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ゆったりと品のある空間で囲碁を楽しむ・・・

日: 2021年2月5日

八子・第3〜4局

八子局を2連敗した長男は、卒業したはずの九子に強制送還されました。

それでも最初は連敗したものの、すぐに連勝し返してきたので、お父さんはやっぱり九子はやめました。

だって、しんどいんだもの(笑)

ということで八子が復活です。

復活直後は長男の負け。

人生の厳しさを教えているしだいでございます。

ただ、さらに人生の厳しさを教えてあげようと迎えた第4局目。

ずーと白がうまくやっているように見えて、なかなか逆転までにはいきません。

終盤のほうで、長男は「この碁は勝ってる気がする」と生意気にも母親に言っていたのですが「それを言うと、父さんは本気で勝ちにくるから、言うのはやめたほうがいい」とのコメント。

そりゃそうだ。

そんなことを言われて燃えないわけにはいかない。

たった5目くらいの差だから逆転してやる!

しかし、そうなったのは終局まで残り20手ほど。

「この手数でどうやって逆転すんねん!?」

と一人ボケ突っ込みをしそうになりました。

しかし、黒のミスに助けられて、結局は盤面でジゴになりました。

ふー、危ない、危ない。

面白い手(白番)

対局中に出てきた場面です。

白番で面白い展開になります。

解答

白1が好手です。

黒はすぐに取り返すとウッテガエシになるので、黒2。

さらに白3が先手で利くのがミソです。

白5で隅の黒がきれいに取れました。

再問題・黒番(変化図)

前の図の白5を手抜いたらどうするか。

これが変化図の問題です。

黒番ですが、詰碁によく出てくる形です。

『正解』

部分的には黒1が眼形の急所です。

黒5までほぼ二眼があります。

しかし、この形は白△があるため、続けて白Aとホウリ込めばコウにはなります。

ただ、白もコウに負けると右辺の白が全滅するので、あまり現実的な問題にはならなそうです。

『失敗』

部分的には黒1では失敗です。

白2が「敵の急所は我が急所」の格言どおりの好手。

白6として、次に白からAとBを見合いにして黒死にです。

黒から打って死んではいけませんね。

ただ、この局面では部分的に死んだとしても、全体の攻め合いの可能性もあります。

あくまで部分的な問題として参考にしていただければと思います。

9路・第38〜39局
お父さんと対局するたびに勝利する次男。

お父さんの石が取られるたびに「あー!取られた!まいった!!」などとオーバーリアクションをしてあげると、次男はさらに喜びます。

こんなことをしてるものだから、調子に乗って、打ちながら「まいったかー!」と言ってくる始末です(笑)

そして、お父さんの大石を取ると「全滅だね」とドヤ顔で言ってきます。

いやいや、白は隅のほうに小さく生きてる石があるんだけどね。

多分、「全滅」の意味がよく分かっていません(笑)

まぁ、そんなこんなをしながら何やら囲碁を打つのは楽しそうです。

しかしね、長男の今の姿が3年後のキミなのだよ…。

ふふふ、覚悟しておきなさい(笑)

そのうち人生の厳しさを教えてあげましょう。