早稲田大学創立150周年記念事業がスタートしたようで、アンバサダーに一力遼棋聖が就任しました。
一流棋士でありながらも早稲田大学に通っていた一力遼棋聖はどんな想いで通学していたのか。
150周年記念事業のインタビューで、少しだけ垣間見えたのでご紹介します。
①大学に行くことで規則正しい生活を送ることができた。
②準備の進め方に共通点を感じる。
一力棋聖は好影響な部分をこう語っていましたが、私の率直な感想を・・・。
①については、一力棋聖は学校に行かなくても規則正しい生活ができるのではないか・・・。
②については、昔からやっているので、元々できているのではないか・・・。
とはいえ、一力棋聖が項目としてあげているくらいなので、精神面では色んな活動を経験しているという意味でプラスだし、本人がプラスだと思っていること自体がプラスだと思います。
もちろん、好影響になる部分も多いとは思いますが、大事なのはデメリットとのバランス。
囲碁の技術面においては大学で時間を取られるのは大きなデメリット。
さらに人間はマルチタスクをするのに、切り替えには大きく体力を消耗すると言われています。
体力面でもなかなか厳しい負担があったのではないかなと想像します。
精神面のメリット − 技術面のデメリット = 個人的に率直な感想で、囲碁だけで言えばデメリットのほうが大きいかなと感じました。
しかし、長い人生を考えると間違いなくプラスでしょう。
囲碁は人生を幸せに過ごすためのツール。
囲碁を強くなるために、不幸せになっては何の意味もありません。
一力棋聖には悔いなく、囲碁人生を全うしてもらいたいと思います。
ただ、本当は一力棋聖が囲碁一本で集中する姿を見てみたかったのですよ。
基本的には囲碁一本のほうがさらに実績を残す可能性は高いです。
世界一をバンバン取っていたかもしれない。
でも、囲碁一本にした場合は囲碁以外とのバランスが崩れて、結局は悪い方向に向かう可能性もあります。
何を言っても結局は結果論になるので、人生は「たられば」をしないで、今を大事に生きるしかないですね。
うん。
そして、私も囲碁マガジンで一力棋聖にインタビューしたい・・・(笑)
必ず実現させるぞ・・・。
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One thought on “一力遼棋聖特別インタビュー!”