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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・

囲碁講座(問題&解答)

13路対局は40局目くらい?

えー、次男の更新がまたまた空いてしまいました(笑)

調べてみると3週間近く…(遠い目)

平均すると1日1局くらいは打っているような気がするので、累計で13路は40局くらい打ったでしょうか。

相手の石を取るのはとても上手ですが、相手のほうばかり見て、まだ自分の石のアタリには気付けないような状況です。

子供なら誰しもが通る道ですね(笑)

【問題・黒先】ダメヅマリを狙う

実戦でこのような局面になりました。

黒番でダメヅマリを狙うといったらあそこですよね。

次男はすぐに黒1に置きました。

これを見てお父ちゃんは「石を置かないで分かるなんてこの子は天才か!?」と思いました。

お父ちゃん「黒1に白Aと打ったらどうするの?」

次男「黒Bで取るよ!」

お父ちゃんは「ますます天才か!」と思いました。

お父ちゃん「じゃあ、黒1に白Bと打ったらどうするの?」

お父ちゃん(さっきのができたんだから、これも簡単にクリアするだろう…)

次男「黒Aに打ったら反則負けになっちゃうか!?」

……。

お父ちゃん「ずこ〜!!」

さっきまで天才だと思っていたのに10秒くらいでひっくり返りました(笑)

しかし、3手くらいは石のイメージもできているし、着手禁止点も分かるようになってきたし、これくらいでも十分に天才か!

黒1と打った手をノータイムで打ったのも、黒からAやBに打つと罠にはまって取られちゃうということを(きっと)考えたのでしょうね。

そうだとしたら、なかなかの頭の回転の速さです。

そうだ、そうだ。

次男はやっぱり天才だったんだ。

…。

こうやって親バカは形成されていきます(笑)

トビカケ定石後の三々は難しい

今回は詰碁がとても絡んでくるので、どうしても難しくなってしまいます。

全てを解説するのは大変なので、ざーと変化図を並べるだけにします。

流し読みするだけでも十分かと思われますので、お気軽にどうぞー。

こういうのを見ると、一題につき解説図が10ページずつあるような詰碁集があるといいですよね!

問題数より中身で勝負みたいな!

時間が空いたら試しに作ってみようかな。

問題数100問、ページ数1,000ページ!(笑)

トビカケ定石後の三々は結構生きる

白1の三々で中々死にません。

白11が無難で、白は次に12と13を見合いにしっかりと生きます。

トビカケ定石後の三々(2)

読みに自信がある人は白11で欲張りましょう。

白7の捨て石のおかげで生きています。

トビカケ定石後の三々(3)

(2)で捨て石のおかげとありましたが、本図のように捨て石をしないと…。

黒14で部分的には死んでいます。

ただ、この局面では白Aがあるのでまだ何とかなりそうですが…。

トビカケ定石後の三々(4)

実はこんな手もあります。

これをマスターしたのであれば、一番地がお得なのでお勧めです。

トビカケ定石後の三々(5)

黒2のオサエもやっておきます。

白11までが相場の生きです。

トビカケ定石後の三々(6)

黒4からの変化も必須ですね。

白11までが相場の生きです。

トビカケ定石後の三々(7)

黒10で殺しにくることも考えられます。

そのときは白23まで。

難解ですね…。

詰碁が絡むとどうしてもこうなりますね…。

頑張ってください!

トビカケ定石後の流れ

黒45〜49では隅に三々が残っていることが分かりました。

この手の意味は黒地を増やしたわけではなくて、上辺の黒と右上の黒を連絡させたことに意味があります。

そういう意味があるというのを分かったうえで打たないと、三々に入られて「あれ…?」ということになりますのでご注意を〜。

これでトビカケ定石シリーズはおしまい。

前回のトビカケ定石の解説はこちら↓

トビカケ定石 ←クリック

その後の方向感覚は大事

前回の解説でトビカケ定石はバッチリですよね!?

ということでその後の解説にいきたいと思います。

白18までのトビカケ定石は、黒に実利を与えた代わりに、素晴らしい白の厚みを築くことができました。

この後の展開はこの厚みを意識しながら打ち進めることになります。

ワリ打ちには厚みへ追い込む

実戦の黒19への打ち込みに対しては白20のほうからツメるのが正しい方向です。

上辺の厚みへ追いやるイメージを持ちます。

本図のように白1のほうからツメるのは、厚みから動いていることになってしまいます。

白1と厚みが重複してしまいますね。

黒6までの定石などが予想されますが、このワカレは白が甘いでしょう。

厚みのほうから動くと確実に陣地が取れて、安心感があります。

ただ、

安心感=堅すぎて効率が悪い

ということにもなりかねないのです。

何事もバランスが大事ということですね。

私はこの安心感を得たいがために、堅く打ちすぎることを「セコムの二重契約」と表現します(笑)

同じ警備会社に料金を二度払っても意味がありません。

せめてセコムとALSOKなど、違う警備

会社とそれぞれで契約しましょう(笑)

やっぱり厚みのほうから打っては駄目よ

実戦の白42もポイントです。

黒の二間ビラキに対して、左右から詰め寄ることで、中央へ向かわせるように誘導します。

黒は厚みのほうへ向かう。

白は黒の根拠を奪いながら、隅の実利をガッチリ。

これが目指すべき方向性です。

本図の白1から打つのは、黒に喜んで2と打たれます。

これは白の気分が良いように見えますが、実際はその反対です。

白が厚みのほうから動いているのに対し、黒は根拠を得ながら実利を稼ぐ&白の実利を奪っています。

黒にとってこんなに嬉しい展開はありません。

白のこの攻め方は、黒に辺で生かしてあげる代わりに中央を白がいただくよという交換条件なのです。

この交換条件で黒が得をしたということをしっかりと感じ取りましょう。

ふー、長くなったので、今回はここまで。

次回こそはトビカケ定石後の三々の解説にいきます(笑)

金曜教室(永代塾囲碁サロン)

金曜教室 ←詳細はこちら

毎週金曜日の13時から16時ごろまで、武蔵小杉の永代塾囲碁サロンにて教室をしています。
内容は下記のとおりです。
①講義(約30分)
テーマ別での問題形式が中心です。
少ない言葉で分かりやすく説明するをモットーに教えています。
②多面打ち指導碁
希望者には棋譜を採っておき、メールにて棋譜添削もしています。
③宿題
希望者には詰碁などもメールで送らせていただいています。
上記のようにサービスは本当に充実していると思います。
是非、一度遊びにきてみませんか?
明るくアットホームな雰囲気の教室ですので、お気軽にお問い合わせください。
2021年3月29日

トビカケ定石【金曜教室】

By igosalon

星のトビカケ定石をご存知ですか?

黒1の星→白6のカカリ→黒7の一間バサミまではよくある進行です。

黒7に対しての白は三々に入るのが最も多いです。

しかし、白8のトビも昭和の時代にはよく打たれていましたよ。

昭和の男であるお父ちゃんは今でも打っていますけどね(ドヤ顔)

白8のトビに黒9の一間受け(又は小ゲイマ)は絶対とされていました。

AIが現れるまでは…。

まぁ、この部分のくだりは説明すると長くなるので飛ばしましょう(笑)

白8のトビと白10のカケを選択することで、白18までが「トビカケ定石」とされています。

(ちなみに私はこの定石の名前を知ったのはインストラクターになってからで、院生時代には知りませんでした(笑))

この手順を見てオヤッ?と思った方はいませんか?

一昔前までは黒11と13の手順が反対でした。

この違和感に気付いた方は昭和にこの定石を覚えた方だと思われます(笑)

平成では…。

実戦の黒13で本図の黒1と切るのが流行ったときがありました。

20年くらい前ですかね。

このような理由から、トビカケ定石は実戦の黒11から先に打たれるようになったのです。

囲碁は定石選択にも時代を感じることがあります。

昭和の仲間が昔の定石を選んでくれると、何だかホッとします(笑)

昔の温かいマイホームに帰ったような感じになりますね(笑)

現代の碁は忙しすぎて…。

そして、

さらに一昔前の定石辞典などでは白18がなくても定石とされていたと思います。

しかし…。

実戦の白18で本図の白1などと手を抜くと黒2が厳しい。

ここを分断されると、上辺の白は孤立して厚みとは呼べなくなります。

トビカケ定石の魅力がなくなるどころか、白が急に悪くなってもおかしくありません。

白の連携は確保しておきたいところです。

それでこそ上辺の白は厚みと呼ぶに値しますね。

今回はここまで。

次回はトビカケ定石後の打ち方を解説します。

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前回までのあらすじ

前回の日記で二日連続で要石の勘違いがありました、お父ちゃんに。

前回の日記はこちら↓↓

二日連続の要石忘れ…】 ←クリック

今日はですね、まさかの三日連続が起きたんですよ。

皆さんは、きっともうしつこいよと思ってますよね。

お父ちゃんしっかりしなさいよと。

三日連続でミスするくらいなら、朝早く打つのをやめなさいよと。

いえいえ、今回は寝る前に打った一局なんですね。

ということは…。

そうです、長男のほうがミスしたんです。

ガチンコ八子局・第15局

それでは、実際の局面をご覧いただきましょう。

長男は上辺の白一団(約20子)を狙いにいっています。

一生懸命に狙ってたようです。

右辺の黒7子が要石になっているということに気付くまでは…。

本当のところは要石が取られているので、白はツナがっていたのです。

さすがにこんなミスをしているようでは勝たせるわけにはいけません。

本局はしっかりと勝たせてもらいました。

要石を勘違いするなんて、長男もまだまだですね!

↑↑二日連続で要石のミスをしたやつのどの口がいうのか!?(笑)

前回のあらすじ

前回の対局で要石を取られてツナがっている石を、一生懸命に取りにいってしまったお父ちゃんです。

※要石の説明は前回の日記をどうぞ

要石を忘れる ←クリック

ガチンコ対決八子局・第14局

そして、二日連続で事件は起こりました…。

今度は下辺黒の要石が取れています。

それなのに、のちに中央の白7子を一生懸命に逃げようとしてしまいました(>_<)

右下の白は下辺の黒を取れたことにより安泰になったということは理解してました。

…が。

なぜ、中央はなぜ気付かない…(笑)

しかし、要石を取られて勘違いしていた前回よりも、要石を取っていての勘違いのほうが被害は小さいですね。

そのかいあってか、本局は白の勝ちでした。

なぜ二日連続で要石の勘違いをしてしまったのか…。

それは昨日に引き続き、朝一で対局してしまったからだと思います…(笑)

2021年3月10日

要石を忘れる【長男】

By igosalon

ガチンコ八子局・第13局

皆さま、要石をご存知ですか?

それはもう、読んで字のごとくに要な感じなので、とても大事な石となります。

要石の定義は「相手を分断している石」となりますので、それがとても大事な要因です。

別名で「種石」(タネ石)と呼ばれることもありますね。

取られている要石はどれ?

では、実際の盤面をご覧いただきましょう。

盤上で取られている要石は中央の白7子です。

これが取られているので、死んでるように見える下辺の黒7子はしっかりと生きているのですね。

これぞ要石!!

だけど、白は取られてしまってるんですよね。

そして、この要石に気付かずに下辺の黒を取りにいったのがお父ちゃんです。

途中で気付いた時には愕然としましたが…。

実はこの対局は朝一での対局だったんですよねぇ。

長男が小学校に上がることで、朝が早くなるので朝早くに起きる練習ということです。

それに伴い、夜も早く寝ることになるので、朝には頑張って打たないと…。

ということで、眠くて間違えたのは長男ではなくて、お父ちゃんのほうでした。(笑)

この碁はここが響いて黒が大きくリード。

お約束の白の猛追で5目差までにしましたが、あと一歩届かず…。

いや、届いたらびっくりですよね。

長男が久しぶりの勝利となりました。

前回の続きから

前回と同じ碁から取り上げます。

「二子にして捨てよ」←前回はこちら

ツケノビ定石とは

初級者が19路で対局するようになってから覚える3大定石の一つに「ツケノビ定石」があります。

【永代塾の勝手に3大定石】

①三々定石

②二段ビラキ定石

③ツケノビ定石

黒1の星に白2とカカリを打たれたあとのことです。

黒3のツケ、黒5のノビを組み合わせたらツケノビとなります。

これがツケノビ定石のスタートですね。

その後は黒13までお互いに自分の構えをしっかりさせるワカレになります。

ツケノビ定石はお互いに形がしっかりとして、扱いやすいことから初級者に人気の定石なのでしょう。

【問題・黒番】ツケノビ定石その後

左下と右下でツケノビ定石が打たれていますね。

状況としては白の勢力(下辺と右辺)に対して、黒の打ち込みは少し無理気味かと思われます。

そんな時は上から(中央側)から圧迫して、白の勢力拡大を防ぎましょう。

しかも、先手で。

『失敗』何も考えなければ…

黒1が先手で利きます。

そして、黒3も同じく先手で利きますね。

先手で白の勢力を制限したので、黒は満足!!

………。

とはなりません。

逆に白に喜んで受けられているという現状があります。

それは正解図と比較していただければ分かります。

『正解』最大限に利かす

黒1のハサミツケが手筋です。

白は2と受けるよりなく、黒3が先手で利きます。

そして、これ以上は先手で利かないので手抜きをして他へ回る、というのが最善の正解です。

失敗図よりは白をへこませていますね。

手割りで検証

別の角度から比較してみます。

黒1に対して、白2と受けるのは明らかにへこんでいます。

黒1には白3と受けますよね。

黒1に白3と受けたのが失敗図です。

ただ、正解図は手順こそ違えど黒1に白2と打たせたことに変わりないのです。

正解図で手順を駆使したことにより、この図を実現することができたのです。

このように、他の手順で比較することで効率を測ることを「手割り」と呼びます。

『正解変化』白の反撃は無理

ちなみに黒1のハサミツケに白2と反撃するのは無理手です。

黒7まで左右に分断して、黒が攻勢です。

下手すると、どちらかの白が取られてしまう事態にまで発展するかもしれません。

普段なら黒1や5は黒の裂かれ形を作ってしまうので悪い手とされています。

ただし、今回の場合はツケノビ定石の要である▲があるので、左下の黒は鉄壁のように強くなっています。

見方を変えると、黒の鉄壁に白を押し付けている考え方にもなるのです。

使いやすい手筋

前回の「二子にして捨てよ」と今回の「ツケノビ定石その後」はいかがだったでしょうか。

実戦でよく使える手筋なので、覚えて損はありませんよ!

というよりも、実戦から取り上げたので実戦で出てくるのは当たり前ですね(笑)

多面打ち指導碁から

子供教室で送迎をしてくれていたYさん(生徒のおじいちゃん)が、金曜教室に通い始めてくれました。

どこで縁が始まるか分からないものですねぇ。

【問題・黒番】最大限に利かす

そのYさんとの指導碁です。

白37とカカえたところです。

これで黒26の一子は取られてしまいました。

しかし、この黒26にはまだ利用価値があります。

最大限にこの黒26を利用しましょう。

『失敗』味の良いポン抜き

黒1が自然に見えますが、これは淡白な利かし方です。

続いて白Aとポン抜かれると、それ以上の利きがありません。

これでは取られた石を最大限に利用したとは言えません。

『正解』二子にして捨てる

まずは取られている黒一子をあえて黒1と逃げるのがスタートです。

白2と打たれて無駄に取られているように見えますが…。

黒1と一回逃げたことによって、ダメの数(×)が二つに増えました。

このダメの数が増えたことが、取られた石を最大限に利用するためのポイントです。

続いて黒3から利かすのが手順です。

そして、黒5、7も先手で利かせます。

ダメが二つに増えたことにより、利きが2回になったのです。

失敗図よりも利きが増えましたね。

これで白Aと抜かせてから、黒はまた先手で他へ向かうことができます。

二子にして捨てるのは地が少し損ですが、それ以上に2回の利きのほうが利益は大きいのです。

金曜教室(永代塾囲碁サロン)

毎週金曜日の13時から16時ごろまで、武蔵小杉の永代塾囲碁サロンにて教室をしています。
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①講義(約30分)
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2021年2月26日

大石を仕留めるも…【長男】

By igosalon

ガチンコ八子局・第10局

最近のお父ちゃんの具合の悪さは花粉症が始まっただけでなく、さらにグレードアップして副鼻腔炎になっていたようです…。

原因不明の頭痛が二日続いて、何だろうと思っていたら、その後によくある副鼻腔炎の症状が…。

花粉症からの副鼻腔炎には何度かなっていますが、頭痛は初めてです。

副鼻腔炎がパワーアップしているのか、私が弱体化しているのか…。

後者の可能性が高い今日この頃です。

副鼻腔炎も落ち着いてきて、久しぶりに一局!

序盤で白の大石を仕留める

最近の長男は積極的に戦うようになってきて、本来のスタイルを取り戻しつつあります。

今回は序盤から25子くらいの白を召し取って、大優勢。

普通なら投了ですよ。

八子のうえに、大損害ですからね。

しかし、ガチンコ対決である以上は投了しない限りは逆転を狙い続けます。

白のラストチャンス

黒のミスが2回ほど続いて、かなり白も追い上げてきたところです。

最後の決戦で良い感じにごちゃごちゃしてきました。

【問題・黒先】白の猛追を振り切れるか

さぁ、黒番です。

手筋を使って、白を仕留めてください。

仕留めきれないと、逆に右上の黒が取られてしまって大逆転になってしまいます。

『正解』両押す手なしに誘導

まずは黒1のコスミが粘り強い手です。

白2なら黒3から5と外からダメをつめるのが手順です。

そして、白6と愚形にさせてからの黒7でフィニッシュ!

白は黒のダメをどちらからもつめることができずに「両押す手なし」の格好です。

『正解変化』やはり外からつめてダメヅマリ

黒1に白2と打つのも少ししぶといところです。

これにはまず黒3と白のダメをつめておくのが大事になります。

白4の交換をしてから、やはり黒5、7と外からダメをつめていきます。

これで、しろはアタリをツグことができずに「オイオトシ」になっていますね。

白は最後までダメヅマリが響いています。

『失敗』手順前後

黒1を先に決めてしまうと、黒3と打っても先に白4でアタリにされてしまいます。

手順が悪くて、黒のほうが先にダメヅマリになってしまいました。

『失敗』実戦は勝手読み

長男は実戦で黒1と打ってしまいました。

これには「敵の急所は我が急所」ということで白2が好手。

白のダメを全然つめられていません。

カス石の白一子をアタリにしても仕方がないですよね。

長男は黒1のアタリに白がツイでくれると勝手読みをしていたのでしょう。

それなら正解図に似たような感じに戻ります。

黒1と打った瞬間は生き生きとした表情をしていました。

「やったぜ!この勝負はもらった!」

と言わんばかりに…。

しかし、白2と打たれて気分は「天国から地獄」へ…。

勝負が決まる瞬間というのは、丁寧に読み直しをしなければいけません。

長男には苦い経験となりました。