8月のCクラスがスタート
8月1週目の院生研修が始まりました。
今回、斗真が目指すのはCクラス1位。
プロ試験の予選に参加するためにも、何としても1位でBクラスへ戻りたいところです。
全8日間のうち、最初の2日間が終了しました。
1日目は1勝2敗。
上位陣との対局が続いたとはいえ、1位上がりを目指すうえでは厳しいスタートです。
2日目は3勝1敗。少し持ち直したものの、1位を目指すなら1敗ずつが重くのしかかります。
現在は4勝3敗で4位。
昇級圏外という、かなり厳しい状況です。
問題は勝敗ではなく内容
ただ、今回まずいと感じている一番の理由は、勝敗ではありません。
問題は碁の内容です。
Bクラスでぎりぎりの勝負をして、後半のほうでは少し結果も出せました。そこで少し「自分もやれる」という自信がついたのかもしれません。
自信を持つこと自体は悪くありません。
しかし、今回はその自信が裏目に出ているように見えます。
なんとなく調子に乗っているような手や、雑になっている手が見られるのです。
自信が、少し過信に変わってしまっているのかもしれません。
その前の月はCクラスで苦戦していたのです。
人は一ヶ月でそんなにすぐに強くなるものではありません。
Cクラスも甘くない
Bクラスで少し戦えたからといって、Cクラスで簡単に勝てるわけではありません。
院生はみんな勝負に貪欲です。一瞬でも隙を見せれば、すぐに食いかかってきます。
今回は、まさにその悪いケースに当てはまってしまったように思います。
運が良ければ、雑な内容でもぎりぎり勝てることがあります。
そこで気を引き締めて「勝って兜の緒を締める」となれば、まだ救いがあります。
しかし、今回はそうはいきませんでした。
自分自身に勝てるか
状況は、かなり厳しくなりました。
ここからは自分自身の心を見つめ直し、Bクラスの最後のほうで見せた頑張りを、もう一度再現するしかありません。
それができれば、今回の経験をきっかけに一歩成長できると思います。
反対に、ここで変わることができなければ、プロ試験の予選にすら参加できないという事態が待っています。
あとは自分で乗り越えるのみ
今の心の状態については、本人に伝えました。
先生は、生徒のことをよく見ています。
さらには親でもあるので、性格のことも分かっているつもりです。
それでも、このレベルまでくると、周りができることは少しずつ減っていきます。
気合いは注入しました。
あとは自分自身で気づき、自分の力で乗り越えるしかありません。
残り6日間。
ここから、どんな碁を見せてくれるでしょうか。
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