長文につきnoteにて
囲碁界への提言に対して
上記の記事の冒頭にもあるように囲碁界への提言がありました。
この提言に関しては、ほかの一般社会においてはごく当たり前のことです。
しかし、なぜ今の囲碁界からはあまり危機感が感じられないような状況なのか。元院生でもあり、現在は囲碁界で生きている永代の個人的な意見を述べました。
この記事はこの提言に関しての反対意見ではありません。むしろ、肯定的なものと捉えています。
なので、今回は囲碁界の状況を補足説明したようなイメージです。囲碁棋士と、普通と言われる一般社会では価値観のズレがあるのではないかと考えています。
何が幸せなの?
ちなみに私の立場としては、囲碁棋士にはもっと積極的に行動を起こして囲碁普及を頑張ってほしいなと思っています。囲碁界が盛り上がると良いことばかりだからです。
しかしその反面で、無理がたたって昔の修行仲間や今の仕事仲間である人達の幸せが壊れるような可能性があることだと勧めにくいなとも思います。全体のためを思いすぎて個人の人生がつらくなるパターンです。
いくら囲碁棋士が公人扱いとはいえ、個人の人生までを他人が変える権利はないと思っているからです。価値観が一般とは大きく異なる人への意見というのは、良かれと思った発言ですら、良い方向へ行くかどうかなど分からずに難しいものです。
この人生で正解を分かってる人などいないでしょう。相手のことを真剣に考えている意見ではない限りは、想いは通じない相手だと思ってください。自分の考えや都合だけを押し付ける意見なんて論外です。まぁ、これは囲碁棋士に限った話ではなく、一般社会でも通用する話だと思いますが。
結局は「何が幸せか」
これを問うような記事にしたつもりです。題名の少し過激な表現ばかりに目をとらわれないでくださいね。まぁ、少しは囲碁棋士に積極的に活動してほしいなという思いはこもってますが(笑)
皆さんも囲碁棋士を例にとって、自分の幸せは何なのかを見つめ直す良い機会になってくれれば幸いです。