loader
Loading...
囲碁のことならなんでもご相談ください!
ログイン 新規登録
2025年4月29日

永代家創作詰碁1の解答

By igosalon

  創作詰碁1(問題・黒番)

 

問題図

問題図

前回の記事はこちら

永代家創作詰碁始めます

  解答

 

初手は予想しやすいですが、白の抵抗をしっかりと読んでいきましょうね。

「できた!」と思っても落とし穴があったり、他にも良い答えがあったり…。

ましてや、それが実戦だったらショックは大きいですよね。

後悔のないように、丁寧に読む癖をつけましょう。

初手からの変化

正解図1・アタリにツガずに返し技

黒1のハネが正解です。

白の抵抗ですが、まずは白2の「切りながらアタリ」を読んでいきましょう。

「切りながらアタリ」は接近戦において、大きな効果を持ちます。

黒は、白2の切りでアタリにされましたが、守ってはいけません。

黒3とアテ返して、眼形を作るのが大事な返し技です。

黒の返し技

正解図1の続き・捨て石が大成功!

白4の取りは絶対で、黒5のアタリが利きになります。

これで黒は次に「抜きと眼形確保(1の右)を見合い」にすることができて、二眼生きとなりました。

黒5のアタリが利くことを読めているかどうかが、今回のポイントです。

黒三子の抜き跡なので、分かりづらいですよね。

丁寧に読んでいきましょう。

しかし、これで「できたー!」と喜んで読みをやめてはいけません。

白の他の抵抗も確認していきます。

  別の変化

 

別の変化図

正解図2・セキ生きの変化

黒1に白2と、別の抵抗をしてみます。

白2の場所が正解図1では急所でしたからね。

しかし、これには黒3ともう一つの急所に打ちます。

切りながらアタリを防ぐための黒3ですよね。

白4には黒5でセキ生きになったことを確認してください。

黒は中手になりそうだったので、不安もあるかと思いますが、しっかりと確認していきましょう。

以上の二通りは読んでおきたいですね。

  読みは「三手を三通り」

 

長男には常々「いつも三手を三通り読みなさい」と指導してます。

ただ、ぱっと読んでうまくいってしまったら、それで満足してしまいますよね。

しかし、うまくいっているときこそ要注意。

そういうときには「うまくいかなかった側は、打ち方を変えて読む」

これが大事で「詰碁の本質」です。

これをやり出すとエンドレス(うまくいかない側が交互に変わる)になってしまうのですが、読み続けることによって、読みの精度が上がっています。

ご自分のレベルに合わせて少しずつステップアップしていきましょう。

  詰碁掲示板を作りたい

 

詰碁は一人でやるとなかなか辛いものがあるので、このサイトの中にみんなで詰碁が解ける掲示板を作りたいなぁと考えています。

みんなでやれば、辛い詰碁も楽しくできるのではないでしょうか。

これから頑張って作ります(笑)

コメントを残す