長男の問題(全問黒番)



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詰碁は量が大事!
簡単な問題をたくさん解きなさい!
暗記するくらいに何度も解きなさい!
こんなアドバイスがよく聞かれます。
これらは間違ってはいませんが、量が全てではありません。
昨日のオンラインレッスンでは「効率よく詰碁が解ける考え方」を伝授したので、ご紹介します。
私なりの詰碁と死活の定義もご紹介します。
詰碁と言えば「初手は一通り」しかなく、答えには「生き、死に、コウ」など、はっきりとした目的があります。
死活のほうは、生き死にが関わる場所を全般的に指します。
死活といっても、必ずしも何か事件が起こるわけではありません。
一見で死にそうに見える場所であれば、それは死活と呼んでいいのです。
「この詰碁は手なしか〜」はNGですが、
「この死活は手なしか〜」はOKです。
基本死活と言えば、レベル的には初段くらいまでのことを指すと思います。
さらには実戦でもよく出てきそうな形ということを付け加えて、基本死活と呼ばれます。
逆に高段者の問題は、実戦では出てこなさそうな形も多いですし、基本死活の考え方を逆手にとって罠を仕掛けている問題も多いです。
アマチュアのみなさんは、高段者の問題には手を出さずに、まずは基本死活でしっかりと能力アップを目指すことをお勧めします。
| ① スペースを狭める |
| ② 眼形を作らせないように急所へオキ |
死活で考えることは大きく分けてこの二つです。
そして、実戦ではどちらを先に考えるべきでしょうか・・・。
それは①の「スペースを狭める」です!
詰碁では急所に打って失敗しても、「あー、ダメだったか〜」で済みます。
しかし、実戦で急所に打って失敗すると、持ち込みになって損をすることが多数です。
それに対して、スペースを狭めることは、失敗したとしてもヨセとして機能していることがほとんどです。
失敗したときのリスクを考えると、まずは①のスペースを狭める、それで相手が死にそうだったら、②の急所へオキでトドメを刺しにいくという順番がお勧めです。
問題1(黒番)
スペースを狭めるにも、コツがあります。
それは「広いほうから狭める」ということです。
問題を用意したので、解いてみてください。
問題2(黒番)
こちらも黒番で、白のスペースの狭め方が大事になってきます。
今回も「広い(長い)ほうから狭める」という基本的な考え方は変わりません。
思いの外、長くなってきたので正解はまた次回に!!
永代囲碁塾では「技術面」だけでなく「基礎的な考え方」を中心に指導しています。
基礎がしっかりしていないと、技術面の勉強をしても効果を発揮しにくいでしょう。
まずは永代囲碁塾で基礎から学ぶことをお勧めします。
永代囲碁塾
問題図
前回の記事はこちら
初手は予想しやすいですが、白の抵抗をしっかりと読んでいきましょうね。
「できた!」と思っても落とし穴があったり、他にも良い答えがあったり…。
ましてや、それが実戦だったらショックは大きいですよね。
後悔のないように、丁寧に読む癖をつけましょう。
正解図1・アタリにツガずに返し技
黒1のハネが正解です。
白の抵抗ですが、まずは白2の「切りながらアタリ」を読んでいきましょう。
「切りながらアタリ」は接近戦において、大きな効果を持ちます。
黒は、白2の切りでアタリにされましたが、守ってはいけません。
黒3とアテ返して、眼形を作るのが大事な返し技です。
正解図1の続き・捨て石が大成功!
白4の取りは絶対で、黒5のアタリが利きになります。
これで黒は次に「抜きと眼形確保(1の右)を見合い」にすることができて、二眼生きとなりました。
黒5のアタリが利くことを読めているかどうかが、今回のポイントです。
黒三子の抜き跡なので、分かりづらいですよね。
丁寧に読んでいきましょう。
しかし、これで「できたー!」と喜んで読みをやめてはいけません。
白の他の抵抗も確認していきます。
正解図2・セキ生きの変化
黒1に白2と、別の抵抗をしてみます。
白2の場所が正解図1では急所でしたからね。
しかし、これには黒3ともう一つの急所に打ちます。
切りながらアタリを防ぐための黒3ですよね。
白4には黒5でセキ生きになったことを確認してください。
黒は中手になりそうだったので、不安もあるかと思いますが、しっかりと確認していきましょう。
以上の二通りは読んでおきたいですね。
長男には常々「いつも三手を三通り読みなさい」と指導してます。
ただ、ぱっと読んでうまくいってしまったら、それで満足してしまいますよね。
しかし、うまくいっているときこそ要注意。
そういうときには「うまくいかなかった側は、打ち方を変えて読む」
これが大事で「詰碁の本質」です。
これをやり出すとエンドレス(うまくいかない側が交互に変わる)になってしまうのですが、読み続けることによって、読みの精度が上がっています。
ご自分のレベルに合わせて少しずつステップアップしていきましょう。
詰碁は一人でやるとなかなか辛いものがあるので、このサイトの中にみんなで詰碁が解ける掲示板を作りたいなぁと考えています。
みんなでやれば、辛い詰碁も楽しくできるのではないでしょうか。
これから頑張って作ります(笑)
昨日、六子で勝利した長男。
お父ちゃん「もう一回六子でやるか?」
長男「昨日勝ったから今日は五子だよ!」
威勢は良かったのですが、五子で返り討ちにしてあげました。
ふふふ。
明日はまた六子かな?(笑)
対局の前に詰碁をやるのですが、洪道場の宿題が難しい〜。
長男はもちろん解けるものが少なく、ヒントを与えたいのですが…。
こちらが問題を解かないことにはヒントの出しようもない!
いやー、しんどくなってきました。