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2021年2月8日

『ツギ方の特徴』(カタツギ編)

By igosalon

永代囲碁塾オンラインレッスンより

今回は毎週、継続的にオンラインでレッスンを受けている方への講義を紹介します。

黒番・どうツナぐ?

黒1とハネて白2と下から連絡したところです。

黒1はハネなので断点が残ります。

続いて、この断点をどう守るかが問題です。

黒の動き方で囲碁用語を考えてみるといのも一つの指針になります。

黒A…カタツギ

黒B…カケツギ

黒C…ブツカリ

『正解』

黒1のカタツギが正解です。

カタツギをすることにより、次に黒は2とハネて分断していく手が狙えます。

白2の守りは仕方がないところでしょう。

ということは黒が先手で守って、他へ回ることができます。

カタツギの特徴

ここで、皆さんにお聞きします。

カタツギはしっかり守る手だから「守りの手」だと思っていませんか?

実はこれは逆なのです。

カタツギは何も利きが残らないような堅いツギ方です。

イメージとしてしっかりと構えて力をためている状態ですね。

次に、そのためた力を使って強烈なパンチを狙っています。

逆にいうと、利きが残らないほどに堅い手を守りにしか使えないようでは、守り以外の働きがなく効率が悪い手となってしまうのです。

言葉だけでは、何となく分かったような、分からないような…。

長くなったので、他の選択肢はまた次回にでも。

他の選択肢と比較すると、もう少しわかりやすいかもしれません。

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One thought on “『ツギ方の特徴』(カタツギ編)