Rancaのインストラクター限定で定期的に大会が行われています。
昨日はその決勝が行われました。
公開対局となっており、大盤の解説は青葉かおりプロ。
聞き手に女性インストラクターがつくという豪華版です。
決勝のお相手は星合真吾くんです。
元院生で早稲田大学の一年生。
大学の棋戦で活躍中です。
黒 星合くん 白 永代
白13目半勝ち
途中まで棋譜を載せます。
白28が自慢の一手で32までとなったときは優勢を意識しました。
しかし、その直後の34が失着で38を先に決めなくてはいけませんでした。
黒35を全く考えておらず、白42まで黒に先手でサバかれては白の劣勢でしょうか。
囲碁は本当に油断のならないゲームです(笑)
黒43からの動きは黒があまりやっていないと自分は考えますが、打たれてみると難しい。
黒59を迎えたときにどう打つか悩みました。
57の一子に対して、何か打っているくらいでしょうか。
それでも、できれば形良く取りたいなぁと欲張ったのが白60!
アルファ碁ばりの肩ツキをしてみました(笑)
でも、多分欲張りすぎの悪手・・・。
この後は動き出されて苦戦を余儀なくされました。
正直な話、対局前日の指導碁でミスを連発しており、あまり碁の調子は良くなさそうでした。
でも、最近は調子が悪いなりの打ち方があるという事に気付いて必死に我慢しながら打っています。
現役よりも基礎体力的なものは落ちていますが、こういう精神的なものは大人になったかなと思います。
この精神的なものが功を奏し、逆転をする事ができました。
逆転したあとも落ち着いて打てたのは年長者のなせる業です(笑)
全体を通して、戦いを真正面から受ける気はなく、どのようにかわすかばかり考えていました(笑)
年長者の良いところでもあり、悪いところもあります。
でも、勝てて良かった。