2025年8月8日(金)〜10日(日)、大阪・関西万博「EXPOメッセWASSE」にて、世界的なペア碁の祭典「ペア碁ワールドフェスティバル 2025」が開催されました。
本イベントは「世界遊び・学びサミット」の中核企画として位置づけられ、囲碁・ペア碁に親しむ世界各地のアマチュア選手、日本国内のトッププロ棋士が参加する「ペア碁」の祭典を華やかに開催し、ペア碁を通じて、平和の象徴として、そして世界各国・地域の人たちの交流の場として開催されました。
主なイベントをご紹介します。
・プロ棋士ペア碁選手権 2025
・第34回 国際アマチュア・ペア碁選手権大会 本戦
・第9回 世界学生ペア碁選手権
開催規模は世界約40か国・地域からの参加で、プロアマ含めて216名(108ペア)が集まり、会場は連日大盛り上がりのようでした。
主催: 日本ペア碁協会・世界ペア碁協会・大会実行委員会
共催: 全日本囲碁連合
特別協力: 日本棋院・関西棋院
それぞれの大会本戦のほかにも、ペア碁の魅力を存分に味わえる催しが行われました。
『 国際親善対局 』
開幕式では、民族衣装を身にまとった選手たちが国籍を超えて対局。
華やかで温かい雰囲気に包まれました。
『 ベストドレッサー賞 』
審査委員長にコシノジュンコ氏を迎え、もっとも印象的な装いのペアを表彰。
華やかな衣装もイベントを彩りました。
『 漫画×民族衣装展』
漫画家による民族衣装をテーマにした作品展も開催され、囲碁と文化交流の融合を演出しました。
『 藤原佐為の衣装展示 』
人気囲碁漫画『ヒカルの碁』に登場するキャラクター、藤原佐為をモチーフにした衣装が会場に展示されました。
細部まで作り込まれたこの衣装は、多くの来場者の注目を集め、「まるで佐為が現代に降り立ったよう」と話題に。
ペア碁イベントにポップカルチャーの要素を加え、幅広い層に囲碁の魅力を届ける試みとなりました。
プロ棋士ペア碁選手権 2025
決勝は上野梨紗女流棋聖・佐田篤史七段ペアが、向井千瑛六段・許家元九段ペアを下して優勝。
第34回 国際アマチュア・ペア碁選手権大会
アマチュア男女32ペア(5回戦リーグ)による熱戦の末、中国・陳思/胡煜清ペアが優勝。
日本の金子もと子/佐藤洸矢ペアは第3位となりました。
第9回 世界学生ペア碁選手権大会
高校生・大学生ペア16組による学生対抗戦で、中国・李清揚/李錦澎ペアが優勝。
日本の西尾結菜/深澤幸人ペアは準優勝でした。
| 種目 | 優勝ペア | 日本ペアの成績 |
|---|---|---|
| プロ棋士ペア碁選手権 2025 | 上野梨紗・佐田篤史 | (参加は日本のみ) |
| 国際アマチュア・ペア碁選手権(IAPG杯) | 陳思・胡煜清(中国) | 金子もと子・佐藤洸矢:第3位 |
| 世界学生ペア碁選手権(松田杯) | 李清揚・李錦澎(中国) | 西尾結菜・深澤幸人:準優勝 |
国際アマペア大会、最終局は中華台北ペアと。すごく強かったです。大会成績は3勝2敗で世界大会は9位という結果に。もう少し頑張りたかったけど、記念すべき万博でのペア碁大会に出場できてたくさんの方にお会いできて楽しい3日間でした。2枚目は小林覚九段を囲んで✨3枚目は関西棋院の瀬戸大樹八段です… pic.twitter.com/IrrK97ozt2
— 大沢摩耶/囲碁講師 (@mayaosawa) August 11, 2025
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