王銘琬九段&小田彩子ペアは準優勝でした!
昨日の戦力分析を参考にしてもらえれば分かりますが、女流アマでこの成績は立派なものだと思われます。
でも、永代夫妻は相変わらず準優勝が多いですね・・・(笑)
NHK囲碁フォーカスがまた楽しみになりました。
めいえん先生には「読みがしっかりとしている」と褒められたそうです。
「一回戦の頓死を除けばね」という(カッコ)がつくとは思いますが(笑)
そして、注目の決勝では大石が死んだようです。
でも、これはめいえん先生や小田の
「生きはあるだろうけれども、ただ生きているだけでは形勢が悪いから勝負手」
と共通の認識があったようです。
結果的には死んでしまいましたが・・・・。
そして、最終的にはめいえん先生が失着を打ってしまったとか。
超一流の先生でもそんな事があるんですね。
多分、小田とペアを組んで、4局も戦ったのですから相当に気を使って疲れたのでしょう。
でも、めいえん先生でないとここまでの成績はあげられなかったというのは、はっきりとしています。
碁の内容を見れば、小田のカラい棋風にめいえん先生がうまくバランスを取っていてくれました。
棋風が正反対だから合わせるのが難しいと思っていましたが、めいえん先生は何でもできるのですね。
事前のやりとりでは石が上にいきやすい、めいえん先生に
小田 「私は地が好きで石が下にいきます。先生の棋風とは正反対だと思います・・・」
とジャブを打ったところ、
めいえん先生 「私に棋風はありません。」
と、「名言」が返ってきたようです。続けて、
めいえん先生 「私も地が好きです。でも、私よりも周りの人が地にカラいからしかたなく上にいっているのです。」
カッコ良すぎます。
自分もそんな事を言ってみたい(笑)
何はともあれ、応援をしてくださった皆様、ありがとうございました!
めいえん先生ありがとうございました!
お疲れ様でした~。
最後にこのペア戦に集中しすぎて、小田にバレンタインを忘れられているのはここだけの秘密です。
王銘琬九段・小田彩子のペアですが、なんと2連勝してしまいました!
棋譜を見たかぎりでは、めいえん先生はかなり小田に気を使っている打ち方と推測されます。
めいえん先生はペア碁がうまいかもしれません。
ということは、あとは小田しだいかな?
一回戦で痛恨のポカをして、危なくしていたし・・・・(笑)
ところで一回戦は
「女流プロ&男性アマ」 VS 「男性プロ&女流アマ」
という組み合わせで統一していたみたいですね。
戦前の予想でこの組み合わせは女流プロ&男性アマのほうが有利という声のほうが多数でした。
ペア碁は棋力の下のほうがどれだけ頑張れるかにかかっています。
棋力が上の人は、棋力の下の人に合わせながら、いかに力を引き出してあげられるかが重要となりますね。
一応、図式としては
男性プロ<女性プロ<男性アマ<女性アマ
ということになるでしょう。場合によっては < ではなく = もあるかもしれませんが、この順番がひっくり返るところまでにはならないでしょう。
そうなると男性アマのほうがバランスが取れやすいのです。
そして、結果は「女流プロ&男性アマ」の6勝2敗。
この推測が見事に結果として表れてしまいましたね。
その中で女流アマとして唯一、ベスト4に小田が残っています。
めいえん先生&小田の孤軍奮闘に期待するよりありません。
ここで優勝したら本当にすごいと思います。
あと2勝ですね。
ちなみに自分が昨日に優勝予想した芝野くんのところも二日目に残っていますね・・・・。
強敵揃いですが、頑張ってもらいましょう!
ちなみにこの推測は勝負にこだわったものであり、アマチュア囲碁界で推奨するものではありません(笑)
アマチュアは結果重視よりもペア碁が楽しいと思えるパートナー探しがベストかと思いますよ~!
※棋譜は下記からご覧になれます!
男子プロ&女子アマが8組。
女子プロ&男子アマが8組。
合計16組で争うペア碁戦です。
これに小田も出場させてもらえることになり、昨日の前夜祭では組み合わせ抽選があったようです。
そして、本日は王めいえん先生と一緒に戦っていくそうですよ(笑)
小田は地にカラく、しっかりしているタイプなのでペア碁向きだとは思います。
でも、小田は「むーりー」と叫んでました(笑)
確かに小田がめいえんワールドについていけるとは思えません!
ここで特徴を比較してみましょう。
小田・・・地にカラい、石が低い(下にいきやすい)
めいえん先生・・・広い碁を打ち、石が高い(上へ上へ)
まったくの正反対です!(笑)
自分は王めいえん先生だけは引いてはいけないよと事前に伝えていたんですけどねぇ・・・(笑)
これは予想外の科学反応を期待するよりないようですね!
ちなみに自分の優勝予想は芝野くんのところです。