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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・

日: 2021年5月31日

日本棋院で少年少女囲碁大会の東京都大会がありました。

本大会は案内に「三段以上推奨」と書いてあったので、かなりレベルが高いんだろうなぁと考えてました。

長男を出場させても全敗しそう…。

自信をなくすだけだろうなと考えてました。

なので、普通に洪道場へ通わせようと思ったら…。

先生が「道場生がたくさん出場している」と教えてくれました。

気を遣ってくれて「勉強に来ても大丈夫ですよ」と言ってくれましたが大多数の同年代がいないのもなぁ…ということでお休みも検討しましたが、長男が「出たい」というので行ってきました。

会場に到着すると代表選抜戦(枠抜けすると全国大会)ということもあり、いつものザワザワした雰囲気ではなく、落ち着いている空気感でした。

段々と院生時代の懐かしい勝負の場に近くなってるなぁと感じます。

長男も勝負の世界に少しずつ近付いてきていることを実感してきますね。

でも、道場生もたくさんいて声も掛けてもらったりと一安心。

対局が始まりました。

ドキドキの初戦は…。

私がパッションで対局したことのある女の子です。

明らかに格上なので、まぁ初戦からくじ運が悪いなーとか思ってたら、何と一発が入って勝ってしまいました…。

長男はすぐに石を取りに行くので、成功すると勝っちゃうこともあるのです。

出場すら辞めて0回戦で敗退という空気から、奇跡的に1回戦は勝ってしまいました。

もう、今日はこれだけで満足です。

長男に「あの女の子は強いんだよ」と伝えても、まぁよく分かってない様子。

多分、周りを気にしない性格が良かったのでしょう。

ノビノビと打ててました。

2回戦はしっかりとやられてる感じで敗退。

3回戦はなぜか相手が二連勝の子と組み合わせされました。

それだけではなく、道場生の先輩でもうすぐ院生になろうかというレベル。

普段の手合いは六子だそうです。

終わったー、100目負けても不思議ではないと思ってましたが、結果は白番でたったの19目半負け。

これはヤバい。

この相手にこの差なら大善戦です。

もう勝ったも同然です。

そんなこんなで心配だった、初の代表選抜戦は無事に一勝できました。

これは夕食はご馳走するしかありません。

何となくですが、将来的にも期待できるものが持ててきました。

普段の私との対局では、七子でほぼ勝ちの状況まで持っていけても、最後には逆転されます。

弱いなーとか、勝負弱いなぁとか思ってましたが、同年代の子と打ってた今日はなかなかしっかりと打ててました。

これは、ただお父ちゃんが強すぎただけか!?

ということにしておきます(笑)

ぼちぼちと強くなってきているので、意識が変わればびゅーんと伸びる土台はできつつあります。

あとは本人次第ではありますが、何とか頑張ってもらいたいものです。