昨日、子供囲碁塾で級位者クラスのY君に指導碁をしていました。
小ヨセのあたりで形勢判断をさせてみると、白が10目良いという返答がきました。
そして、終局・・・。
並べてみると・・・。
ぴったりと10目差ではありませんか!
ぴったりとなったのはたまたまですが、10目近辺という形勢判断は当たっていたのでした。
ぴったりと分かった瞬間のY君は嬉しそうな表情をしていました。
何でも、ぴったり賞は嬉しいものです。
自分は形勢判断は苦手(なぜかいつも2、3目ほど自分を多く数える)なので、ぴったり賞はなかなかありません(笑)
立派なものです。
早速、院生くんにヨセについてを教えました。
正確にいうと、ヨセはそんなに教えられるものではないのでヨセの勉強方法を教えたといったところでしょうか。
昨日、幻庵因碩の碁でヨセの勉強をしました。
あーでもない、こーでもない。
ときには計算が丸々、10目違っていたり。
途中からアゲハマを、現物確認ではなく、盤上だけで計算する方法を練習させたり。
色々と寄り道をしましたが、結果的にはかなり最善に近いヨセ(小ヨセ)が完成したのではないでしょうか。(手数的には大したものではありませんが)
ヨセというのは目数計算だけできればいいというものではありません。
ここのハネは先手になるのか・・・。
なども読んで判断しなければいけません。
だからの読みの力もかなり必要なのです。
読みとヨセ。
今の院生くんに足りないものではないか。
当分はヨセの勉強になりそうですね(笑)
少し前まで子供囲碁塾に通っていた生徒が永代塾囲碁サロンにやってきました。
学校の課題で職業調べなるものがあるらしく、囲碁で仕事をしている永代&武田に話を聞きにきたのです。
色々と質問をされましたが、意外に数は少なく・・・(笑)
これでいいのかなと思っていたら、別の話に飛び火しました。
人生についてのお話になりましたが、英語に興味を持っているし、碁会所の席亭もやってみたいと・・・。
だから、インターナショナルな碁会所がいいとか・・・(笑)
是非、実現してもらいたいですね。
そういえば、思い返してみると3年くらい前から碁会所の席亭をやりたいとは言っていたような・・・。
長い間、同じ思いを持っていられるというのは難しい事です。
頑張ってもらいましょう。