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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・

日: 2021年3月31日

トビカケ定石後の三々は難しい

今回は詰碁がとても絡んでくるので、どうしても難しくなってしまいます。

全てを解説するのは大変なので、ざーと変化図を並べるだけにします。

流し読みするだけでも十分かと思われますので、お気軽にどうぞー。

こういうのを見ると、一題につき解説図が10ページずつあるような詰碁集があるといいですよね!

問題数より中身で勝負みたいな!

時間が空いたら試しに作ってみようかな。

問題数100問、ページ数1,000ページ!(笑)

トビカケ定石後の三々は結構生きる

白1の三々で中々死にません。

白11が無難で、白は次に12と13を見合いにしっかりと生きます。

トビカケ定石後の三々(2)

読みに自信がある人は白11で欲張りましょう。

白7の捨て石のおかげで生きています。

トビカケ定石後の三々(3)

(2)で捨て石のおかげとありましたが、本図のように捨て石をしないと…。

黒14で部分的には死んでいます。

ただ、この局面では白Aがあるのでまだ何とかなりそうですが…。

トビカケ定石後の三々(4)

実はこんな手もあります。

これをマスターしたのであれば、一番地がお得なのでお勧めです。

トビカケ定石後の三々(5)

黒2のオサエもやっておきます。

白11までが相場の生きです。

トビカケ定石後の三々(6)

黒4からの変化も必須ですね。

白11までが相場の生きです。

トビカケ定石後の三々(7)

黒10で殺しにくることも考えられます。

そのときは白23まで。

難解ですね…。

詰碁が絡むとどうしてもこうなりますね…。

頑張ってください!

トビカケ定石後の流れ

黒45〜49では隅に三々が残っていることが分かりました。

この手の意味は黒地を増やしたわけではなくて、上辺の黒と右上の黒を連絡させたことに意味があります。

そういう意味があるというのを分かったうえで打たないと、三々に入られて「あれ…?」ということになりますのでご注意を〜。

これでトビカケ定石シリーズはおしまい。