昨日はアマ本因坊東京都予選の本戦がありました。
初日に二連勝すると、二日目へ進めます。
そして二日目で二連勝すると全国大会へ出場できます。
長男と親子で出場して、お父ちゃんが一回戦勝ってからの二回戦負け。
長男は一回戦負けとなりました。
私は一回戦の序盤は好調でしたが、中盤終わりからモタついて、ヨセでもモタつきます。
それでも終局すると、何とかリードが残っていて5目半勝ち。
辛勝という感じでした。
二回戦は序盤からあまりうまくいかず、それからもずーっと耐えて、食いついていきましたがチャンスを与えてもらえず…。
逆に最後はヨセで少し損したかもしれません。
3目半負けでした。
我慢して逆転のチャンスを狙い続けて、僅差のまま粘り強く打てていたと思います。
それでも勝てなかったのは相手が強かったですね。
調べてみると、一昨年のプロ試験では院生2位から試験で臨んで本戦4位。
去年のプロ試験は本戦で勝ち越したという成績で、めちゃくちゃ強いです。
無名だけど、知る人ぞ知る存在ですね。
私はこの大会で一番マークしていたのですが、すぐに当たっちゃいましたね。
そこらの全国優勝経験者より手強いです。
ただ、13年ぶりにガチ大会に出て、久しぶりの負けを味わいましたが、全く悔しくなかったのにはびっくりです。
初日に対局した感じを受けて、負けても悔しさはあまり感じないかなとは予想してましたが、まさかこんな日がくるとは…(笑)
全体的になかなか良い碁を打ったし、強い人達にも勝って好成績だったとはいえ、昔とは大違いです。
昔なら負けた日は、もうどうにもならない一日になってました。
どういう状態になるかは割愛しますが(笑)
大人になって丸くなったのかなと思います。
長男の相手は元院生で、洪道場の先輩です。
家に帰ってから、碁を見ましたが、これがまたひどい…。
内容は割愛しますが、これが少年少女の全国大会でなくて良かったねと思うほどです…。
最近は結果はともかく、まぁまぁ良い内容で打てていたのでびっくりしました。
久々に雷がドーンと落ちるレベルの内容でした。
お父ちゃんも大変ですよ…。
長男が院生に入ったら一緒に大会に出ることもなくなるので、本大会は記念参加でした。
もし、来年にでも院生に入ったら、お父ちゃんはガチの個人戦大会には、また参加しなくなるでしょう。
全国大会を目指すなら予選で三日間、全国大会で二日間と五日間も時間を取られます。
さらには今回は前日に特別な準備をすることもなかった(昔は前日から準備してた)とはいえ、各対局後から次の日まで頭の疲れに響きます。
これは社会人にはちょっと大変ですよ…。
今回の参加で、同年代は子どもがある程度大きくなるまで休むとか、今は単身赴任中だから出られてるけど、もうすぐ出られないとかそんな話ばかり出ています。
囲碁は時間がかかるゲームなので難しいですが、もう少し何とかならないかなぁとも思います。
ということで、長女が同じレベルに育つまで、また冬眠に入ります。
冬眠明けは5年後くらいでしょうか。
もしくはもっと早いか、もしくはその日がこないのかも…。
それまでは団体戦などの大会で、楽しみながら待つことにしましょう。
それではごきげんよう!
永代囲碁塾