黒・一力 遼 棋聖
白・芝野 虎丸 十段
棋聖戦第六局・1図
いや〜、初っ端から芝野虎丸十段がやってくれました。
勝ったら棋聖位を奪取という大一番で!
1図の白1という独創的かつ大胆な一着が飛び出ました。
これをネット中継で見たときは、記録係のクリックミスだと思いました(笑)
でも、このまま局面は進んでいくし、本当に打ったんだなと…
この手をポジティブに解説してみると…
①上辺黒への打ち込み
②右上での戦いへの援軍
③右下黒を攻めるときの待ち伏せ作戦
④左辺黒模様の拡大を防ぐ
⑤あわよくば左辺が白模様になったときの拡大に役立つ
まさに一石五鳥ですね(笑)
そして、反対にネガティブに解説してみると…
「どこにも役に立っていない!」の一言です。
さぁ、この一手が吉と出るか凶と出るか。
ちなみにAIはこの手で評価値を下げることはなかったので、あり得る手と判断しているものと見られます。
棋聖戦・第六局の封じ手予想
黒1のトビにします。
今回はですね、ここが大本命ですよ。(ちらっと白がアキ三角になっている石へのノゾキもあるあるかな〜と思ったのは秘密です)
そして、肝心の形勢はどうか。
黒地が多すぎて、白は中央黒の大石を取ってしまうか、攻めながら周りで大きく得をするしか、勝つ道はありません。
それがどれくらい実現可能か…。
相手はあの石が死なないことで定評のある、一力遼棋聖です。
白がなかなか大変な形勢なのだろうと思います。
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