一力遼名人に芝野虎丸棋聖が挑戦する、第51期名人戦七番勝負。
第4局は9月16日、17日に、静岡県伊豆の国市の「石のや伊豆長岡」で行われました。
結果は243手で、芝野棋聖の黒番中押し勝ち。
芝野棋聖は第3局に続いて連勝し、シリーズ成績を2勝2敗のタイに戻しました。
1日目の封じ手予想記事はこちら
【 ここにリンクを追加 】
芝野棋聖が封じた黒87は、前日のブログで予想したとおりの一手でした。
第2局に続いて、今回も封じ手予想が的中です!
今回は有力な候補が少なそうな局面だったので、何とか当てることができました。
ほとんど読んでいませんが、まずは予想が当たってひと安心です(笑)
1日目のブログで紹介したのが、一力名人の「 気合いのアキ三角 」です。
アキ三角は愚形の代表格ですが、一力名人の狙いははっきりとしていました。
それは下辺の黒を取りにいくことです。
この「 気合いのアキ三角 」から勝負が動いたように思います。
一力名人は、前日のアキ三角から黒石を取りにいき、実際に下辺▲の15個を取ることに成功します。
しかし、実は芝野棋聖はこの黒石を思い切って捨て石にしていたのです。
(取った?捨てた・・・??)
結果的には右辺に大きな黒地が完成しています。
白は黒石を取って大きな戦果を挙げたように見えますが、盤面全体を見れば右辺黒模様のほうが大きく、芝野棋聖が優位に立ったようです。
その後も終始、黒のペースだったことから、芝野棋聖の作戦勝ちといったところでしょう。
一力名人の「気合いのアキ三角」は、どうやら失敗に終わったようです。
やっぱりアキ三角はいけません(笑)
シリーズ成績は2勝2敗となりました。
七番勝負なのですが、残り3局で先に2勝したほうが名人位を手にする、改めての三番勝負の様相となりました。
第5局は9月30日、10月1日に、三重県鳥羽市の「戸田家」で行われます。
ますます面白くなってきた名人戦七番勝負。
第5局も楽しみにしたいと思います!
そして、必ず第6局まで行われるようになったというのも、地味にうれしいですね〜。