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月: 2026年8月

最終週は6勝1敗

 

8月期の院生研修が終了しました。

3週目を終えた時点では、通算13勝7敗で4位。
その時点ではプロ試験の合同予選へ参加するためには、最終週を7戦全勝して、周りの成績しだいというところでした。

結果は、1日目が3連勝!
先週と合わせて2日連続の3連勝ということで6連勝まで伸ばしました。
しかし、3位には逆転できたものの、上位二人はなかなか盤石です。

最終日の2日目。
午前中の2局はどちらも勝って8連勝まで伸ばしました。
対して2位は2連敗と崩れて同星に。
さらには午後に直接対決が残っていたので逆転のチャンス!
…だったのですが、結局は最終決戦に敗れてしまい、連勝は8でストップとなりました。

これで最終週は6勝1敗で、8月期の通算成績は19勝8敗となりました。

1位の院生のほうも最終週は6勝1敗。
結局、1位との差を縮めることはできず、そのまま独走を許す形となりました。

斗真は4位から1つ順位を上げ、Cクラス3位で8月期を終えるということになりました。
本来なら3位とはいえ昇格圏内なのでBクラスへ上がれるのですが…。

プロ試験の合同予選には届かず

 

8月期は特別な時期で、合同予選への参加が7月と8月の2か月の順位を合計した結果で決まります。

今回、斗真は合同予選参加条件となる20位以内に入ることができませんでした。
おそらく21位だったのではないかと思います。(Cクラス1位のポジション)

結果的には最終日は全勝していれば、斗真がCクラス2位になっていました。
ただ、実は2位になっていたとしても、今回はプロ試験の合同予選には届いていなかったようです。(参加するには1位しかなかった)

やはり、1局の行方がどうこうというより、1か月を通して成績を残すことが大切です。

振り返ってみると、先週の1日3戦全敗がすべてだったように思います。
その日は、碁の内容もめちゃくちゃでした。

こういう不調なときはたびたび訪れますが、それでも何とかやり過ごしながら、成績だけは残さなければいけません。
これが勝負の世界の難しいところです。

惜しいところではありましたが、今年のプロ試験の合同予選には参加できないという結果になりました。
この悔しい経験を胸に秘めて、これからの日々の勉強に打ち込んでほしいと思います。

斗真の院生日記・8月期

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  約1年間で1級から三段へ

 

オンラインレッスンを受講している小学生が、約1年間で大きく棋力を伸ばしました。

最初はネット碁「野狐」の1級あたりでしたが、現在は三段。
1級から初段、二段、三段と3階級アップです。
野狐の段は日本での段とは比べ物にならないほど厳しいですからね。
ただの3階級ではありません。

さらに、夏に行われた小学生名人戦では県代表として全国大会にも出場しました。

1年間で1級から三段になっただけでも驚きですが、小学生名人戦の県代表にもなったので、本当によく頑張りました。

  普段のオンラインレッスン

 

オンラインレッスンでは、まず野狐で普段打った対局を一緒に検討します。

良かったところや改善したほうが良いところを振り返り、次の対局で意識することを確認します。

① ネット碁「野狐」で対局する

② 野狐で打った碁を一緒に検討する

③ 講師と指導碁を打つ

④ 指導碁を一緒に検討する

⑤ 詰碁の宿題&答え合わせ

何か特別なことを一度だけやったわけではありません。

対局して、検討して、課題に取り組み、また対局する。
そして、宿題で詰碁。
この流れを繰り返してきた結果、少しずつ実力がついてきました。

  もっと驚いたのはお父さん

 

しかし、今回もっと驚いたことがあります。

オンラインレッスン中、お父さんが後ろで見守ってくれていることもあるのですが、なんとそのお父さんまで強くなりました(笑)

お父さんと実際に対局して棋力を測ったわけではありませんが、質問の内容や話を聞いている感じでは、間違いなく強くなっていると思います。

レッスン以外でも、お父さんには身内だからこそできる伝え方をお願いしたり、今後の課題を整理してメールでやり取りしたりすることがよくありました。

私からお子さんへの伝言をお願いすることもあり、その内容を確認しているうちに、お父さん自身の囲碁の理解も深まっていったのでしょう。

ただ後ろでレッスンを見ていただけではなく、お子さんの上達を一緒に支えてきた過程そのものが、お父さんにとっても勉強になったのだと思います。

お子さんが強くなるのは分かっていましたが、まさかお父さんまで上達するとは……(笑)

  オンラインレッスンを受けると…??

 

オンラインレッスンには、移動せずに自宅で受講できるという便利さがあります。

しかし今回のように、ご家族も近くで一緒に学べることも、オンラインならではの良さなのかもしれません。

もちろん、一番頑張ったのはレッスンを続けてきた小学生本人ですが…。
そして、その成長を後ろで見守っていたお父さんも一緒に上達。

まさしく「見ているだけで強くなるオンライン囲碁レッスン」です
それを実際に指導を受けてみたらどうなるか…。
もうお分かりですよね!(笑)

ご相談をお待ちしております!

オンライン囲碁レッスンの様子

最高段の九段へ昇段

 

河野光樹八段が、勝ち星対象棋戦で八段昇段後の通算200勝を達成し、2026年8月25日付で九段へ昇段しました。

河野九段は前日の8月24日に行われた第9回SGW杯中庸戦の予選で2連勝。
多分ですが、この2連勝のどちらかで昇段が決まったのではないでしょうか。

最高段への昇段ということで、本当におめでとうございます!

河野光樹九段

八段から17年、積み重ねた200勝

 

日本棋院の大手合は2003年に廃止され、現在はタイトル獲得や賞金ランキング、勝ち星などを基準とした、運の要素がかなり排除された実力本位の昇段制度になっています。

勝ち星による昇段では、七段から八段になるために150勝、八段から九段になるためには、さらに200勝が必要です。

河野九段は2001年に七段へ昇段。
その後、150勝を挙げて2009年に八段となり、そこからさらに17年をかけて200勝を積み重ねました。

つまり、七段昇段後から数えると、八段までの150勝と九段までの200勝を合わせて、実に350勝です。
350勝って…(遠い目)

七段から350勝という、非常に厳しい条件を満たしての九段昇段です。
河野九段が本当の実力者であることが、改めてよく分かります。
大手合が続いていれば、もっと早く九段へ昇段していたことでしょう。
現に大手合がある時代では1年や2年で一つずつ昇段を果たしていますね。

幕張囲碁研修センターの先輩

 

河野九段は、日本棋院の「幕張囲碁研修センター」という院生寮の1期生で、私の先輩に当たります。(ヒカルの碁でもお馴染みの院生会場)
少し年代が違うため、院生時代も寮生活も時期は重なっていません。
それでも、河野九段が時々寮へ来て、囲碁を指導してくれたり、一緒に卓球をしたりした思い出があります。

約25年前のことなので、細かいところは少々うろ覚えですが……(笑)
当時から面倒見のよい先輩でした。

親子でお世話に

 

そして現在、河野九段は日本棋院の院生師範を務めています。

今年3月に斗真が院生試験を受けた際には、河野九段が試験碁のお相手をしてくれました。
対局は斗真の2子局。
試験後には対局の検討をしていただき、院生の過ごし方やルールについても丁寧に教えてもらいました。

かつては幕張囲碁研修センターの先輩として、私に囲碁を教えてくれたり、一緒に卓球をしたり。
それから約25年後、今度は院生師範として息子がお世話になるとは、不思議なご縁で何とも言えない気分です。

▶ 河野九段との院生試験碁はこちら

今後とも

 

河野九段、本当におめでとうございます!
これからものご活躍を楽しみにしています。

そして、九段昇段のお祝いに便乗して……。
院生師範として、斗真のほうも何とぞよろしくお願いいたします(笑)

河野光樹九段のプロフィール

 

河野九段は1974年1月14日生まれ、宮崎県宮崎市出身(九州男児だね〜!)
故・坂田栄男二十三世本因坊門下

1992年に入段。
1993年に二段、1994年に三段、1995年に四段、1996年に五段、1998年に六段、2001年に七段、2009年に八段へ昇段。そして2026年、九段への昇段を果たしました。

▶ 河野光樹九段の公式プロフィール

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一力名人が黒番中押し勝ち

 

一力遼名人に芝野虎丸棋聖が挑戦する、第51期名人戦挑戦手合七番勝負の第1局が行われました。

結果は、一力名人の黒番中押し勝ち

名人戦3連覇を目指す一力名人が、開幕局を制しました!

勝負を分けた白72

 

黒・一力遼 名人

白・芝野虎丸 棋聖

第51期名人戦第1局・白72の局面

第1局は、序盤から難しい戦いが続きました。
特に右下白の死活は…?
??が続く進行で、なぜ死んだのか、なぜ死ななければならなかったのか。
よく分かりません(笑)

そんな中で大きく形勢が動いたのは、白72です。
これが失着だったようで、流れは一気に一力名人へ傾きました。
正しくは白72でAと打っていれば、まだまだ互角で先の長い勝負となっていたようです。

第51期名人戦第1局・白72以降の展開

黒1(実戦黒73)には白2と出ていきたいとろこです。
しかし、白には黒3から5が好手順で、黒は取られることはありません。

黒3以外では黒が脱出することは難しいのですが、芝野棋聖はこの黒の脱出をうっかりしたのかなぁ…。

まぁ、そんなことは99%ないと思いますが、どうしてこうなったんだろう…という疑念は残ります。

このあと1日目の封じ手は、一力名人が97手目でした。
このときの勝率は黒が99%。
数字だけ見ると芝野棋聖の苦戦は明らかです。

2日目に入っても一力名人が堂々とした打ちぶりを見せて、危なげない勝ち方で完勝と呼んでよい内容だったと思います。

今年も一力名人が先勝

 

開幕局を3年連続で一力名人が制しましたが、まだ長い七番勝負は始まったばかり。
第2局は9月2日〜3日に行われます。

一力名人が連勝するのか。
それとも、芝野棋聖が1勝1敗のタイに戻すのか。

第2局にも注目です!

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  周りの状況で打ち方が変わる

 

「大々ゲイマビラキ」は、実戦でもよく出てくる形です。

打ち込む場所は同じでも、周りの状況によって、その後の打ち方が変わることがあります。

今回はいろいろな局面を用意して、それぞれの違いを解説しました。

余裕があれば、よく出てくる形として覚えてしまいましょう。

大々ゲイマビラキへの打ち込み

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  大々ゲイマビラキへの打ち込み

 

今回のPDF教材は「大々ゲイマビラキへの打ち込み」です。

大々ゲイマビラキでも、周りの状況によっては打ち込んだあとが変わってきます。
色んなバリエーションを用意しました。

実戦でよく出てくるので、余裕があれば覚えてしまいましょう。

大々ゲイマビラキへの打ち込み

第51期名人戦が開幕

 

一力遼名人に芝野虎丸棋聖が挑戦する、第51期名人戦挑戦手合七番勝負が開幕します。

第1局は8月26日(水)・27日(木)の2日間、山梨県甲府市の「常磐ホテル」で行われます。
名人戦の持ち時間は各8時間で、1日目の終了時には封じ手が行われます。

最近はタイトル戦では、この2人の激突が多いですね。
注目のライバル対決です!

芝野棋聖は5期連続の登場

 

芝野棋聖は、今回で5期連続で名人戦七番勝負に登場します。

第47期は挑戦者として井山裕太名人を破り、名人を初獲得。
第48期では井山王座の挑戦を退け、初防衛で2連覇。

第49期で一力遼棋聖(当時)に奪われ、翌年の第50期も挑戦者となりましたが、連敗。
そして今回も挑戦者決定リーグ戦を7勝1敗で突破し、3年連続で一力名人への挑戦を決めました。

芝野棋聖は3度目の正直となるでしょうか。

「直近5期の名人戦結果」

組み合わせ 結果
第46期・2021年 井山裕太名人―一力遼天元 井山名人が4勝3敗
第47期・2022年 井山裕太名人―芝野虎丸九段 芝野九段が4勝3敗
第48期・2023年 芝野虎丸名人―井山裕太王座 芝野名人が4勝2敗
第49期・2024年 芝野虎丸名人―一力遼棋聖 一力棋聖が4勝2敗
第50期・2025年 一力遼名人―芝野虎丸十段 一力名人が4勝2敗

直近5期は、すべて第6局以降までもつれて接戦になっています。
4勝0敗や4勝1敗で決着したシリーズはありません。

そして、この5年間に名人戦七番勝負を戦ったのは、井山裕太九段、一力遼名人、芝野虎丸棋聖の3人だけです。
この3人による実力伯仲の争いが続いています。

芝野棋聖にとっては、三度目の正直となるでしょうか。

棋聖戦のリベンジ、七番勝負の日程

 

過去2年の名人戦では、一力名人が芝野棋聖に連勝しています。

しかし、今年3月に決着した第50期棋聖戦では、芝野十段が一力棋聖を4勝3敗で破り、初めて棋聖位を獲得しました。

一力名人にとっては、棋聖戦の雪辱を果たしたい七番勝負。
芝野棋聖にとっては、名人戦で2年連続で敗れた借りを返したいシリーズです。

一力名人が3連覇を達成するのか。
それとも、芝野棋聖が棋聖・名人・十段の三冠となるのか。

「七番勝負の日程」

対局 日程 会場
第1局 8月26日・27日 山梨県甲府市「常磐ホテル」
第2局 9月2日・3日 静岡県伊豆市「東府や Resort&Spa-Izu」
第3局 9月8日・9日 愛知県蒲郡市「銀波荘」
第4局 9月16日・17日 静岡県伊豆の国市「石のや 伊豆長岡」
第5局 9月30日・10月1日 三重県鳥羽市「戸田家」
第6局 10月14日・15日 千葉県木更津市「龍宮城スパホテル三日月」
第7局 10月28日・29日 静岡県伊豆市「坂聖・玉樟園」

第1局は午前9時に開始。
対局の様子は、朝日新聞の「囲碁将棋TV」や日本棋院ネット対局「幽玄の間」で中継される予定です。

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福岡航太朗本因坊が王座戦初挑戦

 

第74期王座戦の挑戦者決定戦が日本棋院で行われました。

対局したのは、福岡航太朗本因坊と井山裕太碁聖。
結果は、福岡本因坊の黒番中押し勝ちとなりました。

これにより、福岡本因坊は王座戦初挑戦。
10月23日からの五番勝負で、一力遼王座に挑戦します。

福岡本因坊は、本戦1回戦で三浦太郎五段、2回戦で酒井佑規七段、準決勝で余正麒九段に勝利。
そして、挑戦者決定戦では井山碁聖とそうそうたるメンバーを倒して挑戦を決めました。

「終局図」右上の白が全滅

 

黒・福岡航太朗 本因坊

白・井山裕太 碁聖

第74期王座戦挑戦者決定戦の終局図

こちらが終局図です。

右上を見ると、白石の大きな一団が黒に取られています。
右上の白石がすべて取られたところで、井山碁聖は投了しました。

こんなに単手数で終わるというのは、とても珍しいと思います。
井山碁聖は黒73手目で、福岡本因坊が本気で全ての白を取りにくるとは思わなかったのかもしれません。
詳しいことは分かりませんが、どこかで読み違いをしたことはたしかでしょう。

「1図」黒は形勢を損じたが、雄大な作戦

 
福岡航太朗本因坊が雄大な作戦を選んだ局面

序盤は福岡本因坊が好調でした。
そこから中盤戦はどうなるのかなと思った矢先のことです。

黒は1から7と大胆に左上黒の4子を捨てて、右上黒の大模様を拡大する構想で勝負です。
序盤は好調だったのに、小さくまとまらずに豪快な作戦をとるというのは、若者らしくていいですね。

実際は黒1で黒Aあたりから動き出していくのが良かったようです。
本図の黒1からの動きは、結果的には少し形勢を損じたようですが、このあとの勝負所に直結する雄大な作戦は、見ていてワクワクしますね。

「2図」井山碁聖に失着

 
井山裕太碁聖に失着が出た局面

福岡本因坊が右上の白を取りにいきました。

黒1のときの白2で井山碁聖に失着が出ました。
白2を打った時点では白に生きはないかもしれません。
ここでは左上の黒4子を取っているわけですから、全ての石を生きにいかずに、半分でも生きるような作戦でいくべきだったようです。

井山碁聖に失着があったとしても、福岡本因坊の剛腕には脱帽ですね。

一力遼王座との再戦へ

 

さて、これで一力遼王座への挑戦者が決まりました。

福岡本因坊は、つい先日の本因坊戦で一力王座へ挑戦。
五番勝負を3勝2敗で制し、初めて本因坊のタイトルを獲得しました。

今回の王座戦は、その二人による再戦です。
福岡本因坊が再び一力王座からタイトルを奪い、二冠となるのか。
それとも、一力王座が本因坊戦の雪辱を果たして防衛するのか。

王座戦五番勝負は、10月23日に東京都のグランドプリンスホテル新高輪で開幕します。

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3週目は3勝3敗

 

8月期の第3週は、1日目が3連敗、2日目が3連勝。
全敗と全勝という、両極端な2日間となりました。

今週は3勝3敗で、8月期の通算成績は13勝7敗。
順位は2位から4位へ後退しました。

絶好のチャンスだった1日目

 

1日目は、順位的に下の院生との対局が3局。
1位上がりを目指すためには、3連勝しておきたいところでした。

ところが、結果はまさかの3連敗。
いや〜、びっくりです。

しかも、1位の院生は、この日に2敗していました。
こんな絶好の機会に、差を詰めるどころか差が開くなんて…。

内容的には少し堅くなっていたように思います。
相手の無理手にも厳しく対応することができていませんでした。
緊張して堅くなるタイプではないので平常運転だとは思いますが…。
それはそれで困ったものです。

2日目は3連勝

 

1日目の3連敗から一転して、2日目は3連勝。
1位の院生は2勝1敗で、その1敗は斗真との直接対決でした。

内容も今度は相手が気負ってきたところを冷静に拾っていった感じでした。
相変わらず…という感じでしたが、落ち着いて打てていたのは分かります。
1日目もこれくらい落ち着いて打っていればよかったのに…。

ここで1位との直接対決に勝てたのは良かったのですが、今週の成績は斗真も1位の院生も3勝3敗。
結局、1位との差を縮めることはできていません。

1日目が本当にもったいなかったですね。

2位から4位へ後退、来週は他力本願

 

3週目を終えて、斗真の順位は4位。

1位との差は変わらないまま、順位は2位から4位へ後退し、残りの対局数も少なくなりました。

ただし、2位と3位の院生とは、最終週に直接対決が残っています。
この2人については、直接対決に勝てば自力で逆転することができます。

一方、1位については自力での逆転がなくなりました。
1位上がりをするためには、自分が勝つだけでなく、現在1位の院生が負ける必要があります。

Cクラスを1位で上がれば、プロ試験の合同予選への参加はほぼ当確です。

2位上がりの場合は、Bクラスからの降格組との比較になります。
しかし、現状では少し分が悪そうです。

3位上がりでは、合同予選への参加はほぼ難しいと思います。

残りは最終週の2日間。

まずは2位、3位との直接対決に勝ち、自力で順位を上げることが最低条件です。

そのうえで1位の院生が負けるのを待つか、2位上がりからBクラス降格組との比較に望みをつなぐことになります。

現状はかなり厳しく、色々と他力本願な最終週となりました。

まずは自分の対局でしっかりと勝ち、あとは結果を待つしかありません。

8月期3週目の斗真の院生日記

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第8回多摩地区市町対抗囲碁団体戦

 

第8回多摩地区市町対抗囲碁団体戦に、三鷹市から出場しました。

今回は、多摩地区から21の市町が参加。
さらに、チーム数を調整するために編成された連合(運営)チームを加え、合計22チームで争われました。

この大会は、1チーム9人による団体戦です。
主将と副将はハンデなしの無差別戦で、三将以下は棋力差に応じたハンデ戦となります。

主将と副将は純粋な棋力が重要ですが、三将以下は、棋力が高ければ必ず有利というわけではありません。
ハンデを背負っても勝ち切れるか、反対にハンデをうまく生かせるか。
単純に「強い人が勝つ」とは限らないところが、この大会の面白さです。

また、運営側としては、シニア・子ども・級位者・女性の4種類の選手に参加してもらうことを大切にしています。
チームの点数が同じになった場合は、この4種類をきちんとそろえているチームが、順位決定で優遇されます。
強い人だけを集めるのではなく、年代や棋力を問わず、さまざまな人に囲碁を楽しんでもらいたい。
そんな大会の趣旨が、チーム編成や対局方式にも表れています。

大会には、ゲスト棋士として「鶴山淳志プロ」、「兆乾プロ」、「金子真季プロ」の3人も参加しました。
いずれも多摩地区に在住、または出身など、多摩地区にゆかりのある棋士です。

第8回多摩地区市町対抗囲碁団体戦の様子

過去最強!?三鷹市の布陣

 

今回の三鷹市チームは、過去最強の布陣ではないかと思っていました。

主将はお父さん。
副将には、三鷹子ども囲碁教室の先生が入りました。
さらに、三将はおじいちゃん、六将は次男、九将は長女。
家族から4人が三鷹市代表として出場です。

家族4人の成績は、以下のとおりです。

順位 出場者 成績
主将 お父さん 3勝1敗
三将 おじいちゃん 4勝0敗
六将 次男 4勝0敗
九将 長女 2勝2敗

家族4人で合計13勝3敗という好成績でした。

特に、おじいちゃんと次男は4戦全勝。
お見事!

終局一手前の大事件

 

1回戦の組み合わせだけは事前に決まっており、三鷹市は調布市と対戦しました。

注目の主将戦は「 お父さん VS ◯田◯生くん 」
◯田くんは、今大会の出場者では最強なのではないかと思われるほどの強敵です。

とはいえ、最近のお父さんは、斗真の指導で院生の碁を見る機会も多く、調子も悪くなさそう。
対局前は、それなりに自信がありました。

お父さんは、序盤ではあまり形勢を気にせず、時間を残すことを重視します。
序盤は多少ひどく打っても、そこまで大差にはなりにくい。
それなら、中盤の難しい場面に時間を残したほうがよいという考えです。

特に今回のような、秒読みがなく、持ち時間を使い切ったら負けとなる対局では、この打ち方が最善ではないかと思っています。

院生のころは秒読みのある対局しかありませんでしたが、その後、アマ大会へ出始めたときは、持ち時間だけの対局に合わせて、すぐに打ち方を切り替えました。
この作戦は、おおむね成功していると思います。

今回の対局は、私が白番でした。
少し形勢が悪い状態で中盤へ。
そこからコウ絡みで、相手に簡単な決め手を与えないように粘りました。

すると、すぐに形勢が追いつきます。
さらに、その後は望外にも相手の石まで取ることができ、勝勢になりました。

10目ほどリードしたまま、対局はいよいよ終局直前へ。
そして、事件が起きたのは最後から一手前でした。

相手には半コウを取る手がありましたが、持ち時間が切れそうだったから半コウを譲ってきたように見えました。

そこで、お父さんは半コウをツギながら、

「終わりですか?」

と聞いた、その瞬間。
ガラガラ〜。


いきなり相手に、白の9子を取られました。

一瞬、何が起きたのか理解できませんでした。
すると相手から、
「アタリでしたよ」と言われました。

ああ、そうか。
時間が切れそうだから、時間つなぎの手を打っていただけだったのか……。

状況を理解したお父さんは、すぐに「負けました」と投了しました。

アタリをツイでいれば、持ち時間の都合で相手は半コウを譲ることになり、白の10目半勝ち。
これまでこの大会で負けたことがないという◯田くんを相手に、終局直前で勝ちを逃してしまいました。

この対局は始まる前から注目されていたため、終局するころには15人ほどのギャラリーが集まっていました。
しかし、あまりにも衝撃的な大逆転劇。
みんな、呆然としているお父さんに気を使ってくれたのでしょう。
対局後に話しかけてきたのは、次男と長女だけでした(笑)

三連勝で立て直すも入賞ならず

 

終局直前で大逆転負けをしてしまいましたが、対局内容そのものは悪くありませんでした。

今大会最強と思われる相手に、十分に良い碁を打つことができました。
まだまだ現役でもいけそうです(笑)

しかも、三鷹市は1回戦を3勝6敗で落としており、お父さんが勝っていたとしても、チームの勝敗は変わりませんでした。

まぁ、負けはしたけど内容は良かった。
チームの勝敗にも影響していない。

そうやって自分を慰めつつ、対局後は目数を確認するために棋譜だけつけて、そのまますぐに2回戦へ向かいました。
あの負けを引きずって、そのままズルズルといかなかったのは良かったです。
その後は何とか3連勝し、最終成績は3勝1敗となりました。

三鷹市のチーム成績は2勝2敗。
残念ながら、今回は入賞とはなりませんでした。

最後はお楽しみ抽選会

 

大会終了後は、閉会式に続いてお楽しみ抽選会が行われました。

鶴山淳志プロ、兆乾プロ、金子真季プロの3人が、それぞれ抽選のくじを引いてくれました。
当選者には、サイン色紙やサイン入りの囲碁本、お菓子などが贈られました。

そして、おじいちゃんは鶴山プロの抽選で、サイン色紙をゲット!
たしか、前の抽選会でも当たっていたような……。
くじ運、強し(笑)
全勝してたし、抽選も当たったし、運も実力もありますね(笑)

鶴山淳志プロのサイン色紙

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