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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・

タグ: 伝統文化事業

夏休み!

夏休みと言えば学校!

学校と言えば囲碁!

こういう繋がりで、三鷹市内の小学校で囲碁指導をしてきました。(冗談です)



この感じが懐かしい〜!

この囲碁指導は伝統文化事業の一環として行われており、一週間のうちに五日間も囲碁教室が開催されます。

とはいえ、誰でも開催できるわけではありません。伝統文化事業へ事前に申請して許可を取らなければいけません。収益事業ではないこと、一定数の人数を集める事など条件があります。

今回の囲碁教室は日頃からボランティアで囲碁教室をやってくれている方が幹事をしてくれています。日頃からの囲碁教室の生徒がいるからこそ開催できるのです。

去年に引き続き、2回目の指導となりました。去年来てくれた子供達もたくさんいてとても嬉しかったですね!^_^

色んな楽しい事が溢れている現代で、囲碁を続けてくれているだけで本当に嬉しい気持ちになります。また、新しく囲碁を覚えた子供達も多く、総勢で20人ほど。日頃の先生達の努力が垣間見えます。

そして、何と!

近所にある碁会所「秀哉」(吉祥寺)でインストラクター(席亭もかな?)をしている「仲村悠起イン」も駆けつけました。仲村インには五日間の内の二日間を担当してもらいます。

でも、初日は仲村インは担当日ではないんですよ。でも、なぜいたか?
「担当をする前に実際に見学しておきたい」ということなのです。
何と真面目な好青年なのでしょう。
しかも、囲碁界の見学は‥。

続く

講座に入ります。

(これまでのブログは下記参照)

伝統文化事業 囲碁入門教室 part1

伝統文化事業 囲碁入門教室 part2

 

denntou2

 

子供向けに入門教室をするときに気を付けていることがあります。

 

ホワイトボードや黒板に

 

・講師の名前を書く

・ルール説明の項目を書く

・漢字には全てふりがなをつける

・講義は長くても10分くらいで

 

嫌でも、講師の名前を覚えてもらいます(笑)
代わりに講師側もなるべく早く名前を覚えて、下の名前で呼ぶようにします。

あとは小学生の低学年だと漢字をたくさん読めるわけではありません。
このあたりは重要かと思います。

最後に講義の長さです。
子供たちが講義を長く聞いているわけがありません。
ルール説明は短めにして、早く実戦に移れるようにします。
なので、少ない言葉で分かりやすくなるように心がけます。(これはどこでも同じですね)
なので、コウは初めの講義ではやりません。

講義が終わったら、実戦。
ここで同じ初めてといえど、実力に個人差が出てきます。

そういうときは後ろからさりげなくサポートします。
片方ばかりをサポートすると相手の子も嫌になるので平等にサポートします。
でも、慣れないほうに重要なサポートをして良い勝負になるように持っていきます。

このあたりは人数が増えてくるとなかなか難しくなってきます。
なので、少し見たら同じくらいだなと思う生徒同士で組み合わせる事も重要です。これをいかに早く、正確に判断できるか。ここですね。

そして、時間が長くなってくると生徒も疲れてきます。
少し、休憩させたら連碁の出番です。
連碁はお楽しみ感覚でできるので非常に有効です。

連碁はできれば、大盤でやるのが好ましいです。
碁盤の横にチーム分けした全員の名前を書くと、順番も分かりやすく、次の人が心の準備をしやすい。そして、子供の名前を覚えやすく、簡単に呼ぶ事もできます。

大盤連碁は子供たちとの距離を詰めるのに最適なイベントかと思います。

こんな感じで初日は何とか2時間を務めることができました。

入門イベントで2時間はかなり長いです。
無事に終わって良かったです(笑)

今日からまた3日連続でありますが、頑張ります!

前回の続きです。

小学校指導 part1 ←クリック

 

入門囲碁教室は約20名程で行われました。

本来は講師として私+主催してくれている方々(4名)だったのですが、二日目以降の教室で任せる予定の伊藤裕介インも来ました。(詳細はpart1を参照)

全くの初めても数人いて、9路盤では何とか対局できるレベルの子供が大半です。19路で対局できる子供も2名程いました。

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人数が多いので、教室が広いです(笑)

ということで・・・・・。

皆に伝わりやすい声を出すには、常に大きな声を出すしかありません。
これは気を抜いたり疲れてくると、声が小さくなるのでかなり大変なのです。

しかも大人と違い、子供が講義を黙って聞いているわけがありません(笑)
元気な子供にも負けないくらいの声を出さないといけません。

伊藤インの心配はほぼ、ここでしょう。

あと自分の中では大きな声だけでなく、伝わりやすい声というのも気を付けています。

イメージとしては、仕事先への電話でしょうか。
電話では、表情が見えないので声だけが全てです。
声の大小やトーンなどで、自分の感情を表現しないといけません。

そんなイメージで声を出しています。

つづく

 

昨日は三鷹市内の小学校にて伝統文化事業の囲碁入門教室があり、そちらへ講師として指導に行ってきました。

伝統文化事業は私が長崎にいる頃からあるので、もう何年も続いているんでしょう。

普段、ボランティアでやってる方々へ設備の補助や、棋士やインストラクターの補助まで出ます。

入門教室はそんなに回数が多くないので、この伝統文化事業にはうってつけで、有り難い限りの制度です。

皆様もどんどんとご活用いただき、指導の幅を広げていただけたらと思います。
※本制度には適用条件がございますので、各自でお調べのうえ、ご検討ください。

この入門教室に呼んでいただいたのは、ペア戦で翔の会(羽根先生一家を応援している会)の会長と対局した事から始まります。

会長に翔の会へ誘っていただき、お邪魔したところ、色んな方とお話しすることができました。

そして、参加者の中で三鷹のほうで子供の囲碁指導をしているという方とお話しする事ができました。

私も三鷹市在住なので、何かありましたらお手伝いいたしますと言ってその場は終わりになったのですが、この言葉をしっかりと覚えていただいていており、半年くらい経ったでしょうか。本当にお声掛けをしてくださいました。
とても嬉しく、有り難い事です。

今回の入門教室は1週間で5回行います。

全部いかがでしょうかと打診されたのですが、さすがに日程的に大変な事もあり、同郷の後輩である、伊藤裕介インストラクターにも2日間お願いしました。

伊藤インは院生(東京本院)や緑星学園でプロ修行のあと、囲碁インストラクターとして今に至ります。
年齢は23歳とまだ若く、今後が期待されるインストラクターです。

ただ、やる気があってもまだまだ経験が圧倒的に足りず、現在は経験を積ませるべく色々なところで頑張らせています。
まだ若いので、体調管理もうまく出来ていないところも課題要素ですね。

そんな伊藤インと、この入門教室を成功させたいなと考えつつ、スタートしました。

続く