第50期名人戦七番勝負がついに始まりました。
開幕局は2025年8月26日(火)・27日(水)の両日、鹿児島市の「城山ホテル鹿児島」で行われました。
対戦するのは、名人・一力遼と挑戦者・芝野虎丸十段。
最近の番碁では、前回の本因坊戦が記憶に新しいところですが、一力名人にやられ気味の芝野十段です。
そろそろお返しなるか!といったところですね。
第1局の黒番は一力名人。
序盤から積極的に仕掛け、攻めの姿勢を見せました。
しかし芝野挑戦者も冷静に応じ、シノギ続けました。
そして、いつの間にか黒が突入する流れになり、立場は逆転。
午後5時31分、101手目で封じ手となり、初日が終了しました。
AIの評価値は白の勝率95%と、芝野十段が大きくリード。
二日目でもリードを保ち続けられるかに注目が集まりました。
封じ手のあともかなり長い時間で、黒の勝率は90%を超えていました。
このままいくか・・・と思いましたが、すんなりといかせないのが一力名人ですよね。
フリカワリを機に、いつの間にか白の勝率が90%になっていました。
そして、そのまま一力名人が押し切って、開幕戦勝利。
芝野十段は何か誤算があったのでしょうか。
この一局を勝ちきれないのは、かなりつらいものがあるかと思います。
気持ちを切り替えて2局目以降で巻き返しに期待です。
名人戦七番勝負は、今後も日本各地の名勝負の舞台で続きます。
第2局:長野県高山村「藤井荘」
第3局:三重県鳥羽市「戸田家」
第4局:神奈川県箱根町「ホテル花月園」
第5局:山梨県甲府市「常磐ホテル」
第6局:愛知県田原市「角上楼」
第7局:千葉県木更津市「龍宮城スパホテル三日月」
それぞれ由緒ある宿での対局となり、盤上の熱戦に加えて「どんな風景の中で対局が行われるのか」という楽しみもあります。
今回の第1局は、日本棋院ネット対局サイト「幽玄の間」やYouTubeチャンネル「囲碁将棋TV -朝日新聞社-」でライブ配信されました。
解説は河野臨九段が担当。
棋譜をリアルタイムで追えるし、トップ棋士に解説までしてもらえるなんて、良い時代になりました。
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