前回の日記で、あわや天才ではないかという匂いを見せた次男。
まぁ、30秒くらいでその気持ちがなくなったのは書いたとおりです。
そして、今回もコウが大好きな次男をお見せしましょう。
例えばこの場面。
右上の隅はお互いに得をできることがなくて「ダメ」の扱いです。
それでも次男は…。
黒1と打ってきて「コウをやろうぜ!」と言わんばかりです。
石をたくさん取れるコウが大好きな次男です。
しかし…。
黒1には白2と受けていて、何もありません。白2は元々、いずれ手入れが必要な場所なので白は損をしていないのです。
むしろ、黒3と守らなくてはならずに、黒は1目も得をすることなく、後手になってしまうのです。あらまー。
無理にコウをしてもいいことはありませんよ。
長男に「次男は石がたくさん取れるから、コウが大好きなんだよ」と話したら
長男「反対に石をたくさん取られるから一緒じゃん」と、まともなことを言ってきました。
次男にとってみたら何個取られるかなんて関係ないんです。
碁笥の蓋が相手の石でいっぱいになればそれでいいんです(笑)
最近は次男と1日一局は打つようにしています。
対局していると、序盤のうちから半コウが現れました。
試しに半コウをアタリしてみると、次男は何やら考え始めました。
今まではアタリには何でも受けるし、何でもアタリをするくらいに、石取りに固執している次男です。
そんな次男が悩んでいる‥。
まさか手を抜くのか‥?
半コウの価値の低さを理解できているのか??
まさかそんなはずは‥。
そして、選んだのは手抜き‥。
この歳で!
この棋力で!!(14級)
半コウの価値の低さを理解したのか!!!
この子は天才に違いない!!!!
そう思って、半コウを取ってみました。
きっと、また別のところに打つはずだ。
半コウは小さいもんね。
うん?
変なところをアタリしてきたぞ‥。
まさか‥。
そうです、そのまさかです。
こんな序盤から半コウを争ってきたのです(笑)
手を抜いたのは、半コウ争いをやりたかっただけやないかーい!
そうね、コウはたくさん石が取れるもんね。
まだまだ次男は、天才にはほど遠いようでした。
同門のお二人が自宅に遊びにきてくれました。
昔は定期的に集まっていましたが、コロナがきてからは頻度も少なめに…。
今回も久しぶりの集まりとなりました。
長男が首藤プロに五子で挑戦!
何と数目、残せたようです。(目数忘れました)
首藤プロはマイペースな棋風なので、した手には打ちやすいということはありますね。
次は白石勇一プロに五子で挑戦!
こちらは粉砕されていたようです(笑)
白石プロは力碁なので、した手にとっては打ちづらいでしょう。(普通の指導碁ではそんなことはありません)
お二人には鍛えていただきました!
実はその後は次男も。もちろん、二連勝させていただきました(笑)
ありがとうございました!!