「世界一」はちょっと確認できないので(笑)、
今回は「日本一やさしい囲碁入門ドリル」として、ついに完成しました。
内容はドリル形式で260題。
ページ数も約80ページと、なかなかのボリュームになっています。
もちろん囲碁をまったく知らない人でも「このドリルで、囲碁が打てるようになる」という設計にしました。
ルール説明から基本的な形、終局のところまで。
ファイルの形式はPDFです。
紙で印刷しても使えるし、スマホやタブレットでも見やすいようにしました。
問題ページから解答ページ、解答ページから問題ページへ、それぞれすべてに相互リンクを貼って行き来できるようにしました。
デジタル教材ならではの便利さですね。
……が、いざPDFに変換したら「リンクが全部消える」という悲劇が発生。
Word上では機能していたリンクが、PDF変換でなぜか無効に。
調べて、やり直して、調べてを繰り返し……なんとか復旧しました。
さらにもうひとつ「碁盤が縮む」問題も。
Wordではきちんと配置していた碁盤が、PDFにすると突然小さくなるという謎の現象が起きました。
画像のサイズ調整や配置設定など、ほとんどのページでサイズや座標を手入力していました。
そもそも最初から「思ったところに画像が配置できない」というWordあるある。
行間が微妙に広かったり、真ん中に配置されなかったり、なぜかスペースが足りなくなったり。
地味に大変な調整作業が続きました。
オンライン販売のために決済機能も準備。
Stripeでアカウントを作ったものの、色々と手間取っていたら時間が経ちすぎたせいか「一時停止」状態に。(途中できちんと対応していれば良かった)
その後の復旧にも意外と手間がかかり、こちらもまた一苦労。
「販売までの道のりって、本当に大変なんだな」と実感しました。
もちろん中身だけでなく、表紙や全体のデザインにも悩みました。
そもそも私は素人なので、イラストなんて描けません(笑)
そこでChatGPTにお願いして、表紙のデザインをやってもらうことに。
……が、これがまた大変。
「ここの漢字はおかしい」、「碁石の大きさが白と黒で違う」、「碁盤のマス目の中に石を置かないで」など、
何度も細かい修正をお願いしながら、やり直しの連続。
気づけば50回くらいは作り直していたと思います(笑)
さらにはファイルサイズも気にして、一部は白黒にしたり、画像を軽くしたりと地道な作業が続きました。
囲碁の本はたくさんあっても「本当にやさしい入門書」は意外と少ないと思います。
おそらく、入門というのは一番お金になりにくい分野。
でも、多くの人が必要としているし、最近では最も重要な分野として力を入れ始めています。
だからこそ、きちんと初心者の方のために用意したいと、ドリル形式で入門書を製作しました。
入門の時期は考え方を学ぶというよりも、数をこなして経験を詰むことが大事です。
自転車が乗れない子どもに、自転車に乗るフォームを細かく教えたりしないですよね。
最初はたくさん実践して、たくさん失敗することが上達への一番の近道なのです。
ということで、何も考えずにたくさんの問題に取り組んでください(笑)
ご興味のある方は、以下のショップページからぜひご覧ください。
「日本一やさしい囲碁入門ドリル」表紙
One thought on “囲碁入門ドリルが販売開始!”