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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・

囲碁講座(問題&解答)

2019年12月21日

【解答1】金曜教室の問題

By igosalon

問題はこちら↓

【問題】年内最後の金曜教室

『正解』一石三鳥を目指す

白24までが問題図でした。

そして、正解は黒25の二間ビラキのようなツメ。正確には囲碁用語を使うときに意味がダブったときには接近戦を優先して使う傾向があります。

ですので「正解の黒25はツメ」とします。

なぜここが正解か。

先程、意味がダブったところとありました。ここにかなりのヒントがあります。

まずはツメの意味から。言葉のとおりで詰め寄る意味合いが強いので、相手に迫る目的です。次に白が手を抜くと黒Aの打ち込みを狙っています。なかなか良い狙いですね。

変化図1

もし、黒25に対して白26などと受けてきたら黒27の三々がピッタリです。白がわざわざ守った場所を荒らしにいくという、何とも性格の悪い手です。これには白もシビれます。

白26の受け方が難しいのも、黒25の魅力の一つです。

渋い二間ビラキ

黒25に当てはまるもう一つの囲碁用語は「二間ビラキ」です。

黒の確定地を増やしながら、白に二間ビラキをされるのを防いでいます。この出入りを考えると、少ないながらも確実にバカにはできない実利を稼いでいます。

地味ながらも好手のことを「渋い」と表現します。褒め言葉です。

同じ二間ビラキでも悪手だと「甘い」など表現されます。

今回は「渋い二間ビラキ」ですね。

三つの意味

そして、その他には右辺の黒模様を拡大するという魅力たっぷりの意味もあります。

まとめ

①ツメで次に打ち込みを狙う。受けてくれるなら、黒のほうがお得な場所という保険付き

②二間ビラキで少ないながらも確実に確定地を増やす。相手の二間ビラキを防ぐ

③右辺の黒模様を拡大する

個人的にはこの③がいちばん大好きなのですが、実際には簡単に確定地にはさせてはくれないので難しいところでしょう。

でも、これで一石三鳥の完成です。

失敗や変化図はまた次回に。

2019年12月20日

【問題】年内最後の金曜教室

By igosalon

毎週金曜の13時から行われている金曜教室は講義のあとに指導碁をしています。

来週は年末でお休みなので、本日が年内の最終日でした。

折角なので講義したものをご紹介しましょう。

黒番でどこに打つ?

「一石三鳥を目指して」

黒番です。

右辺の黒模様が雄大です。

上辺の空き具合も気になります。

下辺白の薄さも気になります。

一石◯鳥

強い人は、一手に二つも三つも意味を込めます。一石二鳥、一石三鳥を狙うのです。

初段を目指すなら「一石一鳥」をしっかりとやりましょう。

高段者を目指すなら「一石二鳥」を常に考えましょう。

県代表を目指すなら「一石三鳥」以上です。

2019年11月27日

ヨセの問題(解答)

By igosalon

問題図(白番)

解答

白1の大ザルスベリが白の最善となるヨセ 方です。大ザルスベリは先手になることが多く、ヨセに入ったら真っ先に打つべきところです。この図を起点に失敗図はどれほど損しているかを説明します。

大ザルスベリの止め方はまた別の日記でご説明します。サルスベリが止められない人は必見ですよ。

失敗図1

白1が第一感の人も多いでしょう。

普通の感覚です。

しかし、正解図から比べると2目損しています。

失敗図2

白1は小ザルスベリです。

これは失敗図1と出来上がり図が全く同じなので、正解図から比べて2目損します。

失敗図3

白1は一番頑張っているように見えて、一番悪いです。

その理由は白5で後手を引くからです。

正解図と比べて5目くらい損しそうです。

2019年11月26日

マンション囲碁会とヨセの問題

By igosalon

定期的に指導に伺っています。

マンションがたくさんあるので、一つの街みたいになっています。

共用スペースもたくさんあり、そちらで囲碁会をしています。

いつもの会場は横に演奏会ができるホールがあります。

今回の会場は独立したところで、この中には陶芸ができるような焼き釜があったような気がしました。きっとマンション内のサークルが色々あるのでしょうね。その中に囲碁があります。

講義をしてから、五面打ちを二回転ほど。

楽しい囲碁会でした。

指導碁で現れたヨセは○○何目?

盤面は忙しく戦い回って、ふと一息ついたところです。そこで黒にぱっとAへ打たれてしまい、地で逃げ切られてしまいました。とても大きい手で、好手でした。

さてこの手は黒番で何目と表現するでしょうか?

まずは白からはどれが最善かを判断しなくてはいけません。そして、○目というだけでなく、ヨセの種類もきちんと付け加えましょうね。

2019年11月18日

講座の問題(変化図)

By igosalon

前回の記事はこちら→講座の内容続き・正解)

この図になると、まさかの全取りを狙われて難しくなるので…。

想定図

白Aに対しては、黒Bあたりで軽く臨む予定でした。強情に白Cと取りにくるのであれば、今度こそ黒Dで取られることはなさそうです。黒39と白Aの交換を利かしと見ました。

変化図

 

黒Bに対して白Cなどと受けてくれれば、黒Dあたりで、黒は形勢に自信ありです。黒39と白Aの交換は地で言うと数目の損ですが、黒Bと深く消せたことと、形勢の良さを維持できた意味があります。白はこうやって我慢するくらいでしょうね。

終わり

ずいぶんと長くなりました(笑)

このシリーズはこれで終わりです。

さぁ、次は何にしようかな。

2019年11月16日

講座の問題(解答)

By igosalon

問題

 

問題図はこちら→前回の日記

 

実戦の進行

まずは実戦の進行から。

白は形勢不利と見た(?)か、白の勢力に入ってきて怒ってきたのか、白40とすべての黒を取りにきました。

これは黒が怖いような展開に見えますが、本当のところは白のほうが怖い展開です。それは外から封鎖したのちに無条件で取らないかぎりは白に勝ち目がないからです。

気楽な黒は黒41からサバキを求めます。ツケてナナメに動くのがサバキの常とう手段ですね。

黒45までとなれば、コウ形です。次に黒Aが利けば、黒Bの切りが発生するというからくりです。白はこの黒B切りをずっと気にしながら戦いを続けないといけません。これが前回に書いた「借金」が残った状態です。ここを守らないかぎりは、黒B切りを狙われないような打ち方を強制されてしまい、ずーと利息を払い続けることになります。

正解

さぁ、正解にいきましょう。

白Aで切りを防ぎ、その後の戦いを目一杯に戦う作戦をとるのが正解です。「借金」は早々に返済して、その後の利息発生を阻止するのです。

黒Bなどで堂々と戦ってくれば白Cなどで一勝負できます。全部取れるかは分かりませんが、この厚みだらけの状況なら黒も怖い展開でしょう。

(変化図はまた次の記事にて)

2019年11月13日

講座内容(続き)

By igosalon

大盤を使った講義

前回の続きで、実戦は少し進行しました。

白は意地でも、碁盤の左半分を囲ってきています。

白番で次の一手は?

そこで黒39と左辺にちょっかいを出したところです。

ここで次の一手を問題とします。

ちなみに、左上は黒A〜Cのどれでも利く形となっています。

このように弱点が残っていることを、私は「借金残り」と呼んでいます。

これがヒントですね。

それでは皆さん、考えてみましょう。

2019年11月12日

教室の講座内容

By igosalon

大盤を使った講義

毎週金曜は講義の時間が30分強ほどあります。題材は何にしようかなーと毎週悩んでいるわけです。

・テーマ別の問題形式

・解説しやすい模範対局(創作対局)

・プロの実戦譜

・永代の実戦譜

などなどやってます。

実際の内容

過去の全国大会の一局で、永代の黒番です。

白番の三連星は珍しいですが、意地でも左辺の外回りの勢力を使って戦うという意思表示です。

しかし、私は三連星の構えからの白8は方向が悪いと思っています。

なぜなら、黒9の三々でオサえる方向が分からなくなるからです。

三連星をした人は、まさか白11と上辺をオサえることはないはずです。白10からオサえるのが普通の方向でしょう。そのときに白10が遠くに離れていて戦いに参加しづらくなっています。(←これ大事)

さらに、出来上がり図を見てみましょう。

普通は白20でBが相場ですが、白6の石が上辺の厚みに近過ぎて(←これ大事)白Bを嫌ったのでしょう。ただし、このあとに黒から黒Aのハサミツケを狙われて味が悪いです。

このようなちぐはぐになった原因は白8のハサミの距離にあります。ハサむなら一間バサミか、一間高バサミが相性が良いかと思われます。

左辺を大事にする三連星ですから、ハサみながら右辺黒の勢力に影響を与えようという中途半端な気持ちがいけません。三連星をするのであれば徹底的に自分の左辺勢力を信じて戦わなければいけません。

三連星マスターの永代さんがいうのですから。(←これ大事(笑))

2019年4月6日

【解答】荒らす手筋 

By igosalon

問題図

img_8492.jpg

 

正解

問題2

 

正解続き1

問題3

 

正解変化

問題4

 

失敗

問題5

 

実戦でありがちな失敗

問題6

先手ヨセだからと喜ばないように

 

白の正しい受け方

問題7

 

荒らす手筋

黒先です。

白が最強に抵抗すると丸ごと、ドッカンと白は取られてしまいます。

結果的に最善の受けまで考えられると、実戦形式で良いですね。