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上野(愛)、準決勝進出!【第8回呉清源杯世界女子囲碁オープン戦】
前年覇者の上野愛咲美六段
第8回呉清源杯という女流棋士の世界戦が開催されています。
去年の優勝者の上野愛咲美六段がベスト4に進出して、連覇を目指しています。
世界戦だけあって、優勝賞金は約1,000万円!
SENKOワールドカップも優勝賞金1,000万円ですから、やはり女流のみの棋戦といえど世界優勝ですから豪華な金額ですね。
ベスト8には世界戦優勝経験者のみ
ベスト8の対局結果(左が勝者)
金恩持九段(韓国) 1目半 於之瑩八段(中国)
ベスト8に残った選手は全員が世界戦優勝経験者のみという、本当にハイレベルな準々決勝となりました。
日本選手も上野愛咲美六段、藤沢里菜七段、上野梨紗三段と三人いましたが、上野愛咲美六段のみがベスト4進出となりました。
上野愛咲美六段 VS 呉有珍九段(韓国)の一戦
上野六段が白番です。
この碁は内容が激しすぎて、分かりやすく説明するのが難しいです。
AIの形勢判断もあっちこっちいきますし(笑)
最後に勝負が決まった局面だけを紹介します。
1図
1図 上野六段が白1で、しっかりと上下で連絡して落ち着いたところです。
これを省くと左下白の17子が分断されて取られてしまいます。
落ち着いた守りの白を見て、黒も合わせるかのようにしっかりと黒2で守りました。
結果的にはこれが緩着で、白3と打たれた以降は互角の形勢になることはなかったようなので、
黒2が敗着ということになると思います。
2図
2図 実際は白1には黒2を決めてから、黒4など手を抜いて頑張らないといけない形勢でした。
実戦は形勢判断を誤ったのか、ゆっくりと打ちすぎてしまい、地が足りなくなったのでしょう。
プロでも間違う形勢判断って難しい…。
3図
3図 実戦の守り(1図黒2)は何を心配したのかと言いますと…。
例えば白5などに突っ込まれると、白7のコウが残っています。
黒がこのコウに負けると、左上黒全体(黒15子くらい)の眼形にも関わってきます。
本当に大事件です。
しかし、守っていては形勢が足りないということもありますし、黒からのコウダテもたくさんあるし、黒も頑張り切れるのではないかという気持ちもあります。
ただ、詳細は私の棋力では分かりません(笑)
とにかく1図で、黒が用心した一手の隙をついて、白が実利で上回ったという決め手の局面でした。
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