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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・

月: 2017年1月

中国の旧正月に日中韓のトップ棋士が対戦する、2017第5回CCTV賀歳杯日中韓新春争覇戦が行われています!

「出場選手」

・井山裕太九段(日本代表、国内六冠)

・柯潔九段(中国代表、世界ランキング1位)

・朴延桓九段(韓国代表、世界ランキング2位)

この出場選手3名は、日中韓の国内でぶっちぎりの首位を独走している三人です。

そして、井山六冠は初戦を柯潔九段相手に勝利しました!
世界最強の呼び声が高い柯潔九段に勝つというのは本当に素晴らしい!
柯潔九段はアルファ碁にネットで挑んで敗れたあとは、入院したりと本調子ではないような気がします。それでも、勝ちは勝ち。

井山六冠の次回は「柯潔九段と朴延桓九段の勝者」「決勝」で対決します!

変則システムの為、まだ柯潔九段が決勝に出てくる可能性はあります。
このシステムは多分、朴延桓九段がつらいと思いますが・・・。(朴延桓九段は一回でも負けると優勝ができない)

決勝(1/31)が楽しみです!

カタンです。

写真はゲームマスターの方が初心者卓にてルール説明をしてくれています。

無人島で資源を獲得しながら、領土を広げたりしてポイントを10点にしたら勝ちのゲームです。
資源交換などは交渉ありが特徴です。

カタンは、世界で三大ボードゲームの一つと言われているそうです。
前日にネットでルールを見ましたがちんぷんかんぷん(笑)

結局は当日のルール説明を聞くことにしました。
囲碁のルールって、本当にシンプルで簡単なんだなぁと実感しました。

しかし、実際にルールを聞いてみると意外と簡単でした。

そして、やってみると…。めっちゃ楽しい!今後もやりたいですね。

他には交易王



こんなゲームも。



色々なゲームがあり、とっても楽しかったです。

また次回も開催したいですね!

今回のゲストは大沢摩耶インストラクターでした!

自分は途中から行った&写真を撮り忘れたということで…。



終わり間際の指導碁検討風景を。

生徒一人に講師二人!

なんと贅沢な(笑)

大沢インのニコニコ顔がとっても印象的でした〜!

昼食が終わったあとは今回の注目イベントである日韓対抗戦です。18人ずつで対局しました。

自分は写真左下のおじ様と対局しました。このおじ様も普通に強いです。

今回は白番でしたが、昔から愛用している形が出現。
ノータイムで仕掛けていったら相手が回避してきたので打ちやすくなりました。その後は深い侵入をとがめて入ってきた分をそのまま取って優勢に。そのまま勝ち切れました。

検討では今年の世界アマ日本代表である坂本修作さんが華麗なサバキ筋を披露。
さすがのサバキで勉強になりました。

oda

小田は写真のおじ様に負けてしまいました。
アキ三角でも打ってくるんだよなぁ、だったか、アキ三角でも打たないといけないなぁ、だったかと言ってような気がしましたが詳細は覚えてません。
少し悔やんでました。

気になる全体の結果ですが日本側の12勝6敗でした!
さすがにこのメンバーで負け越しはできないですね!
でも、キャプテンや全国優勝経験者が討ち取られたりとレベルの高い紙一重の勝負だったと思います。

やっぱり最近は個人戦より団体戦のほうが好きだなぁ。

二回戦が終わり、一休憩。
休憩時間に用意されていたのはヴァイオリンの生演奏でした。
2/4(土)に永代塾囲碁サロンでヴァイオリンの生演奏もあり、最近は縁があるなぁ〜といった感じです。韓国での動画は下記をどうぞ。

永代和盛Twitter ←クリック

そして、二連勝で迎えた三回戦。

三回戦の競技は日本ペアVS韓国ペアです。

つづく

一回戦は日本&韓国ペア同士の対局です。言葉は通じないけど交流戦!って感じですね(笑)

一回戦の相手の日本側は井場悠史くん。院生の後輩です。
現在も東京代表で全国大会で活躍するなど現役バリバリです。
新宿子供教室で院生相手に指導をしているのが彼の実力の源だと思います。
「普段から自分も勉強してないとプロを目指す子供相手には指導ができない」
こんな素晴らしい発言ができる若者です。
近いうちにさらに活躍してくれることでしょう。

こちらのパートナーは髭を生やしたコワモテのおじさま。井場くんのパートナーは数学の先生。
囲碁の内容もこの雰囲気そのままとなりました。

気になるパートナーの実力は…。
これが「普通に強い」という言葉で井場くんと一致しました。

「メチャクチャ強い」は自分より強い感じ。
「まぁ、強い」は自分より若干棋力が下かなという印象。
「普通に強い」というのはほぼ互角という意味です。
「普通に」というところにも少しニュアンスが含まれています。

普通の碁会所にこんなに強い人がたくさん集まってるのねという印象です。
こちらは日本でも選りすぐりの精鋭メンバーなのに「普通に互角の勝負」を繰り広げられているのです。
韓国のレベルの高さは恐るべし。

対局ですが、黒番を持った永代さんはやりたい放題。
白にたくさんの地をあげても気にしない。
中央ドーンの作戦です(笑)

我がパートナーも力強い打ち回しで息もピッタリ。
途中で自分が少しミスしたりしたものの勝利!
幸先の良いスタートとなりました。

勉強家の井場くんでも、ペア碁では負けられません。
こちらは常に夫婦解散の危機の中で長年戦ってきましたからね…(笑)

小田ペア碁初戦は勝利していました。
小田のパートナーも「普通に強かった」です(笑)

ここで昼休憩。近くのサムゲタン(?)のお店でした。

img_4418.jpg

ご馳走です。味もちょうど良い味付けで美味しい。
鶏肉の中には色々と具が入ってよく煮込まれています。
永代家テーブルの中に村上深くんをご招待して楽しく食べました。

囲碁は2日目だけです。

その前に、今回のイベント参加のきっかけをご紹介しましょう。

それは大沢摩耶さんです。

大沢さんがこのイベントに参加を考えていて、女性が少ないからと小田も誘ってくれたのです。
それはペア戦の予選会昼食時でございまして・・・。
隣に土棟さんもいらっしゃいました。
当然、永代さんと息子はどうなるいうことになったのですが・・・。

①息子と一緒に3日間のお留守番

②息子と一緒に韓国へ行く

という2択になりまして・・・・(笑)

あれ、小田が韓国行かないという選択肢がないぞ・・・という野暮なツッコミはなしとして・・・。
どちらにしても息子の面倒を見る気配です。

そんなちょっと厳しめの自分を見透かしたように、大沢さんの猛ラッシュ+小田の行こうか攻撃にタジタジとなり・・・。

永代「土棟さんが行くなら行きます・・・」

と横にいる人にサジを投げたわけであります(笑)

そうすると、最初は乗り気でなかった土棟さんも、
大沢さんの「それなら土棟さんも行こうよ」という声掛けに同調して・・・。
土棟さんも後日、参加する事を決意したようです。

それならば、言ったことは守らないといけないということで・・・。

巻き添え者が一人いましたが、参加が決定したのです(笑)

ついていくということなので、当然選手ではないわけです。いち同行者というやつですね。
息子様のお守りです。はい。

でも、韓国に到着して歓迎会のときに。
村上深くん「今、17人で奇数だし、永代くん入れる?」

あれれー?ということで参加が急遽決定したしだいでございます。
まぁ、元々補欠要員だったのでこの可能性がなくはなかったのですが。

というわけで一緒に楽しませてもらいました(笑)

(ここまでは幹事が当日までにどう考えていたかは別として、永代家の流れでした。)

2017年1月15日

棋聖戦第1局 封じ手予想

By igosalon

棋聖戦が開幕しましたね!

井山六冠は名人を取られたものの、その後はまた好調をキープしているように思えます。
あの名人戦が嘘のようです。

今回の棋聖戦挑戦者は河野臨九段です。

番碁は井山六冠に一度も勝っていませんが、それは五番勝負の話。
七番勝負は二日制になり、持ち時間が違いますからね。
河野九段は二日制は初登場かな?
記憶にないなぁ。(あったらごめんなさい)

※追記 過去に井山名人へ挑戦したことがあったようです。(白石プロのブログにて)

読みに定評のある河野九段が持ち時間たっぷりでさらに読むとどうなるのか。
そのあたりに注目しています。

さて、第一局目は珍しい形ができたあとは早速、戦ってますね。
進行速度も超のつくほどスローペースです。

さて、封じ手予想してみましょう。

封じ手

井山六冠が黒番で封じ手する場面です。

まぁ、第一感は黒Aです。
何となく好手っぽい。
打つ場所がはっきりしないときは何となく良さそうなところに打っておくものです(笑)

少し黒Bも気になりますが、碁の理論としては「ダメ場を切る」ことになりかねません。
逆に白からこのようなところに打たせて、「ダメ場をツナがせる」というほうが勝ちやすいというのが基本です。

でも、黒Bにくれば、下辺に打ち込んでいって、下辺白を攻められそうだなとアマチュアならではの理想を描いてしまいます。

こうなるとアマチュアは止められません。

やっぱり黒Bにします(笑)

今回のイベントは交通費だけは自腹で、
ホテルや食事代などの滞在費はご招待という至れり尽くせりなのです。

ホテルに朝食はついていないので…と思ったら朝食代もいただきました。
細部まで気が行き届いています。すごい。

 



ホテル前のお店で朝食。韓国のお店ではおつまみのようなものがサービスで出てきますよね。
いつ見ても感激。

スープのようなお粥のような、トッポギのようなものを皆で食べました。
食べてると日本選手団の人達が続々と入店。皆、考えることが同じです(笑)

そして、会場へ。会場にはこんなものがありました。

 

選手の顔写真入りの看板(?)です。(選手は18人なので一部同行者あり)

日本を代表するそうそうたる面々です。
全国優勝経験者7名、女流アマ全国優勝経験者2名、その他県代表経験者多数です。
よくもこんなメンバーが集まったなという感じです(笑)

 



キャプテン平岡さんのご挨拶もあり、対局をスタートです。

つづく

まずは成田空港から仁川空港へ出発。

機内では日本側の幹事である村上深くんと、井場悠史くんと同じ並びに。

お互いの近況報告などを中心にお話しできました。

幹事の村上くんは寝不足のようで途中は少し寝てましたが、途中からはいつもどおりにジョークを連発する深くんでした。

仁川空港では、関西棋院棋士の洪清泉プロを始めとして、スタッフの方がお迎えに来てくれました。安心感抜群です。ありがとうございました。

スタッフの方の車に乗って移動。
日本語で普通に会話していたら、スタッフの方に日本語で話しかけられてびっくり。変な事は話してなかったからよかったけれど(笑)

歓迎会(前夜祭)会場は洪プロのお父様が経営されている碁会所でした。

その後は一旦、ホテルへ。
このホテルはネタとして秀逸な感じでした。詳しく知りたい方は永代塾囲碁サロンにて。

歓迎会はたくさんの人数で行われました。
地元の囲碁愛好家の方達との新年会も兼ねているようで総勢にすると100人近くいたかな・・・。

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そして、洪プロのお父様が挨拶されて、一曲(?)歌ったあとは大沢摩耶さんが呼ばれました。
ここで大沢さんがご挨拶をして、記念品の贈呈がありました。

上の写真の掛け軸(?)が手渡されました。
持っている方が手書きで朝の4時に仕上げたとか・・・(笑)
すごく綺麗な文字でしたね。
こんな文字を書いてみたい(笑)

ちなみに、このキラキラしている場所はカラオケ用です(笑)

韓国側から会長がご挨拶代わりに一曲。

日本側からは江村棋弘さんが一曲。「世界に一つだけの花」を熱唱して、大役を務められました。のちのFacebook仲間からは切り込み隊長のご任命を(笑)
確かにノリの良い、面白い方でした。

食事のほうはスタッフの方がすべて手作りされたようです。
とても美味しくいただきました。
なぜかいただいたスクラッチくじも当たったし・・・(笑)
至れり尽くせりの歓迎会となりました。

皆様、本当にどうもありがとうございました。
歓迎会はとても楽しかったです。

つづく

交流戦の全日程が終了しました。

【1日目】

仁川空港 → スタッフの方に送迎してもらい、会場へ → ホテルに荷物を置いて歓迎会&新年会

【2日目】

一回戦(日本&韓国ペア同士のペア戦) → 近くのお店で昼食(サムゲタン) → 二回戦(18人VS18人)の対抗戦 → ヴァイオリン演奏 → 三回戦(日本ペアVS韓国ペア) →近くの焼き肉屋で打ち上げ

【3日目】

午前(韓国の金道場という名門道場で勉強会)、又は自由行動。

ちなみに永代さんは荷物番しながらのコーヒータイムで優雅な気分。←今ココ

原稿も書かなくちゃ。囲碁研究にて今回のイベントを掲載予定です。