loader
Loading...
囲碁のことならなんでもご相談ください!
ログイン 新規登録

日: 2026年5月22日

本因坊戦・第二局

 

  福岡航太朗七段、注目の第二戦

 

七大タイトルの挑戦手合に初登場の福岡航太朗七段ですが、第一局は一力遼本因坊に先勝と鮮烈なデビューを果たしました!

さて、注目の第二戦ですが、立ち上がりはお互いに模様を囲い合う渋い碁となりました。
ただし、一力本因坊は模様を広げる棋風ではないことから、何となく福岡七段がそう仕向けるような作戦を選んだのかなとも思いました。

そのかいあってか、立ち上がりの作戦は黒番の福岡七段が成功していたかと思います。
とはいえ、中盤からの一力本因坊の戦いはさすがです。
結局はいつものサバキの碁となり、形勢は逆転。
そのまま一力本因坊の勝ちとなりました。

しかし、福岡七段もヨセで猛烈な追い上げを見せて、1目半まで迫りました。
すんなりと負けていないあたりは、次回の第三局も期待できそうです。
天王山となる第三局は6月3日に行われます。

 

  1・2図 渋い展開の立ち上がり

 

黒 福岡 航太朗 七段
白 一力 遼 本因坊

本因坊戦第二局・1図

本因坊戦第二局・1図

△、白38手目と一力本因坊が構えたところです。
黒も白もお互いに落ち着いた布石ですね。

最近見慣れた対決の一力遼本因坊VS芝野虎丸棋聖だったら、一力本因坊が黒番かなと思ってしまうような立ち上がりとなりました。

本因坊戦第二局・2図

本因坊戦第二局・2図

黒は中央で白模様を軽く消そうとしたことを発端に、白は左辺で反発して戦いが始まりました。
そこで出てきたのが▲、48手目のアキ三角です。

アキ三角は愚形の中の愚形。
よもやプロが打つなんて、と考えてしまうところですが…。

ところがどっこい、アマが打つアキ三角は9割方が悪手ですが、プロが打つアキ三角は9割方が好手です(笑)

 

  3〜5図 愚形の応酬!? 棒ツギまで!

 
本因坊戦第二局・3図

本因坊戦第二局・3図

白56手目は△です。
みなさま、実はこの形も愚形ということをご存知でしょうか。

この形は「棒ツギ」という愚形です。
一間トビをノゾかれていないのにツグことを棒ツギと言います。

本因坊戦第二局・4図

本因坊戦第二局・4図

この手では白1と右上の二子にソイが形です。
二つ並んだら一間の形にする、ということですね。

しかし、ソイだと黒から2という下辺へ進出する手が残るので、綺麗な形だからと選ぶわけにはいかなかったのでしょう。
3図のアキ三角は愚形とはいえ、実戦的な手として選んだということです。

本因坊戦第二局・5図

本因坊戦第二局・5図

白68手目の△はまたもやアキ三角でした。
しかし、これも綺麗な形として一間に打つと、白四子が取られて投了となってしまうので仕方がありません。

ただ、仕方がありませんとは言いつつも、黒に流れが傾いていた序盤戦からこの手で逆転の契機をつかむことになったということを付け加えておきます。

 

  6図 あっさりと捨てたのが黒の敗着?

 
本因坊戦第二局・6図

本因坊戦第二局・6図

黒85手目は黒1でした。
白4までと捨てて、続いて打ち込みなどで上辺の白へ襲いかかる算段です。

とても大胆な手で、勝てば勝着と評されるほどの思い切りの良さです。
しかし、結果的には上辺の白もさらっとシノがれてしまい、逆転を許してしまったようです。

その後は白がそのまま押し切り、一力本因坊の勝利。
勝てば勝着だったかもしれませんが、結果的には敗着だったかもしれません。

 

  7図 アキ三角ならまだ粘れた?

 
本因坊戦第二局・7図

本因坊戦第二局・7図

6図の黒85手目では、本図の黒1とアキ三角で粘るべきだったようです。
やはりこの黒三子は白を切ってるので、要石なんですよね。

大事な石は簡単には捨ててはいけないということですね。
最後の最後まで愚形が出てくる一局でした。

みなさまも「アキ三角」「棒ツギ」などには十分お気をつけくださいね。

 

  各種ご案内

 

『囲碁マガジン』

永代囲碁塾では、囲碁の上達に役立つ考え方や講座、詰碁やコラムなどを配信しています。(無料会員登録でご覧いただけます)

『囲碁教室&出張レッスン』

永代囲碁塾では棋力向上に最も大事な「 基礎の考え方 」を中心に指導しています。
各種教室・個人出張レッスン実施中。

『オンラインレッスン』

全国どこからでも参加できるオンライン指導。
近くに囲碁教室がない方にもおすすめ!
ご希望のレッスン内容や日時をご相談ください。

本因坊戦・第二局

 

  福岡航太朗七段、注目の第二戦

 

七大タイトルの挑戦手合に初登場の福岡航太朗七段ですが、第一局は一力遼本因坊に先勝と鮮烈なデビューを果たしました!

さて、注目の第二戦ですが、立ち上がりはお互いに模様を囲い合う渋い碁となりました。
ただし、一力本因坊は模様を広げる棋風ではないことから、何となく福岡七段がそう仕向けるような作戦を選んだのかなとも思いました。

そのかいあってか、立ち上がりの作戦は黒番の福岡七段が成功していたかと思います。
とはいえ、中盤からの一力本因坊の戦いはさすがです。
結局はいつものサバキの碁となり、形勢は逆転。
そのまま一力本因坊の勝ちとなりました。

しかし、福岡七段もヨセで猛烈な追い上げを見せて、1目半まで迫りました。
すんなりと負けていないあたりは、次回の第三局も期待できそうです。
天王山となる第三局は6月3日に行われます。

 

  1・2図 渋い展開の立ち上がり

 

黒 福岡 航太朗 七段
白 一力 遼 本因坊

本因坊戦第二局・1図

本因坊戦第二局・1図

△、白38手目と一力本因坊が構えたところです。
黒も白もお互いに落ち着いた布石ですね。

最近見慣れた対決の一力遼本因坊VS芝野虎丸棋聖だったら、一力本因坊が黒番かなと思ってしまうような立ち上がりとなりました。

本因坊戦第二局・2図

本因坊戦第二局・2図

黒は中央で白模様を軽く消そうとしたことを発端に、白は左辺で反発して戦いが始まりました。
そこで出てきたのが▲、48手目のアキ三角です。

アキ三角は愚形の中の愚形。
よもやプロが打つなんて、と考えてしまうところですが…。

ところがどっこい、アマが打つアキ三角は9割方が悪手ですが、プロが打つアキ三角は9割方が好手です(笑)

続きは「 囲碁マガジン 」でご覧いただけます。
3図〜7図までの詳しい解説は囲碁マガジンにてご確認ください。

 

  各種ご案内

 

『囲碁マガジン』

永代囲碁塾では、囲碁の上達に役立つ考え方や講座、詰碁やコラムなどを配信しています。(無料会員登録でご覧いただけます)

『囲碁教室&出張レッスン』

永代囲碁塾では棋力向上に最も大事な「 基礎の考え方 」を中心に指導しています。
各種教室・個人出張レッスン実施中。

『オンラインレッスン』

全国どこからでも参加できるオンライン指導。
近くに囲碁教室がない方にもおすすめ!
ご希望のレッスン内容や日時をご相談ください。