佐田篤史七段をカド番に追い込む!
第51期碁聖戦五番勝負の第3局が、日本棋院東京本院で行われました。
6連覇を目指す井山裕太碁聖に、佐田篤史七段が挑戦しています。
第1局は佐田七段が先勝。
第2局は井山碁聖が勝って1勝1敗。
そして迎えた第3局は、井山碁聖が黒番中押し勝ち。
これでシリーズ成績は井山碁聖の2勝1敗となり、防衛まであと1勝となりました。
1図・井山碁聖が選んだ次の一手は?
黒 ・ 井山 裕太 碁聖
白 ・ 佐田 篤史 七段
中盤戦で白が黒を攻めています。
黒1から白4となったところで、次の黒の一手が衝撃でした。
黒はどう守るのかな?と考えていたら…。
皆さまも一緒に考えてみてください。
2図・自信の手抜き
井山碁聖が選んだのは、黒1とまさかの手抜き!
黒の大石はどうにでもシノげるという自信ありのご様子。
小心者の永代としては、この手抜きは衝撃です。
井山碁聖はこれまで数々の死戦を潜り抜けてきた棋士です。
こんなもので怖気つく人ではありません。
3図・コウだが、ソバコウ多し
白1から黒を攻めれば、以下のような形でコウになるようです。
コウにするまでにはお互いに死力を尽くしますので、単純にこのような形にはならないと思いますが、黒の読み筋はコウなのだと思います。
そして、コウになると、大石のメリットが。
大石の近くにはソバコウがたくさんあるものです。
ソバコウを使って、窮地を乗り切ろうという作戦です。
この窮地さえ乗り切れば、周りは黒地だらけ。
天国のような世界が待っています。
窮地を乗り切ればですね…(笑)
第4局へ
これで井山碁聖は2勝1敗。
防衛まであと1勝です。
一方の佐田七段にとっては、第4局がカド番となりました。
第4局は8月10日に、大阪市の関西棋院で行われる予定です。
井山碁聖がこのまま防衛を決めるのか。
それとも佐田七段が踏みとどまり、最終局へ持ち込むのか。
次の一局も注目です。
各種ご案内
『 囲碁マガジン 』
永代囲碁塾では、囲碁の上達に役立つ考え方や講座、詰碁やコラムなどを配信しています。
無料会員登録でご覧いただけます。
『 囲碁教室&出張レッスン 』
永代囲碁塾では棋力向上に最も大事な「 基礎の考え方 」を中心に指導しています。
各種教室・個人出張レッスン実施中。
『 オンラインレッスン 』
全国どこからでも参加できるオンライン指導。
近くに囲碁教室がない方にもおすすめ!
ご希望のレッスン内容や日時をご相談ください。