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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・

日: 2021年3月18日

前回の日記はこちら↓

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ハサミ定石後の狙いpart2

白27ときたところで黒番です。

黒はAのハネか、Bのサガリか。

落ち着いたサガリ

前回の日記では黒Aのハネを中心に説明しました。

今回は黒Bのサガリを中心に説明します。

黒1(A)のサガリは、一見は利かされただけのようですが、実はそうではありません。

例えば、白が利かしたと見て、白3などと手を抜いたとしましょう。

そうすると黒5の反撃がなかなかに厳しいのです。

成功するかどうかは、もちろん周りの状況しだいにはなります。

しかし、白に欠陥が残っているというのは良い狙いですよね。

この局面なら黒9と切るのは、かなり「あり」だと思いますね!

後手の先

黒1のサガリには白2としっかり構えるのも立派です。

ただ、それには黒も3と手を抜くことができます。

黒1と守って、ただ後手を引いたかのように見えましたが、先手を取れてしまいました。

このようにしっかりと構えることによって、先手になるパターンはとても多いものです。

これを「後手の先」と表現したりもします。

何だか格好いい響きですね。

まとめ

黒(A)は先手のように見えますが、厳しいオキを狙われていて味が悪いものです。

イメージ的には黒Bの反対で「先の後手」(?)と言うのかな?(笑)

自分的には黒Bのサガリのほうが好みです。

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