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急場を見つけよう【 囲碁講座 】
2026年5月30日

【 囲碁講座・急場を見つけよう 】囲碁マガジンで公開!

By igosalon

例題・急場を見つけよう(黒番)

 
問題図
問題図

石の強弱を判断して、弱い石がある場所を探しましょう。

弱い石には根拠がありません。
つまり「 根拠に関わる場所=急場 」とも言えます。

囲碁には「 大場より急場 」という格言があります。
それでは、この考え方を実践してみましょう。

正解図・急場は根拠が関わる場所

 
正解図
正解図

黒1と打って、左下の黒に根拠を構えるのが急場です。
黒1によって、左下の黒は弱い石ではなくなりました。

白2のヒラキに対しては、黒3が好点です。
黒の根拠を確かなものにしつつ、白の根拠を奪って攻めを見ています。

黒3は、一石二鳥の好手でした。
ただし、この黒3の好手を打つためには、黒1でしっかり守っておくことが必要です。
自分の石をしっかり守ることで、相手の石を攻めることもできるようになります。

失敗図1・プロ級の腕前が必要

 
失敗図1
失敗図1

左下の黒を放っておいて打つ黒1は、自分の守りよりも相手への攻めを見た手です。

当然、白2と黒の根拠を奪ってきます。
こうなると、黒にも根拠がなく、白にも根拠がない状態になります。
プロが好みそうな泥仕合ですが、アマチュアの皆さまにはおすすめしません。

まずは自分の弱い石をしっかり補強してから、攻めに転じる。
これが囲碁の基本的な考え方です。
「 弱い自分の石よりもさらに相手の石を弱くすれば、自分の石のほうが強い石になる 」という究極的な理論は、プロにお任せしましょう。

失敗図2・急場より大場

 
失敗図2
失敗図2

黒1は、一見すると大きそうに見える場所ですが、ここではただの大場です。
この局面で本当に大事なのは、左下の黒の弱い石をどう補強するかです。
黒が左下を放っておくと、白から2と根拠を奪われ、黒だけが一方的に弱い石になってしまいます。

白は4と地を稼ぎながら、同時に黒を攻める形を作ることができます。
つまり、黒1で少し地を稼いだとしても、そのあと白にもっと大きな利益を与えてしまう展開です。
これでは、黒の苦戦は明らかです。

問題を四題!囲碁マガジンのページにて!

 

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