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日: 2025年10月14日

 
平塚囲碁祭り イメージ
 
 

  ひらつか囲碁まつりって何?

 

神奈川県の平塚は、歴代の名棋士である木谷実プロの道場があった囲碁の聖地です。

木谷道場の出身棋士は、大竹英雄プロ、加藤正夫プロ、石田芳夫プロ、武宮正樹プロ、趙治勲プロ、小林光一プロなど、当時のトッププロのほとんどが木谷門下という勢いでした。

そして、大事なので何度も言いますが、囲碁の聖地です!

そんな平塚は昔から囲碁が盛んで、街をあげて囲碁イベントを開催しています。

その代表が「 湘南ひらつか囲碁まつり1,000面打ち大会 」です。

 

  1,000面打ちだけど、碁盤は500面?

 

私も何回か行ったことがありますが、屋外に碁盤が500面ずらっと並んでいるんです。

いやー、これは壮観ですよね。

長〜い商店街の端から端まで続いている感じです。

あれ?

でも、おかしいぞ。

平塚囲碁祭りは1,000面打ちなのに、碁盤が500面?

そうなんです。

実は指導碁は午前と午後の2回転に分かれていて、500面×2で1,000面打ちということなのです。

 

  500面打ちのメリット

 

実は500面打ちには、たくさんのメリットがあります。

 

① 1,000面同時は場所の確保が難しい

500面でも商店街の端から端まで使います。1,000面となると…投了です。

② 人員削減(経費)

棋士が1回で8人をお相手しますが、2回転なら16人のお相手ができます。

1回転で一気にやるのと比べると、人員が半分で済みます。

③ 参加者は午前と午後で2回打てる場合がある

1,000面打ちだからといって参加者が1,000人いないといけないわけではありません。

当日申し込み枠もあり、空いていたら同じ人が2回打つチャンスもあります。

④ サイドイベントの参加数が分散

平塚囲碁祭りはメインイベントが1,000面打ちですが、サイドイベントもかなり豪華です。

指導碁だけでも単純計算で60人強は必要なのに、さらにイベント要員の棋士までいます。

それぞれが指導碁をしていない時間で、分散して楽しむことができます。

そんな状態で一極集中にしてしまうと、混雑しすぎて入場制限レベルの事態が起きてしまいますね(笑)

 

  指導碁の様子

 
 
 

  サイドイベントの様子

 
 

  雨の日はどうするの?

 

さて、屋外に500面もあるので、商店街のアーケードで全て屋根があるわけでもありません。

雨が降ったらどうするのか??

最近は雨天中止と聞いていますが、昔は雨天時に近くの体育館を借りていて雨天決行だった時期もあります。

ただし、例年平塚囲碁祭りの時期は雨が降ることが少なく、体育館の出番はほとんどなかったようです。

保険で体育館開催というだけでも多大な準備が必要なので、雨天決行は廃止になったのではないかと予想します。

 

  本来の話まで届かず

 

本当は平塚囲碁祭りの思い出でも書こうと思ったのですが、イベントを説明しているうちに運営者目線の話ばかりになってしまいました。

いつも囲碁イベントをこのような視点ばかりで見ているので、癖のようになっています(笑)

思い出話はまた次回に書きたいと思います。

 

  平塚囲碁祭りの詳細

 

詳しい内容はこちらからどうぞ。

湘南ひらつか囲碁まつり(日本棋院サイト)←

 

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