですが、批評を聞くのが怖いなぁ。
そのままにしておこう(笑)
前回は新春連碁について書きました。
そこで、永代お助けカードを一人一回ずつとしたのですが、使用したのはたった一人のみ(笑)
そのときに自分は打ち込みを守りつつ、今後起こるかどうか分からない中央での戦いを意識したような手(中央へ一間トビ)を打ちました。
まぁ、この時はまだ中盤に入ったばかりなので先が予測できているわけではありません。
ただ、何となく打ったのです。
しかし、50手ほど進むと、都合の良いように事が運び・・・・。
そのお助けの一手が最終的に良いポジショニングを発揮しまして・・・。
結局はシノギに役立つどころか、相手の石を取ってしまうという展開に(笑)
結果だけ見ると、お助けカードの一着が全体を狙う絶妙な一手ということになったので・・・。
永代さんの評価も上がり、めでたしめでたし・・・・・。
だったのですが・・・。
実際のところは微妙なところでして・・・。
それを小田に(こっそりと)話したら・・・。
小田 「 それはきちんとブログで書きなさい(白状しなさい)」
と言われましたので正直に書きましょう・・・。
お助けの一着が役に立ったのは間違いありません。
しかし、打ったばかりの石に働きを求めるのは比較的に簡単な事です。
攻めたいから打った、守りたいから打ったというような感じです。
囲碁でいちばん難しいのは、はるか前に打った手を働かせることです。
囲碁は一度打った石は動かせませんからね。
要するに、あとからお助けの一手が働いてくるように打ったというところに功績があるのです。
結果だけいうと、お助けカードを使った人が果敢に攻めていくところから始まり、続いて武田がその勢いでお助けの一手を役立たせながら、トドメを刺しにいった。
自分は何をしていたのでしょう?(笑)
というのが正しい解釈のようです。
そこでいちばんの功労者は誰か・・・・。
武田じゃないか~!!!!!
仕事初めは月曜教室でした。
NHKのお正月囲碁番組でも連碁をやっていますし、日本棋院の打ち初め式も連碁をやるでしょう。(毎年恒例なので多分)
ということで、永代塾も真似して連碁をやってみました(笑)
予定どおりに奇数のところへは武田を投入。
「武田率いる真面目チームVS自由奔放チーム」
となりました。
自分は何をしていたかというと・・・。
碁石並べだけ・・・・。
いやいや、冗談です(笑)
参加者全員に一回ずつ「永代お助けカード」をご用意しました。
敵味方分け隔てなく、アドバイスをするのです。
しかし・・・・。
永代お助けカードを使用してくれたのは、全部で1回のみ・・・・。
ほとんど、碁石並べをしながら話しているだけとなってしまいました・・・(笑)
連碁は個人戦よりも時間がかかるものですから、どうせそんなに進まないだろうと思っていました。
でも、意外に手数はどんどんと進んで、自由奔放チームの投了が目前となったところでストップしました。
ドクターストップですね(笑)
それでも自由奔放チームの生徒さんも楽しかったと言ってくれたので良かったです。
毎年恒例の行事になるのかな?
永代囲碁塾では三が日はお休みと決めているので、4日となる今日から仕事始めです。
最初は月曜となったので、囲碁サロン&月曜教室からスタートですね。
新年の一発目なので、連碁にしようかなと考え中。
囲碁界的には新春連碁が相場ですよね(笑)
永代チームと武田チームで分かれるかなぁ。
そうすると、奇数になる可能性があるなぁ。
では、永代は入れないで・・・・。
つづく
高齢者住宅の囲碁指導に行き、いつものメンバーと囲碁をします。
今まで19路でしかやってないから、13路は難しいと言っています。(碁会所3級の方)
そのまま月曜教室で、もっといつものメンバーと囲碁をします。
ほっとしますね。
そして、生まれて初めて(?)の月曜の夜にRancaのインストラクターをしてみました。
2年ぶりくらい(?)の方とも対局できて、お久しぶりでした。
その後は初めての方とも対局しました。
いつものメンバーでもほっとするし、久しぶりでも懐かしいし、初めての人には緊張感があるし。
誰でも囲碁はいいですね~。