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2025年4月30日

サッカー × 囲碁のトップ対談【 前編 】

By igosalon

  【中村憲剛 × 一力遼 】の対談

 

記事はこちら↓
よみタイ「中村憲剛 × 一力遼対談・前編」

このブログを見ている方なら、一力遼棋聖が囲碁界において、どれだけ活躍しているかの説明はいらないでしょう。

ということで中村憲剛さんの紹介だけしておきます。(ChatGPT調べ)

サッカー界のスーパースターということは知っていましたが、改めて調べてみると半端なく活躍していますね。

所属していた川崎フロンターレは武蔵小杉がホームです。

武蔵小杉で囲碁サロンをしていたこともあり、駅でよく広告を見かける身近な存在です(笑)

ちょんまげをかぶっていたり、バナナを持っていたりとサービス精神が旺盛な方だと感じていました。

『中村憲剛プロフィール』

・1980年生まれ

・東京小平市出身の元プロサッカー選手

・プロキャリアの全て(2003年〜2020年)を川崎フロンターレで過ごす。中心選手として活躍し、546試合83得点の活躍。

・日本代表(2006年〜2013年)でも活躍して2010年のワールドカップにも出場

・チームのタイトルも多数獲得、個人でも年間のベストイレブンは8回2016年にはMVPを獲得。

  王者の共通している思考法

 

① 全体を俯瞰して見る

中村憲剛・・・ピッチ全体を上から見ている感覚で状況を把握していた。

一力棋聖・・・局所だけでなくて、全体の流れを把握することが大事。

② 点より線で見る

目の前の結果である「点」に一喜一憂せずに、長期的な視点で成長や勝利を目指す「線」の思考が大事。

  精神面の重要さ

 

囲碁やサッカーなどの専門職では技術面ばかりが注目されがちですが、何の業界でもトップにいく人たちは精神面のコントロールをうまくしていると感じます。

今回の記事では、一力さんが少し前からメンタルトレーナーを取り入れたこともあり、精神面のことにはかなりフォーカスされてますね。

① 全体を俯瞰して見るには、常に冷静である必要がある

② メンタルが安定していないと、技術面でもうまく実力を発揮できない

③ 勝負中に相手との駆け引き(表情やクセを見て判断)

④ 競り勝つというよりは、競り合いから落ちていかない

⑤ 不調なとき、苦しいときに耐えるマインド

  院生時代の体験談

 

私が院生時代に心掛けていたものの一つに④があります。

囲碁で言うと「勝つ手よりも負けない手を選ぶ」ことです。

「勝つ手」(決め手)を発見できるのは、一局を通してほとんどありません。

しかし「負ける手」(ツブれる)というのは一局の中で無数に存在しているのです。

なので、必然的に派手な勝つ手を狙うよりも、負けない手を選び続けることが勝率アップに繋がります。

相手がいる勝負の世界では当たり前なのですが、嫌な話ですね(笑)

そして、私が院生時代にいちばん苦労したのは、⑤です。

勝負に負けた直後は切り替えをしようと心がけるのですが、表面上の部分は何とかなっているように見えても、心底の部分では切り替えができてないことが多いんですよね・・・。

こういうこともあり、私はよく連敗をするタイプで苦しんでいました。

メンタルは本当に難しいです。

メンタルがもう少し強ければ、と何度思ったことか…。

  メンタルトレーナーの重要性

 

あの一力さんですらメンタルトレーナーをつけたという事実があり、さらには結果も出しました。

これで、メンタルのコントロールがいかに難しいことかよく分かったかと思います。

囲碁界ではメンタルトレーナーの重要性を、さほど認識していないのが現状です。

個人戦の多い競技なので、浸透しにくい業界であることも関係しているかもしれません。(コスト面の問題もある)

一力さんが結果を出したことですし、日本囲碁界全体でメンタルトレーナーの重要性を認識したほうが良いと思います。

ひとまずナショナルチームでメンタルトレーナーを所属させるところから始めると良さそうです。(コスパが良い)

  次回予告・対談の後編

 

よみタイ「中村憲剛 × 一力遼対談・後編」

永代囲碁塾
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