棋力向上委員会「ザ・パッション」
チャレンジャーは1クール(半年)で四人。
各自が月に1回インストラクターに挑戦して、半年間で棋力向上を目指します。
(ちなみに6回目の最後だけはボーナスステージで棋士が登場します。)
そして、各回ごとに棋力を言い渡されるようになっています。
解説と棋力判定は講師の小松英樹九段、片岡聡九段、黄孟正九段の3人が交代制で行います。
司会は女流アマの中で不動の人気No. 1と言っても過言ではない稲葉禄子さんです。
講師陣の解説も面白いのですが、この稲葉さんの聞き手ぶりが上手くて面白いのが「パッション」の特徴なんですよね。
囲碁将棋チャンネルの番組でもう10年以上続いている長寿番組です。
すごい。
今日はその「パッション」でインストラクター役を務めてきました。
チャレンジャーとガチンコ対局をして、チャレンジャーの棋力を図る材料になるんですね。
インストラクターも適当に打っていれば良いわけではなくて、あの手この手を使って、チャレンジャーの良いところも悪いところも引き出さないといけません。
そして、講師からのお褒めの言葉と課題を出す場(アメと鞭?)を提供しなければいけないのです。
でも、そこは長年のインストラクター経験のかいがあって何とかできているような気がします(笑)
気になるチャレンジャーは年長の2人
今回の四人のチャレンジャーは、大人2人と子ども2人です。
そして、私視点からの注目すべきは子ども2人です。
実はどちらも年長さんで4月から一年生。
さらにどちらも強い。
あれ?
よく考えてみると、長男と同い年ではないか。
こりゃ、勝手にライバル認定させてもらおう(笑)
↑これが私視点の理由(笑)
他にも同級生で気になる子が一人いるし、全国各地に才能ある年長さんはたくさんいるでしょう。
あと10年もすれば2014年生まれが活躍し始めるかもしれませんね。
中国棋士風に言うと花の2014年代組といったところでしょうか。
(中国は一年ごとにプロになる人数が多いので、年代別で分けられることが多い)
いやー、本当に楽しみです。
うちの長男もこの子たちにライバルと言ってもらえるように頑張ってもらいたいですね。
日本の未来は暗くないですよ。
花の2014年代組をお楽しみに。
若いうちからの応援を是非ともよろしくお願いいたします。
囲碁将棋チャンネルの番組で16年目に突入した人気番組です。
講師は小松英樹プロと黄孟正プロが交互に務めます。
司会は稲葉禄子さんです。
人気の秘訣は稲葉さんのトークにあるでしょう。
講師お二人の個性もなかなかのものですが。
私はチャレンジャーの棋力測定をするためのお相手インストラクターを務めています。もう8年くらいかな。
小田も同じくらいの期間を一緒にインストラクターを務めさせてもらっています。
来月あたりに放映されると思いますのでお楽しみにー!
–
稲葉さん 「永代ーーーーーー!」
永代 「すみませーーーん」(汗)
–
これまでの話の意味を説明しましょう。
黒1が正しい「二立三析」です。
▲が三線と四線で中央に向かって立っているので「二立」
黒1が二立の場所から辺に三間でヒラいているので「三析」
実は「析」というのは昔の言葉で「ヒラキ」を意味するらしいのです。
さて、局面を戻しましょう。
▲が二立で黒1が三析なので「二立三析」。
見た目は合っていますが事実は異なります。
▲は四線と四線なので立っていません。並んでいます。
黒1は中央に向かっているのでトビです。
「三間トビ」となりますので、ヒラキではありません。
これを解釈すると、「二並三間」(?)となるのです・・・。
ということで、稲葉さんに「きちんと教えなさい!」と怒られるわけです。
それを見た瀬川さんは自分に対して平謝り・・・。
いえいえ、瀬川さんは全然悪くないんですよ・・・。
きちんと教えなかった師匠が悪いんです。
というエピソードでした(笑)
まぁ、ここまで普通に書くと稲葉さんがとても怖い人のように思えますが、それは文章上の問題です。
実は「永代―――!」 も 「きちんと教えなさい!」 もすっごく笑顔で言っています(笑)
稲葉さんを知っている人なら分かると思いますが(笑)
このあたりは観客も大受けだったかと思います。
「受けたからまぁ、いいか」とか「これは良いブログのネタになるな」とか考えていたのはここだけの秘密です。
昨日のブログで取り上げた「二立三析事件」。
真相をお話ししましょう。
7年ほど前になるでしょうか。
瀬川さんに囲碁指導をする機会がありました。
初めての対局は13路盤だったと思います。
その後は順調に19路盤へ。
その際に19路に向けて基本定石を伝授したのです。(といっても普通の定石)
それを披露したタイミングは、瀬川さんがダイヤモンド囲碁サロン(以下DIS)にて公開対局(ペア碁だったかな?)をしたときのことです。
大盤解説は稲葉禄子さんが担当されていました。
自分も、ちょうどタイミング良くこの公開対局を観戦していたのですが・・・。
この場面で黒番の瀬川さんの手番です。
瀬川さんが選んだところは・・・。
黒1です。
観客が「おおー!」と、中央志向の才能溢れんばかりの着手に驚いていたような気がします。
しかし、自分は何となく嫌な予感がしました。
その時の嫌な予感はなぜだか良く分かりませんでしたが、局後の感想を大盤解説でしているときに解明することになります。
稲葉さん「この黒1はどうして打ったんですか?」
稲葉さんがこの手に反応した気持ちは分かります。
中央志向は良いとしても、明らかに一歩進み過ぎです。
–
瀬川さん「それはですね・・・・。」
–
瀬川さん「永代さんに二立三析と教わりました」
–
永代 (心の中で) ・・・・・・。
–
稲葉さん「永代―――――――!」
つづく
先日(2016年4月15日)、稲葉禄子さんに長崎までお越しいただきました。
NHK囲碁番組や囲碁将棋チャンネルでアマチュア一の活躍をしているインストラクターです。(実際はインストラクターの枠を飛び越えています)
しかし、今回は囲碁指導をしてもらいに来ていただいただけではなく、別に目的がありました。
それは「九州で囲碁棋士(プロ)になれる環境を作ろう」という志のもとに、関係者の皆さんに集まってもらったのです。
写真にある、お昼の指導碁会でコミュニケーションを取ってもらったあとに、真の目的である夜の食事会へと続きます。
詳細は「note」にて↓↓
長崎空港に無事に降り立ち、トイレに寄って帰ろうとしたら・・・・。
実家に着いて、車から荷物を降ろしてるときに愕然・・・。
パソコンがなーい!!!
空港の椅子に置きっぱなしにしてきました・・・・。
幸い、落し物扱いで預かってくれていて、無事でした。
本日、稲葉禄子さんをお迎えにいくついでにパソコンも回収できて一安心。
ブログを更新するにいたりました。
本日はまず、長崎市内の碁会所で稲葉さんに3面打ちの指導碁をしてもらっています。
キャンセル待ちだったそうで、さすがの人気ぶりです。
またご報告します!
しばらく、実家のある長崎(島原)へ帰省します。
サロンは頼んだぞ!武田!(笑)
今回は毎年恒例の諫早つつじ祭り囲碁大会だけでなく、もう一つ目的があります。
それは簡単には説明できない事なので、また改めて時間を取って、書きたいと思います。
最近、noteで書いている夢を追うことにも深く関係しています。
深くというか、夢そのものかな。
夢を追う子供達を全面的に支援します!
お楽しみに~。
とりあえず4/15に稲葉禄子さんが長崎に来てくれます!
久しぶりに囲碁将棋チャンネルの囲碁番組「パッション」の収録でした。
何ヶ月ぶりだろう?
今回のチャレンジャーも全員、子供です。
昨日は四国地方からやってきた少年がいました。
そして、内容は見事な◯◯◯っぷり…(笑)
この◯◯◯に何が入るかは観てからのお楽しみということで~。
楽しい碁でしたよ!
是非、ご覧くださいね~。