前回のカタツギ編はこちら
『失敗』カケツギ
黒1の「カケツギ」は白2のアタリが先手で利きます。
白2が先手で利いたことにより、白は先手で連絡できました。
これでは黒が少し不満です。
カケツギの特徴と使い方
皆さまはカケツギの特徴と使い方をご存知でしょうか?
カケツギはバランス良く構えたいときに使います。
どちらかというと、効率良く守りたいときに使う感じですね。
イメージとしては、力をうまく分散させて色んなところに好影響を与える感じです。
カタツギとカケツギを比べてみると
カタツギは前回の記事で紹介したように、「一点集中突破で破壊力抜群」というイメージです。
バランスを取りたいカケツギとは考え方が反対ですね。
ここまで説明したら、そろそろお分かりになってくるころでしょう。
実は…。
カタツギは「攻めたいとき」に使って、
カケツギは「守るとき」に使うのです。
教室でよく見かけるのはカタツギを守りに使って、カケツギを攻めに使うパターンです。
これは考え方が反対なので気を付けましょう。
よくある例としては、鉄柱は守りに使わずに攻めに使うのが良いというのがあります。
これは、また機会があればご紹介します。
オンライン囲碁レッスンのご紹介
自宅で気軽に受けられる、オンラインでのマンツーマン囲碁レッスンの詳細は下記からどうぞ。