最高段の九段へ昇段
河野光樹八段が、勝ち星対象棋戦で八段昇段後の通算200勝を達成し、2026年8月25日付で九段へ昇段しました。
河野九段は前日の8月24日に行われた第9回SGW杯中庸戦の予選で2連勝。
多分ですが、この2連勝のどちらかで昇段が決まったのではないでしょうか。
最高段への昇段ということで、本当におめでとうございます!
八段から17年、積み重ねた200勝
日本棋院の大手合は2003年に廃止され、現在はタイトル獲得や賞金ランキング、勝ち星などを基準とした、運の要素がかなり排除された実力本位の昇段制度になっています。
勝ち星による昇段では、七段から八段になるために150勝、八段から九段になるためには、さらに200勝が必要です。
河野九段は2001年に七段へ昇段。
その後、150勝を挙げて2009年に八段となり、そこからさらに17年をかけて200勝を積み重ねました。
つまり、七段昇段後から数えると、八段までの150勝と九段までの200勝を合わせて、実に350勝です。
350勝って…(遠い目)
七段から350勝という、非常に厳しい条件を満たしての九段昇段です。
河野九段が本当の実力者であることが、改めてよく分かります。
大手合が続いていれば、もっと早く九段へ昇段していたことでしょう。
現に大手合がある時代では1年や2年で一つずつ昇段を果たしていますね。
幕張囲碁研修センターの先輩
河野九段は、日本棋院の「幕張囲碁研修センター」という院生寮の1期生で、私の先輩に当たります。(ヒカルの碁でもお馴染みの院生会場)
少し年代が違うため、院生時代も寮生活も時期は重なっていません。
それでも、河野九段が時々寮へ来て、囲碁を指導してくれたり、一緒に卓球をしたりした思い出があります。
約25年前のことなので、細かいところは少々うろ覚えですが……(笑)
当時から面倒見のよい先輩でした。
親子でお世話に
そして現在、河野九段は日本棋院の院生師範を務めています。
今年3月に斗真が院生試験を受けた際には、河野九段が試験碁のお相手をしてくれました。
対局は斗真の2子局。
試験後には対局の検討をしていただき、院生の過ごし方やルールについても丁寧に教えてもらいました。
かつては幕張囲碁研修センターの先輩として、私に囲碁を教えてくれたり、一緒に卓球をしたり。
それから約25年後、今度は院生師範として息子がお世話になるとは、不思議なご縁で何とも言えない気分です。
▶ 河野九段との院生試験碁はこちら
今後とも
河野九段、本当におめでとうございます!
これからものご活躍を楽しみにしています。
そして、九段昇段のお祝いに便乗して……。
院生師範として、斗真のほうも何とぞよろしくお願いいたします(笑)
河野光樹九段のプロフィール
河野九段は1974年1月14日生まれ、宮崎県宮崎市出身(九州男児だね〜!)
故・坂田栄男二十三世本因坊門下
1992年に入段。
1993年に二段、1994年に三段、1995年に四段、1996年に五段、1998年に六段、2001年に七段、2009年に八段へ昇段。そして2026年、九段への昇段を果たしました。
▶ 河野光樹九段の公式プロフィール
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