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投稿者: igosalon

2学期の囲碁クラブがスタート!

三鷹市内の小学校で毎週開催している「きらめき囲碁クラブ」。

夏休みが明けて、2学期の活動がスタートしました。

初日から30人近くの子どもたちが参加して、囲碁クラブは大盛況!

1年生に大きな変化が!

中でも驚いたのは、いつも1局打つとすぐに帰っていた1年生です。
今回は最後の時間まで残り、数局も対局していきました。
これまでとは明らかに違う頑張りぶりです。

1学期末にポイントを賞品と交換したことが、効いているのでしょうか。
きらめき囲碁クラブでは、対局をするとポイントがたまります。

頑張って対局した分だけ賞品に近づくので「もっと打とう!」という気持ちになったのかもしれません。

囲碁そのものを楽しんでもらうのはもちろんですが、こうしたちょっとしたきっかけで対局数が増えるのも良いことですね。
2学期も、たくさん対局してポイントをためてもらいましょう!

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一力遼名人が開幕2連勝

一力遼名人に芝野虎丸棋聖が挑戦する、第51期名人戦七番勝負の第2局が行われました。

結果は、一力名人の白番中押し勝ち。
開幕局に続いて勝利を収め、シリーズ成績を2勝0敗としました。

1日目が終了した時点では、形勢は白が良さそうでした。
芝野棋聖が2日目にどのような構想で逆転を目指すのか、注目の一局です。

前日に書いた封じ手予想の記事はこちらです。
挑戦者が苦戦?「封じ手予想・名人戦第二局」 ›

封じ手予想が的中!

芝野棋聖が封じた黒97は、「10の三のブツカリ」でした。

これは、私が前日の記事で予想した黒1と同じ手です。
封じ手予想が見事に的中しました!

第51期名人戦第2局の封じ手予想図

前日の記事では「何をしていいか分からないので、当てずっぽうで封じ手予想としておきます」と書きましたが、まさか本当に当たるとは……(笑)

この黒1は、AIの評価はそれほど高くないようです。
ただし、黒への利きが少なく、人間にとっては対応の難しい実戦的な一手だと思います。

形勢が苦しい芝野棋聖が、少しでも白に難しい判断を迫ろうとしたのでしょう。

AIの評価値が高い手と、人間同士の勝負での正解は必ずしも一致しません。
今回の封じ手は、人間同士の対局ならではの面白さを感じさせる一手だと思います。
そして、それを当てられたわたくしも、とてもうれしいでございまする(笑)

一力名人が180手で勝利

芝野棋聖は封じ手から上辺の白への攻めを狙い、逆転のきっかけを探しました。

しかし、一力名人は芝野棋聖の狙いに冷静に対応。
1日目からの優勢を崩すことなく、最後まで押し切りました。

第51期名人戦第2局の終局図

そして、180手で芝野棋聖が投了。
二日制のタイトル戦としては、比較的早い終局ですね。

芝野棋聖がしかけても、一力名人は簡単には崩れません。
芝野棋聖に反撃のきっかけを与えず、一力名人がしっかりと横綱相撲を見せた一局だったと思います。

芝野棋聖の大胆な巻き返しに期待

一力名人は、すっかり調子を取り戻してきたように見えます。

芝野棋聖は0勝2敗。
スコア的にも内容的にも、かなり苦しい状況になりました。

それでも、芝野棋聖には常識にとらわれない大胆な構想で、難しい状況を打破する力があります。
第3局から芝野棋聖が巻き返し、シリーズをさらに面白くしてくれることに期待したいですね。
個人的には、最終第7局まで見たいです!

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名人戦第2局、1日目が終了

一力遼名人に芝野虎丸棋聖が挑戦する、第51期名人戦七番勝負。
第2局は9月2日、静岡県伊豆市の「東府や Resort&Spa-Izu」で始まりました。

開幕局は黒番の一力名人が中押し勝ち。
シリーズ成績を1勝0敗として迎えた第2局は、芝野棋聖が黒番です。

第1局の内容については、こちらの記事で紹介しています。
一力遼名人が先勝! 名人戦挑戦手合・第1局

封じ手までの展開

黒番 芝野虎丸棋聖
白番 一力遼名人

1日目の最後は、図の黒1に白2と受けたところです。
黒1は上辺白二子を攻める態度を見せながら、下辺から伸びる白の一段への攻めも狙っています。
カラミ攻めというやつですね。

黒1に白2となったところで、次の手が封じ手となりました。
黒1と攻めるぞと脅しているにもかかわらず、手を抜いたわけですから、何も考えなければ続いての封じ手は黒Aだと思います。

ただ、形勢は白が良さそうです。
逆転を狙うとなると、普通の手で良いものか…。
それもあって、封じ手には1時間以上の長考をして決めたようです。

第51期名人戦第2局、封じ手までの局面

黒97の封じ手を予想!

第51期名人戦第2局の封じ手予想図

封じ手予想は黒1でより厳しく攻めていく、そして利きを減らす

黒3と打つ前に黒1を利かします。

形勢不利の場面なので精一杯に頑張りたいところ。

何をしていいか分からないのですが、当てずっぽうで封じ手予想としておきます。

あとは黒AやBで時間つなぎということも考えられます。
長考してみたものの、考えがまとまらないので、ひとまずは封じ手は時間つなぎ。
そして、夜のうちに次の一手を考えるというのもアリかなと思いました。

もちろんAI対策のためにスマホなどの電子機器は持っていられません。
部屋に碁盤すら与えられないのではないでしょうか。(←未確認)

でも、一流のトップ棋士ならきっと碁盤はいらないよね…?(笑)

1日目終了時点の形勢

形勢ははっきりと白良しでしょう。
芝野棋聖は開幕局を落とし、二局目の1日目は形勢不利。
かなり厳しい状況ですが、簡単に土俵を割る棋聖ではないでしょう。
2日目のドラマも楽しみに観戦してみたいと思います。

それにしても一力名人は不調だった気がするのですが、もう完全に復活してきているのではないでしょうか。
恐ろしい…。

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メープルセンター囲碁講座

西大井・メイプルセンターの囲碁教室

西大井のメイプルセンターで、囲碁講座を担当しています。
問題を考えたり、実際の棋譜から学んだり、対局を楽しんだり。
囲碁の基礎を学びながら、実戦につなげていく教室です。

講座の詳しい紹介は、以前のブログにまとめています。
教室に興味のある方は、こちらもご覧ください。

▶ メープルセンター囲碁講座

今回は、問題を使った講座を30分、指導碁の棋譜を使った講座を30分。
その後に1時間の対局という、合計2時間の内容でした。
今回は講座の中身をご紹介します!

前半30分「定石で形を学ぶ(第二弾)」

前半は「定石で形を学ぶ(第二弾)」です。
6つの定石を用意して、それぞれの中から「この定石では、この一手を覚えてほしい」というポイントを取り出し、6題の問題にしました。

定石と聞くと、長い手順を覚える勉強を思い浮かべる方もいるかもしれません。
もちろん手順も大切ですが、今回まず覚えてほしいのは、その中に出てくる大事な形の一手です。

一度に全部を覚えようとすると、なかなか大変です。
まずは「この形になったら、ここに打つのが形」というポイントを持ち帰ってもらい、余裕があれば定石の手順も覚えてください、とお伝えしました。

6題の中には、後半に紹介する指導碁の棋譜に出てきた定石も入れています。
問題で考えた形が、実際の対局ではどのように現れるのか。
後半の講座に繋がる内容にしております。

後半30分・指導碁の棋譜解説

後半は、生徒さんとの指導碁の棋譜解説で講座です。
今回取り上げたのは、19路盤を打ち始めて間もない方との一局。
石の連絡や、石と石がくっついたときの打ち方を中心に解説しました。

相手の石が近づいてくると「何だか怖い」というのが初級者の思いです。
できれば少し離れたところに打って、安全にしておきたくなる気持ちも分かります。

ところが、怖がって石を離してしまうと、その間から自分の石が分断される「裂かれ形」になってしまうことがあります。
安全なところへ離したつもりが、かえって危なくなってしまうわけですね。

今回の棋譜では、相手の侵入を止めるために、ある程度は怖くても、くっついて打つ必要があることをお伝えしました。
もちろん、何でもくっつけばよいという話ではありません。自分の石の繋がりを意識しながら、相手に簡単に分断させないことが大切です。

また、三々の定石も確認しました。
前半の問題で考えた形を、後半の棋譜でもう一度見ることで、問題と実戦を結びつけていきます。
前半と後半を別々の講座で終わらせず、学んだことがつながるように、毎回の講座を組み立てています。

最後の1時間は対局!

講座のあとは、1時間の対局です。
生徒さん同士で打っていただき、今回は人数が奇数だったので、私も指導碁で入りました。

問題を見ているときには分かっていても、いざ自分の対局になると、相手の手が気になったり、別の場所に目が向いたりするものです。
「さっき習った形だった!」と、あとから気付くことはしょっちゅうですよね(笑)

講座で学び、棋譜で確認して、最後は自分で打ってみる。
その繰り返しの中で、少しずつ実戦で使える形を増やしてもらえたらと思っています。

体験受講者との、うれしい出会い

今回は、体験受講の方が1名いらっしゃいました。
定年後に囲碁を再開したいと思っていたところ、コロナ禍が直撃。
再開が延び延びになり、ようやく約20年ぶりに囲碁を再開できたようです。

20年前の棋力は5級とのこと。
私の感覚では、昔と今では級の目安も変わってきているので、今なら3級くらいあるかもしれません。
もちろん、場所によって基準は違いますが、囲碁界には段級位のインフレを感じております(笑)

実際に打っていなかった間も、テレビでNHK囲碁講座は見ていたそうです。
そこで、私も以前、編集者として講座の問題作りを手伝っていた時期があるとお話ししました。

すると、「下島プロの講座が面白かったですね」との感想が。
下島プロとは一緒に問題を作っていたので、これはうれしいお言葉でした!
今でも教室で、あのときの話ができると本当に不思議な縁だなと思いますね。

ちなみに、事前に「元受講者の方」と聞いていたので、私はてっきり囲碁教室の元受講生だと思っていました。
本人にお話を聞いてみると、同じメイプルセンターで、囲碁以外の講座を受講されていたそうです。

元受講者ではありますが、そうきましたか(笑)

久しぶりに囲碁を打ちたいと思ったとき、その再開の場所として私の教室に来ていただけるのはうれしいですね。
クールの途中ではありますが、来週から通う手続きもしてくれました!(ありがとうございます)
また囲碁のある日常を、楽しんでもらえたら幸いです。

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参加者は15人!

お盆休みを挟んで久しぶりの教室となりましたが、たくさんの子どもたちが参加してくれました。

夏休み中は、それぞれ旅行に行ったり、イベントに参加したりと楽しんでいたようです。
中には、島へ行って船釣りをしてきたという子も…!

ぬいぐるみの「くまちん」

秘蔵っ子の4歳児が、ぬいぐるみを持って登場しました。
一瞬、パンチくんのオランママかと思いましたが、色が違いました。

本人に聞いてみると「くまちん」という名前のようです。
せっかくなので、くまちんにも囲碁をやってもらいました。

4歳児 VS くまちん

4歳児 VS くまちん

くまちんは、私を思いのままに操って、碁盤に石を置いていきます。

「ここに置いて、次はここね。あ〜、君のせいで取られちゃったじゃないか」

などと言いながら、石を取られると私のせいにしてきます(笑)

気分屋の4歳児も、ぬいぐるみとの対局は新鮮だったようです。
くまちんと戦っているときは、本当に楽しそうに、一生懸命打っていました。

スムーズに終局までたどり着けたので、くまちん効果は素晴らしいですね!
これからも、くまちんには毎日対局を頑張ってもらおうかな(笑)

ちなみに、くまちんは喧嘩も強いです。
4歳児を軽々と抱え上げて、転がしてしまうこともできます。

本気を出すと、囲碁も喧嘩も強そうです。
恐るべし、くまちん!

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最終週は6勝1敗

 

8月期の院生研修が終了しました。

3週目を終えた時点では、通算13勝7敗で4位。
その時点ではプロ試験の合同予選へ参加するためには、最終週を7戦全勝して、周りの成績しだいというところでした。

結果は、1日目が3連勝!
先週と合わせて2日連続の3連勝ということで6連勝まで伸ばしました。
しかし、3位には逆転できたものの、上位二人はなかなか盤石です。

最終日の2日目。
午前中の2局はどちらも勝って8連勝まで伸ばしました。
対して2位は2連敗と崩れて同星に。
さらには午後に直接対決が残っていたので逆転のチャンス!
…だったのですが、結局は最終決戦に敗れてしまい、連勝は8でストップとなりました。

これで最終週は6勝1敗で、8月期の通算成績は19勝8敗となりました。

1位の院生のほうも最終週は6勝1敗。
結局、1位との差を縮めることはできず、そのまま独走を許す形となりました。

斗真は4位から1つ順位を上げ、Cクラス3位で8月期を終えるということになりました。
本来なら3位とはいえ昇格圏内なのでBクラスへ上がれるのですが…。

プロ試験の合同予選には届かず

 

8月期は特別な時期で、合同予選への参加が7月と8月の2か月の順位を合計した結果で決まります。

今回、斗真は合同予選参加条件となる20位以内に入ることができませんでした。
おそらく21位だったのではないかと思います。(Cクラス1位のポジション)

結果的には最終日は全勝していれば、斗真がCクラス2位になっていました。
ただ、実は2位になっていたとしても、今回はプロ試験の合同予選には届いていなかったようです。(参加するには1位しかなかった)

やはり、1局の行方がどうこうというより、1か月を通して成績を残すことが大切です。

振り返ってみると、先週の1日3戦全敗がすべてだったように思います。
その日は、碁の内容もめちゃくちゃでした。

こういう不調なときはたびたび訪れますが、それでも何とかやり過ごしながら、成績だけは残さなければいけません。
これが勝負の世界の難しいところです。

惜しいところではありましたが、今年のプロ試験の合同予選には参加できないという結果になりました。
この悔しい経験を胸に秘めて、これからの日々の勉強に打ち込んでほしいと思います。

斗真の院生日記・8月期

永代囲碁塾からのご案内

 

永代囲碁塾では、囲碁教室やオンラインレッスン、出張レッスンなどを行っています。

囲碁を始めてみたい方から、棋力向上を目指す方まで、それぞれの目的に合わせてサポートしています。

教室で直接指導を受けたい方や、ご希望の場所でレッスンを受けたい方はこちらをご覧ください。

囲碁教室・出張レッスンのご案内

ご自宅から継続的に棋力向上を目指したい方には、オンラインレッスンもおすすめです。

オンラインレッスンのご案内

囲碁の勉強に役立つ教材をお探しの方は、囲碁マガジンもご覧ください。

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  約1年間で1級から三段へ

 

オンラインレッスンを受講している小学生が、約1年間で大きく棋力を伸ばしました。

最初はネット碁「野狐」の1級あたりでしたが、現在は三段。
1級から初段、二段、三段と3階級アップです。
野狐の段は日本での段とは比べ物にならないほど厳しいですからね。
ただの3階級ではありません。

さらに、夏に行われた小学生名人戦では県代表として全国大会にも出場しました。

1年間で1級から三段になっただけでも驚きですが、小学生名人戦の県代表にもなったので、本当によく頑張りました。

  普段のオンラインレッスン

 

オンラインレッスンでは、まず野狐で普段打った対局を一緒に検討します。

良かったところや改善したほうが良いところを振り返り、次の対局で意識することを確認します。

① ネット碁「野狐」で対局する

② 野狐で打った碁を一緒に検討する

③ 講師と指導碁を打つ

④ 指導碁を一緒に検討する

⑤ 詰碁の宿題&答え合わせ

何か特別なことを一度だけやったわけではありません。

対局して、検討して、課題に取り組み、また対局する。
そして、宿題で詰碁。
この流れを繰り返してきた結果、少しずつ実力がついてきました。

  もっと驚いたのはお父さん

 

しかし、今回もっと驚いたことがあります。

オンラインレッスン中、お父さんが後ろで見守ってくれていることもあるのですが、なんとそのお父さんまで強くなりました(笑)

お父さんと実際に対局して棋力を測ったわけではありませんが、質問の内容や話を聞いている感じでは、間違いなく強くなっていると思います。

レッスン以外でも、お父さんには身内だからこそできる伝え方をお願いしたり、今後の課題を整理してメールでやり取りしたりすることがよくありました。

私からお子さんへの伝言をお願いすることもあり、その内容を確認しているうちに、お父さん自身の囲碁の理解も深まっていったのでしょう。

ただ後ろでレッスンを見ていただけではなく、お子さんの上達を一緒に支えてきた過程そのものが、お父さんにとっても勉強になったのだと思います。

お子さんが強くなるのは分かっていましたが、まさかお父さんまで上達するとは……(笑)

  オンラインレッスンを受けると…??

 

オンラインレッスンには、移動せずに自宅で受講できるという便利さがあります。

しかし今回のように、ご家族も近くで一緒に学べることも、オンラインならではの良さなのかもしれません。

もちろん、一番頑張ったのはレッスンを続けてきた小学生本人ですが…。
そして、その成長を後ろで見守っていたお父さんも一緒に上達。

まさしく「見ているだけで強くなるオンライン囲碁レッスン」です
それを実際に指導を受けてみたらどうなるか…。
もうお分かりですよね!(笑)

ご相談をお待ちしております!

オンライン囲碁レッスンの様子

最高段の九段へ昇段

 

河野光樹八段が、勝ち星対象棋戦で八段昇段後の通算200勝を達成し、2026年8月25日付で九段へ昇段しました。

河野九段は前日の8月24日に行われた第9回SGW杯中庸戦の予選で2連勝。
多分ですが、この2連勝のどちらかで昇段が決まったのではないでしょうか。

最高段への昇段ということで、本当におめでとうございます!

河野光樹九段

八段から17年、積み重ねた200勝

 

日本棋院の大手合は2003年に廃止され、現在はタイトル獲得や賞金ランキング、勝ち星などを基準とした、運の要素がかなり排除された実力本位の昇段制度になっています。

勝ち星による昇段では、七段から八段になるために150勝、八段から九段になるためには、さらに200勝が必要です。

河野九段は2001年に七段へ昇段。
その後、150勝を挙げて2009年に八段となり、そこからさらに17年をかけて200勝を積み重ねました。

つまり、七段昇段後から数えると、八段までの150勝と九段までの200勝を合わせて、実に350勝です。
350勝って…(遠い目)

七段から350勝という、非常に厳しい条件を満たしての九段昇段です。
河野九段が本当の実力者であることが、改めてよく分かります。
大手合が続いていれば、もっと早く九段へ昇段していたことでしょう。
現に大手合がある時代では1年や2年で一つずつ昇段を果たしていますね。

幕張囲碁研修センターの先輩

 

河野九段は、日本棋院の「幕張囲碁研修センター」という院生寮の1期生で、私の先輩に当たります。(ヒカルの碁でもお馴染みの院生会場)
少し年代が違うため、院生時代も寮生活も時期は重なっていません。
それでも、河野九段が時々寮へ来て、囲碁を指導してくれたり、一緒に卓球をしたりした思い出があります。

約25年前のことなので、細かいところは少々うろ覚えですが……(笑)
当時から面倒見のよい先輩でした。

親子でお世話に

 

そして現在、河野九段は日本棋院の院生師範を務めています。

今年3月に斗真が院生試験を受けた際には、河野九段が試験碁のお相手をしてくれました。
対局は斗真の2子局。
試験後には対局の検討をしていただき、院生の過ごし方やルールについても丁寧に教えてもらいました。

かつては幕張囲碁研修センターの先輩として、私に囲碁を教えてくれたり、一緒に卓球をしたり。
それから約25年後、今度は院生師範として息子がお世話になるとは、不思議なご縁で何とも言えない気分です。

▶ 河野九段との院生試験碁はこちら

今後とも

 

河野九段、本当におめでとうございます!
これからものご活躍を楽しみにしています。

そして、九段昇段のお祝いに便乗して……。
院生師範として、斗真のほうも何とぞよろしくお願いいたします(笑)

河野光樹九段のプロフィール

 

河野九段は1974年1月14日生まれ、宮崎県宮崎市出身(九州男児だね〜!)
故・坂田栄男二十三世本因坊門下

1992年に入段。
1993年に二段、1994年に三段、1995年に四段、1996年に五段、1998年に六段、2001年に七段、2009年に八段へ昇段。そして2026年、九段への昇段を果たしました。

▶ 河野光樹九段の公式プロフィール

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一力名人が黒番中押し勝ち

 

一力遼名人に芝野虎丸棋聖が挑戦する、第51期名人戦挑戦手合七番勝負の第1局が行われました。

結果は、一力名人の黒番中押し勝ち

名人戦3連覇を目指す一力名人が、開幕局を制しました!

勝負を分けた白72

 

黒・一力遼 名人

白・芝野虎丸 棋聖

第51期名人戦第1局・白72の局面

第1局は、序盤から難しい戦いが続きました。
特に右下白の死活は…?
??が続く進行で、なぜ死んだのか、なぜ死ななければならなかったのか。
よく分かりません(笑)

そんな中で大きく形勢が動いたのは、白72です。
これが失着だったようで、流れは一気に一力名人へ傾きました。
正しくは白72でAと打っていれば、まだまだ互角で先の長い勝負となっていたようです。

第51期名人戦第1局・白72以降の展開

黒1(実戦黒73)には白2と出ていきたいとろこです。
しかし、白には黒3から5が好手順で、黒は取られることはありません。

黒3以外では黒が脱出することは難しいのですが、芝野棋聖はこの黒の脱出をうっかりしたのかなぁ…。

まぁ、そんなことは99%ないと思いますが、どうしてこうなったんだろう…という疑念は残ります。

このあと1日目の封じ手は、一力名人が97手目でした。
このときの勝率は黒が99%。
数字だけ見ると芝野棋聖の苦戦は明らかです。

2日目に入っても一力名人が堂々とした打ちぶりを見せて、危なげない勝ち方で完勝と呼んでよい内容だったと思います。

今年も一力名人が先勝

 

開幕局を3年連続で一力名人が制しましたが、まだ長い七番勝負は始まったばかり。
第2局は9月2日〜3日に行われます。

一力名人が連勝するのか。
それとも、芝野棋聖が1勝1敗のタイに戻すのか。

第2局にも注目です!

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  周りの状況で打ち方が変わる

 

「大々ゲイマビラキ」は、実戦でもよく出てくる形です。

打ち込む場所は同じでも、周りの状況によって、その後の打ち方が変わることがあります。

今回はいろいろな局面を用意して、それぞれの違いを解説しました。

余裕があれば、よく出てくる形として覚えてしまいましょう。

大々ゲイマビラキへの打ち込み

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