先日、小学校で伝統文化に触れてみようというテーマで授業がありました。
そこに囲碁が抜擢されて入門教室をやることになったそうです。
去年の第一回目の囲碁授業が好評だったこともあり、今年に第二回目も開催させてくれました。
少し他人事のように話しておりますが、実は私は運営陣ではなくて、様子見レベルのお手伝い(生徒どうしの対局の時間で指導)に行ってきただけなのです。えへへ。
入門講座は若手の方々が元気ハツラツな感じで進めてくれて本当に頼もしいなぁと思いました。
嬉しかったですね!
第一回目が始まった経緯は酒井佑規プロの小学校時代の担任の先生が囲碁をされているそうで、伝統文化の授業に囲碁を採用してくれたということです。
今回は特別ゲストとして、当の本人である酒井プロも登場!
模擬対局をしてくれたり、子どもたちと対局をしてくれました。
授業終わりには酒井プロと恩師のガッチリ写真(笑)
また第三回も企画しておりますし、酒井プロもやる気満々です!
次回が楽しみですね!
(実は酒井プロが小学三年生でくらしき読売子ども棋聖戦で全国優勝したころに指導をさせてもらっていました。当時から強かったです(笑))
以上、レポートでした!
五日間の短期集中囲碁入門講座も最終回でした。
今回は普段使っている算数室が工事で使えなかったので、図書室での開催になりました。
図書室のほうが冷房の効きが良かったな(ボソ)
最後も15人の参加があり、五日間の参加平均人数は15人を越えてます!
素晴らしい!
最後の講座は石を取られないためにはということで、下記を説明しました。
①味方の石とつながる
②相手が置けない場所を2つ作る
ここまでマスターすれば9路盤は卒業ですね。
今回で短期集中講座は終わりですが、引き続き定例の囲碁部のほうへ入ってくれる生徒も多かったですし、今後が楽しみです。
また夏休み明けにお会いしましょう!
5回のうちの4回が終わりました。
今回の講座は「石の取り方」です。
①ナナメを切る
②崖に落とす
この二つをやればバンバン取れるよ〜ということで指導しました。
崖とは碁盤の端のことです。
崖の近くに一人でいると危ないよ〜。
崖の近くを歩くと危ないよ〜。
じゃあ、崖に追い込めばいいよ〜。
といった具合です。
今回も15名ほどの参加がありました。
定例の毎週やってる囲碁部のほうへも入部表明がちらほらと。
5回やってルール周りはバッチリで帰ってもらうだけでも嬉しいですが、さらに続けてもらえると思うと歓喜ですね。
入門者が増えて、継続して楽しんでくれるのがインストラクターの一番の楽しみだと思っています。
さぁ、ラスト一回も頑張ってきます!
土日を挟みましたが入門教室の3日目です。
またまた新規の入門者がきて合計で7名に。
今日も普段来ている生徒を合わせて15名を越えています。
初めての子がいたので、今回も簡単にルール説明を。
そして、今日はゲストがいて去年の少年少女囲碁全国大会で優勝して今は院生で研鑽しているTくんが。
先生の計らいで一緒に入門講座を(笑)
聞き手をやってもらいました。
石をぱっと置くT君に永代からアドバイス。
永代「聞き手は石をたくさん置くんだよ。」
永代「そして、丁寧に綺麗に‥、早く置く!」
Tくん「難しいなぁ〜」
誰でも最初は苦労するものです。
少しずつ経験を積んでいって、プロになってからは指導のほうでも活躍してもらいたいですね。
三鷹市内小学校での入門教室です。
入門教室が3人しかいなかったので、私も入ってリーグ戦をしました。
みんな、まだ自力では勝敗をつけるのは難しいくらいのレベルです。
そんな中、先生は安定感のある3連敗!
他の子は2勝1敗ずつ。
先生以外は全員が1位になりました!
そして、先生は4位でビリ…(笑)
生徒には「先生って負けてばっかりだね」と言われてしまったので…。
永代「先生は負けるのが上手なんだ」と言い返しておきました(笑)
生徒「あっちの先生は勝ってばかりだけど」
と19路で教えてる先生のことを言ってました。
永代「色んな先生がいるんだよ、面白いでしょ」
と濁しておきました。
19路と9路では対応が違いますからね。
本当のことを知るのはまだあとになってからでいいんだよ。
そう、囲碁の楽しさを分かってやめられなくなってからね…(笑)
そうすると厳しい永代先生が待っているのだよ!
そこまでいければ立派なものですが。
9路・第26〜29局
長男のほうは前から「対局するかー?」と誘っても、やる気がないときは空返事です。
そこで、最近になって使っている技は…。
「次男、打とうか〜?」です。
そうすると、なぜか長男がいきなり「自分が打つ!」と張り合ってきます(笑)
しかし、そうは問屋がおろしません。
対局の選択権は、もうすでに次男に移っているのです。
最近はここを厳しくしていて、一回断ったら順番が後回しになるということを植え付けています。
チャンスがいつでもあるものと思うなよ!ということです(笑)
これまでは次男も囲碁ができなかったので、この作戦は使えませんでしたが、最近はとても有効な技として成立しています。
いつまで持つか分かりませんが、しばらくはこれでいけますね。
ということで次男に選択権がいくのですが、次男は大体が喜んで対局をします。
次男のやる気の元は…?
まず、次男には絶対に勝たせてあげます。
これまで囲碁インストラクターとして培ってきた技術を総動員して勝たせてあげます!
題名にある局数=勝ち星数だと思ってくれてかまいません(笑)
ちなみに長男のときも初段近くになるまでは負け続けてあげて、500連敗くらいしました。
(この話はまた後日にでも)
そして、次男が喜ぶ最大の理由は、勝てることではありません。
実はご褒美シールをもらうことです。
これはご褒美でシールをもらうということではありません。(それだけでも子どもなら嬉しいかも?)
数字がふってある台紙を壁に貼ってあるのですが、これが決まった数に到達するとご褒美がもらえるのです(笑)
単純な次男はこれで次々と対局していき、いつの間にか棋力が上達していくわけです。
仲邑菫ちゃんのように自分から囲碁をやりたい!と言える3才児はほぼいません。
もしいるなら、絶対にプロを目指したほうがいいです。
うちの子たちにはそんな才能はありませんので、何とか気分良く囲碁をやってもらって、そのうちに囲碁の楽しさに気付いてもらえればと思います。
子どもによって性格が違うので、何が良いかというのはそれぞれかとは思います。
それは子どもの一番の理解者である親が考えれば良いことです。
自分も正解は分からずに手探りで模索する日々ですが、ぼちぼちやっていこうと思います。
ということで午前中に3局打って、夜にもう1局打ちました。
これで次男は4枚のシールをゲット!!
まぁ、碁盤上の話はまた今度にでも(笑)
9路・第24〜25局
3歳5か月の次男は囲碁歴が5ヶ月。
ちびっこいわりになかなかの歴の長さです。
5ヶ月やっているものの、ようやく石取りがなんとなく分かってきたレベルです。
終局までやらないので、13路でやっても19路でやっても大差はありません。
しかし、そろそろ終局の感覚をつかんでもらおうかなと、9路で打つことにしました。
次男が黒1と打ってきたところです。
白は何も考えなければあそこに打ちますよね?
そうです。あそこですよ?
しかし、永代が打ったのは…。
白1から3です。
何とかして、次男に白石を取ってもらおうと必死です(笑)
ここまでしないとなかなか気分良く終局までいかないです。
白3でアタリだよ〜と言いながら打つのですが…。
少し前まではアタリという言葉に反応して、黒1と打ってました。
まぁ、これでも立派な一手なんですけどね。
しかし!今回は!
きちんと▲で白二子を取ってきたのです。
囲碁入門では、このような僅かな成長を喜びながら、囲碁を教えています。
親子入門囲碁教室
新年度が始まり、新しく囲碁を覚える生徒も出てきます。
なので毎年この時期に入門教室をやっているようですね。
去年までは日本棋院から棋士が派遣されていたようですが、今年からは派遣事業縮小ということで棋士がいません。代わりにといっては何ですが、私(永代)が行ってきました。
教室の風景
懐かしい感じですよね。
長男も碁盤出しを手伝っています。
仕事に息子を連れていけるのは、本当に助かりますね。
早く次男も囲碁ができるようになってほしい・・・(笑)
ルール説明
意外と完全に始めての生徒は少なかったのですが、お母さん達も一緒に囲碁を楽しんでもらいました。
子どもにルール説明を長くすると、飽きられてつまらなそうな顔をされてしまうので、そこそこで終わらせて実戦をメインにしました。親子で対局してもらったのですが、やはり子どものほうが石を取っていきますね。パッとアタリが分かるのは子どもならではの感性でしょう。
大人は理屈で勝負しないといけませんが、囲碁を始めたばかりで理屈が分かるわけもありません(笑)
長男の対局風景
入門ではない生徒も来ていました。
長男は机の上だと碁盤が微妙に合わずに手が届かないため、床で打ちました。下の名前が同じお兄ちゃんに教えてもらいました(笑)
今回も微々たるものですが囲碁人口増加に貢献できて、嬉しいです。地道に囲碁普及活動を頑張っていきます。