実際の囲碁教室での教材
実戦でよく出てくる局面で、相手の進出をオサえられるかどうかを考えます。
形だけを見て何となく打つのではなく、相手の反撃を「少しだけ」読んで判断してみましょう。
実際の囲碁教室でも使った教材でご紹介します。
「問題・黒先」三々の基本定石
白9とハネてきた局面です。
ここで黒は、Aとオサえることができるでしょうか。
それともオサエは無理とみて、黒Bと緩めるべきでしょうか。
読む順番としては、最も頑張っている黒Aのオサエが先です。
黒Aのオサエが可能なら、黒Bと緩めることを考える必要はないですからね。
「正解・A」オサエが可能
黒1とオサえて頑張るのが正解です。
白2の守りは仕方がありません。
その隙に黒3のカケツギで、好形で守ります。
ここまでが三々の基本定石となります。
黒1(A)のオサエに、白2と反発してきた場合を読む必要があります。
一見は白2と切られて困ってしまいそうですが、黒は3と切って白一子を取ることができます。
この白一子を取ることができれば、全体の黒がツナがりますので黒が困ることはありません。
三々の基本定石では、黒1のオサエが成立します。
「失敗・B」緩んだ受け
黒1と緩むのはとても安全ではありますが、白2からどんどんと黒地への進出を許すことになります。
これは正解図と比べたら、黒地の減り方&白地の増え方を考えると雲泥の差があります。
安全策を取りすぎると、地で損してしまいます。
よく見ると黒1は「アキ三角」の愚形ですね。
「最強に頑張って、できるだけ弛まない」
「愚形は避ける」
この二つに気をつけていきましょう
まとめ
相手をオサえられるかどうかは、少しだけ読みが必要です。
何も読まずに安全策ばかりを取っていると、予定よりもどんどんと地が減っていき、劣勢になってしまいます。
少しだけ勇気を持つことも必要です。
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