入門イベントなの?
神保町にあるコワーキングスペースのような、イベントスペースのようなところで囲碁入門イベントをやりました。
いつもの入門イベントなら、囲碁の説明をして、ルール説明をして、さぁ対局しましょうというのが一般的かと思います。しかし、みらいけんの主催者の方にその話をすると…。
主催者「うちは学びがテーマなので、ただ囲碁をやるだけというのは微妙ですね。」
と言われてしまいました。
最初から名局解説?
うーん、どうしようと考えていたら
主催者「せっかく専門の囲碁インストラクターの方が教えてくれるのだから、囲碁の名局などを解説してみてはどうでしょう?」
この申し出に、普通の囲碁のインストラクターならビックリするでしょう。いえ、初心者に囲碁を教えたことがある方なら誰でもビックリとするはずです。
入門者の方には、ルール説明をしたあとは9路盤などの小さい碁盤からスタートするというのが定説だからです。
それなのに、19路で解説?
しかも、プロがガチで戦うような名局を?
どうしたらいいの?
と思いましたが、囲碁のことなら何でもやると決めている自分はノープロブレム。
「とりあえずやりましょう」
何にもイメージ湧かないけどやりました(笑)
とりあえず、テレビをモニターにして名局解説をやりました。
普通のインストラクターなら何をやってるの?という感じですよね(笑)
新しいスタイルの囲碁入門イベントが始まりました。
つづく
新しいスタイルの囲碁教室にチャレンジしようかと思っています。
これまでは囲碁を習いたい人に向けての教室がほとんどでした。それは需要さえあればこれほど効率の良いものはないからです。
しかし、それを中心に考えていると現在のような厳しい状況になってしまいました。
なので、最近は囲碁と◯◯のようにコラボを中心にやっています。
そして、今回のコラボは「学び」です。
打ち合わせに行ったのは神保町にあるみらい研究所(みらいけん)です。
とても綺麗で広いコワーキングスペースでした。そして、少し深く聞くとコワーキングスペースと言うよりはイベントスペースとしてのほうが活躍しているとのこと。
色々な講師に来てもらい、イベントを通じて参加者に学びを提供していくというスタイルです。
そこに囲碁を加えたらどうかという提案があったので、話を聞きにいったのです。結果的に言うと話をしまくったというほうが正しいですが(笑)
読書会を開いたら盛況になるくらいの、知的好奇心が強い方が多いらしいです。
そういう方に囲碁は響くのではないか。たしかにそう思います。
あとは見せ方ですね。ここは私の腕にかかっています。これまでのように入門教室をやって、皆んなで打ちましょう、面白かったー、というわけにはいきません。
【 何が面白かったのか。】
これを追及する教室になると思うのです。
「囲碁をやるとこんなに良いことがある」という話ではなくて「囲碁を使って学ぶ」のです。純粋な知的好奇心を満たさないといけないのです。実用性とか関係ないのです。
これまでにない取り組みです。でも、何とかやれそうな気がします。
詳細が決まったらご案内するので、皆さま来てねー。