第44期女流本因坊戦 挑戦手合五番勝負の第5局が、2025年11月5日(水)に東京・日本棋院本院で行われた。
藤沢女流本因坊と星合志保四段によるシリーズ最終決戦。
藤沢女流本因坊が6連覇か、星合四段が初のタイトル獲得なるか。
どちらにしても、注目の最終決戦となった。
ニギリの結果、藤沢女流本因坊が黒番を持ち、最終局が始まった。
これまでの4局はすべて白番が勝利していた。
ニギリで手番が決まった瞬間の両者の気持ちはどうだっただろうか。
私の予想は、おそらくそこまで気にしていなかったのではないかと思う。
出だしは黒の亀の甲が出現し、黒がリード。
しかし、その後は黒が少しずつ緩い手を重ね、白が主導権を握る展開に。
このまま白がリードのままヨセに入ろうかという局面で――。
星合四段の白1が、踏み込みすぎた一着だった。
藤沢女流本因坊は、すかさず黒2から6までと反撃。
白は読みの中で何か勘違いがあったのか、中央の白と絡み攻めをされ、どちらかが取られてしまう展開となった。
これは白のツブレに等しく、藤沢女流本因坊の防衛が決まった。
これにより、藤沢女流本因坊は6連覇を達成。
一方の星合志保四段は、初のタイトル挑戦ながら第2局と第4局を制し、最終局までもつれ込む健闘を見せたが、あと一歩届かず。
とはいえ、藤沢女流本因坊をここまで追い詰めた内容は、いつでもタイトル獲得が届く位置にいることを証明した。
今後の活躍も間違いないだろう。
持ち時間は各4時間で、昼食休憩を挟み、終局は午後7時40分ごろ。
本局の立会人は向井千瑛六段。
記録は竹下凌矢二段と荒井幹太初段で、どちらも藤沢一就八段門下の棋士だった。
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