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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・

月: 2021年7月

※1ヶ月前の記事ですが、更新したつもりでされてなかったのでとりあえず載せます(笑)

紹平の紹介は前編の日記をごらんください。

弟子VS長男(前編)

手合い割は長男の六子局。

最近は七子でもお父ちゃんに勝てない長男ですが、勝負になるでしょうか。

結果は…。

長男が圧勝してました(笑)

紹平はそこまで指導碁の数はこなしていません。

横からチラチラとみていると、正直な手ばかりを打つ紹平。

さすがに六子でそこまで正直に打っては勝てません。

お父ちゃんはもっとひどいことをしていますよ…(笑)

あとは、長男が身内以外と対局をするということでいくらかしっかりと打っていたように思えます。

普段の対局は身内ばかりなので甘えているんですよね。

逆に土日の洪道場などは、甘えるところがないので、刺激をもらえる良い勉強場所になっています。

自宅でしっかり勉強というのは、まだまだ難しい年齢ですね。

紹平、来てくれてありがとう!

先日、弟子の山根紹平が家に来て、長男と対局してくれました。

現在は社会人をやっています。

まずは紹介がてらに思い出話でも。

紹平は元院生でAクラスに上がったこともある実力者です。

中学生二年生くらいで碁会所のアマ五段くらいしかない時に、横浜でやっていた子供教室にやってきました。

「院生になって、プロを目指したい」と。

地元の碁会所では「やめたほうがいい」などと言われたようですが、お母さんが「一度見てほしい」と連れてきました。

勿論、最初は「年齢も高いし、プロを目指すのは辞めたほうがいい」と思ったのですが、話を聞いて一局打つと面白いことがありました。

まずは素直な碁を打っていたので、当時一緒に講師をしていた石原(永代門下)と「プロは分からないけど、とりあえず強くなりそう」と2人の意見は一致。

そして、囲碁歴が浅いことも高ポイント。

現在の年齢で、その棋力だったのは単純に囲碁を始めるのが遅かっただけのようです。

さらに「普段はどういう勉強方法してるの?」と聞くと「囲碁将棋チャンネルを観て勉強しています」と返ってきました。

囲碁将棋チャンネルは一般のアマチュア向けで、院生になるような子供とは少し違うテイストなのです。

この現状でここまで強くなったなら、まだまだ伸びると思いました。

そこでお母さんに「面白そうだからやらせてみませんか?永代が推薦者になります」と提案しました。

そして、結果は予想どおりにグングンと伸びてAクラスにいくまでになりました。当時のAクラスは(今も)、自分の頃よりレベルが高くて入るだけでも大変です。

院生を卒業したあとは、アマ名人で神奈川県代表として全国大会にも出場していますし、なかなかのものでしょう。

もっと覚えるのが早かったらプロにもなれていたかもしれない逸材でした。

永代の選球眼もなかなかのものでしょう!?

まあ、プロではなくても本気でプロ修行をしたことがある指導者なら、これくらいのことは簡単に分かりますけどね(笑)

つづく

前回は六子で長男が二連勝したことを書きました。

そして、今回はかくかくしかじかで七子で打ってみました。

六子で二連勝もしている長男は負けるはずがないと考えていたのでしょう。

油断している雰囲気が感じられます。

そんな感じなので、序盤からミスが続き、あっという間に差が詰まっていきました。

そこからようやく気を引き締め始めたのか、なかなかの内容で戦ってきました。

しかし、序盤でかなりの差を詰められると、ヨセで逆転されるのが置き碁あるあるです。

結果は白の5目勝ち。

長男は最初から気を引き締めて打っていたら、楽に勝てると思うんですけどね。

これが勝負の怖いところです。

いや、お父ちゃんの怖いところです(笑)

「六子局ではまだ負けないよ。」

お父ちゃんは自信満々に打ち始めました。

最初はお父ちゃんの勝ち。

「こんなに守ってばかりだったら勝てるわけないよ」

検討できつく言われても長男はそんなに気にしません。

このマイペースぶりはなかなかのものです。

意外と大物なのか?(笑)

続けての2局目は攻めないといけないと思ったのか、少しは攻めてきました。

元々、六子局なので黒が攻めに回ったら勝てるわけがありません。

「まぁ、こんなこともあるよ。」

黒が勝ちました…。

そして、もう一局。

ヨセに入る前は黒の10目ほどリード。

でも、ヨセで10目ひっくり返すなんて置き碁の定番だ!

うりゃ!うりゃ!

最後の一手で1目得したぞ!(置き碁あるある)

どうだ!

「黒64目」対 「白63目」

…。

………。

………………。

白が負けてるじゃないかー!!

参りました。

そろそろ五子なの?

早い。

週末に洪道場に通っている長男が「同級生と打って負けた」と言っていました。

お父ちゃんが「◯◯くんじゃないの?先週いたよね?」と聞くと、長男は「違う子だ」と言うのです。

長男はマイペースなので、他人の名前を簡単には覚えてくれません(笑)

たまらず師範の先生に聞いたら「大阪から来てる〇〇くんです」と返ってきたので「あ!その子は〇〇さんの息子くんだ!」と気付きました。

その◯◯さんはお父ちゃんがプロ試験を受けていた時に、本戦でよく対局していました。

その後もお互いインストラクターをやっていて、全国大会でもよく会ってました。

さらには長男が年少のころには息子くんと一緒に渡辺和代キッズカップに出場していたことも思い出しました。

パッションに出ていた同級生2人にプラスしてまたまた強力なライバルが出現しましたね。

それも関西方面から(笑)

ライバルは多いほうが、切磋琢磨してそれぞれが強くなっていくのは間違いありません。

とりあえず同級生4人組は要チェックですね。

これからも大会に出ていけば、ライバルは出現していくことでしょう。

将来の囲碁界で「◯◯四天王」などと呼ばれる日がくるかもしれません。

楽しみですね〜!!