第一位は五冠を獲得した一力遼棋聖で約1億2,500万円とぶっちぎりでした。
第二位は芝野虎丸十段。
第三位は井山裕太碁聖。
どちらも4,000万円台です。
4位〜6位は女流棋士が占めました。
4位の上野愛咲美女流名人は4,000万円台。
5位と6位の上野梨紗女流棋聖と藤沢里菜女流本因坊はともに2,000万円台。
億超えいるし、4,000万円台はたくさんいるし、女流棋士が三人も入っているし。
囲碁界は夢がある!と感じさせられますね。
でも、ここからは少し現実に引き戻されてしまいます。
七位の許家元九段は1,000万円台。
タイトル経験者、リーグ入り常連であわよくば今でもタイトルを狙える位置に常駐。
そんな超一流棋士でも…。
厳しい…。
特に注目は8位です。
三浦太郎テイケイ俊英杯は1300万円。
見た目は素晴らしいのですが、テイケイ俊英戦の賞金は1000万円なので…。
差し引くと…。
前に新人王も取っているし、若手ではトップクラスの実力があります。
去年は30勝9敗と、レベルが上がってきている近年でも勝ちまくっている超有望株なのです。
個人的にはもっと稼いでほしいと思っています。
賞金ランキングを見ると、最近は何かのタイトルを取らないとなかなか厳しいというのが現状ですね。
20年くらい前はランキング20位くらいで1000万円くらいだったと思います。
トップは変わらないとしても、全体的には賞金が半減しているのでしょうね。
夢と現実のどちらもある囲碁棋士。
腕一本の勝負の世界ですから当然のことですね。
以前、張栩九段と話しているときに
「囲碁界が厳しいと分かってプロになっているんだから、覚悟を決めないと。勉強して強くなって勝つしかない」
と言っておられました。
トップ棋士の言葉には重みがあり、本当に厳しい世界です。
それでも、好きなことが仕事になっているという素晴らしい現実もあります。
棋士の皆様にはぜひとも頑張って生き抜いていってほしいです。
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